スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~

2011年05月17日 | 健康のしおり

■ タイトルの番組を見逃してしまいましたが、

番組の要点をまとめたブログ が見つかり、確認することができました。

番組案内:
『福島原発事故は、周辺地域に未曾有(みぞう)の放射能災害を引き起こした。時間経過とともに拡大する避難エリア。住民たちが自分たちの村や町に、いつになったら帰れるのか、その展望は全く見えない。いま住民たちが求めているのは、被曝(ひばく)による人体影響と、今後の土壌汚染への対策を、客観的かつ冷静に考えてゆくための基礎となるデータ・放射能汚染地図である。

ETV特集では1954年のビキニ事件以来、放射線観測の第一線に立ち続けてきた元理化学研究所の岡野眞治博士の全面的な協力のもと、元放射線医学研究所の研究官・木村真三博士、京都大学、広島大学、長崎大学の放射線観測、放射線医学を専門とする科学者達のネットワークと連係し、震災の3日後から放射能の測定を始め汚染地図を作成してきた。観測チームは、周辺地域の土壌、植物、空気中の粒子を採取し放射線量を計測する一方、岡野博士が開発した計測機を自動車に搭載して、福島県内の道路2000キロを走破した。この計測器はビデオで撮った現場映像とともにGPS情報、放射線量、放射性核種のスペクトルを、同時記録してゆくことができる世界唯一の機器であり、チェルノブイリ事故での計測により国際的な評価を得ている。

一方、文部科学省や福島県、IAEA、アメリカエネルギー省も、独自に汚染の計測を進めており、その結果が公表され始めている。これらのデータと、独自収集データをつきあわせることで、原発周辺地域のきめ細かい土壌汚染のマッピングが可能になる。

番組は、放射能汚染地図を作成してゆくプロセスを追いながら、原発災害から避難する人々、故郷に残る人々、それぞれの混乱と苦悩をみつめた2か月の記録である。』(http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0515.html より)

 

国策の名のもとに進められ、不都合なことは耳をふさがれたまま、

多くの国民は無知だったり、無関心だったり、

導入から40年余りの時を経て、

気がついた時はとんでもない事故の時!

命と暮らし をずたずたにする危険が潜んでいた!

衝撃的な番組でしたが、

一人ひとりが見るべき、貴重な記録番組ですね!!

真実を知る必要があります。

 

岡野眞治さん(84歳)、木村真三さん(43歳)、他科学者個人のネットワークが、

はやい時点から、自発的に汚染地図を作成するために行動されていた。

頭が下がります。

このような人たちがいることを知っただけでも救われます。 

参考: ○ 2011.5.13 制御不能なリスク(ドイツの社会学者ウルリッヒ・ベック氏取材記事

         ○  2011.5.18 のニュース:ドイツ環境相 旧原発7基廃止示唆
『ドイツのレトゲン環境相は、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、一時停止させている旧型の原発7基について、航空機が衝突した場合の安全性が不十分だとの認識を示し、廃止すべきだという考えを示唆しました。

メルケル政権は、福島第一原発の事故を受けて環境省の諮問委員会にドイツにある17基の原発の安全性について再点検するよう指示しており、17日、委員会の報告書がレトゲン環境相に提出されました。諮問委員会は安全性の再点検にあたって、これまでの洪水や地震の発生に加え、新たに航空機が衝突した場合や電源をすべて喪失した場合も想定したということです。その結果、17基の原発のうち、3月から一時停止されている旧型の原発7基については、航空機が衝突した場合の安全性が、いずれも3段階の安全性評価で最も低いレベルか、そのレベルにも達していないと指摘しています。これについてレトゲン環境相は「この危険性に目をつぶることはできない」と述べ、旧型の7基については廃止すべきだという考えを示唆しました。

     ○ 2011.5.17 事態の把握ができないのなら、なお深刻  

新習志野プール  2.0k
       当月 R=120k S=5.8k  年間累計  R=801k S=34.5k 

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