
最近本業が忙しくなかなかエンジンが作れないんだけど、
ほんの少しでも空いた時間があれば作業するようにしている。
今日は前にブローしたGPX125cc4バルブの修理で、
前に腰下は全バラして洗浄してから組んであったからその続きなんだが、
1時間近く使って進んだのはカムチェーン関係とシリンダーだけ。
私は仕事が遅いから仕方がないのだ。
ただシリンダーはオイル通路を拡大したり面研したり、
ピストンは角を磨いたりリングも軽く慣らしたりと、
必要な作業だから手は抜けないもんねぇ。
ただ組むだけなら半分以下の時間で済むわ。
今回ローラー類は全てHISPECさんのベアリング入りガイドローラーにして、
モダンワークスさんの強化テンショナーアームにテンショナーキャップを使用し、
カムチェーンはカブ90用の84リンク強化チェーンを使う。
と言うかカムチェーン関係は部品がほぼ全滅だから、
せっかくなら強化品を使いたくなるなが人情で、
でも普通の修理ならテンショナーキャップ以外はノーマルで大丈夫。
もっと欲を言えばテンショナー関係は6Vのセミオートにしたいんだけど、
部品代はそこそこするしメンテナンスフリーではなくなるから、
セミオートを必ずもお奨めはしていないし、
まぁでも4バルブや143ccにするくらいの方ならセミオートを使えるくらいが良いかもしれないねぇ。
ちなみにセミオートにしたからってチェーンが伸びれば交換しなきゃだし、
バルタイだって少しずつずれていくから欲を言えば調整したい。
だけどこれを全ての方に押し付けられないから、
ある程度は仕方ない部分もあるのがジレンマだ。
個人的にアドバイスするなら、
普通のオートテンショナーの場合ならオイル交換をしっかり行ってもらいたいくらいで、
セミオートの場合はオイル交換毎にエンジン横のテンショナー調整ボルトを緩めてから、
また締めてナットで固定してもらいたい。
自分のエンジンはオイル交換毎に必ず調整してるけど、
ボルトを緩めた瞬間にテンショナーが上がる感じがするから、
カムチェーンって伸びてるんだなぁと思う。
そんな訳でまたもや明日は本業が多忙で、
日曜日にツーリングに行きたかったが悩むくらいだけど、
私はツーリング以外はホントに趣味が無いから勘弁してもらいたいなぁ。