■ ある医者・医事ジャーナリストから「私の健康法」という話を聴き、印象に残っていたことがある。
『 … 病気の因子はあるが発症していない状態を昔の人は「未病」といった。
その発症しない状態を保つための努力を日々重ねた結果、かえって穏やかに健康に暮らせている状態を「一病息災」ともいう。
私の一病息災は、食べ物と適度な運動、それに睡眠だ。…』
また、田中宏暁さん(福岡大学スポーツ科学部教授、身体活動研究所所長)から、「スロージョギングは万能薬」、「一に運動、二に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」と、講習会で直接伺ったことがある。
今夜また、NHKEテレ「今日の健康」で、
「認知症を防ぐ運動、食事など」について最新情報を教えてもらった。
血管性認知症、アルツハイマーは、20年ぐらいの悪しき生活習慣(喫煙、高血圧、糖尿病など)が重なって発症する。
適切な運動、食事、睡眠をすることによって、リスクは50%は軽減できる。
というものでした。
その内容は、
運動: ただ歩くのでなく、息がはずむ程度の歩きを30~40分/1日、3~4回/週 行う。
速歩やスロージョギング、ゆっくりスイムが適している
脳の海馬や前頭葉の機能の衰えが防げる
食事: 写真のような乳製品+和食がよい。
牛乳は約150ml/1日、またはヨーグルトなど +バランスのとれた和食
睡眠:睡眠不足の生活を送るとアルツハイマーの原因になるアミロイドβが脳内に増える。
適切な睡眠を習慣づけること
若いころからの不適切な生活習慣が続いて、認知症が発症する
80歳ぐらいになると4人に1人が、認知症になっている。
心したい!!
というものでした。
ということで、改めて現状の生活習慣を見直した次第です。