■ 昨日の2つに次ぎ、新聞切り抜きの整理中に目にとまった3つめの記事です。
1997年3月8日、記事のタイトルは「安易な運動」、
14年前のものですが、内容は今も参考になる。
以下は、それから抜粋したものです。
『 健康志向を反映して、熱心に運動したり食事に気をつかう高齢者が増えている。しかし安全な方法を選ばないと、かえって体を壊しかねない…
<注意点>
① 自分の体を過信せず、運動許容量を知ること。特に転倒経験のある高齢者は要注意
② 加齢は体力とともに神経機能も低下させる。視力や聴力が衰え、とっさの動作がとれなくなる。体のバランスがちょっと崩れると、立て直しができずに転びやすい
<多く見られるのは>
③ 大腿骨頚部骨折
骨折の中でも股関節部が折れる頚部骨折が最もたちが悪い。
骨のもろくなった高齢者が日常生活の中で転倒した時に起こしやすい。
足腰の痛みが強く、行動が不自由になるが、安静にしているだけでは治らない。
このため寝たきりになったり、老人性痴ほう、肺炎などを引き起こす。
④変形性関節症(ひざや腰)
関節部分の衝撃を和らげる軟骨がすり減るもの。
運動のし過ぎによる関節の酷使から日常活動が障害されるケースも増えている。
とくに寒い季節の急な運動は禁物。
<対策>
(1) 自分のペースを守ること
競争心があおられ、オーバートレーニングになってしまう
① 柔軟体操やストレッチなど関節を動かす
② 筋力をアップする
③ うまさ、器用さを養う
(2) 高齢者に必要なのは、関節を動かし、関節の周りの筋肉を保つ運動
足腰を使った歩行筋力の維持を目的にした運動がふさわしい
・その点、ウォーキングがベスト、突然死の恐れが少ない唯一の運動で誰でも手軽にでき、長続きする
<ウォーキングの方法>
平坦で車の往来が少ない道、木々や草花など四季の変化が観察できる500~1km程度のコースが手ごろ。
余力があれば周回してもよい。
暑さ寒さの時は避け、夕夜間の足元が見えない時、寒い早朝を避け、悪天候の日は決してやらない。
防寒に努め、ウォーキングする前は準備体操、終了時には深呼吸などして、クーリングダウン(整理体操)を欠かさない。
・筋力は、ジムやマシンを使わなくとも、つま先立ちなど自分の体重など利用した短時間の運動で充分
<筋・関節部の障害から見た主なスポーツ>
○ 障害を起こしやすい ○ 障害を起こしにくい
① ジョギング、ランニング ウォーキング、ハイキング
(※追加:スロージョギングは、OK)
② なわとび、エアロビクス サイクリング、自転車こぎ(エルゴメーター)
③ ホッピング、ジャンピング 水泳、ボートこぎ、クロスカントリースキー 』
以上を見ると、
私の場合は、スロージョギング&速歩、スロースイミングがよさそうだ!!
運動をやり過ぎず、距離も体調に合わせほどほどに!
また、リラックスしながら、安全で効果的なフォーム(姿勢)を保持すること!
新習志野プール 2k
当月 R=154k S=9.9k 年間累計 R=849k S=37.8k