
今日はまたまた暇だったから、依頼されていた125cc1次側遠心クラッチエンジンをほぼ完成させた。
前にヘッドや芯出しなどを行なっておいたから4時間くらいで作れたけど、
それが無かったらまだ完成はしていないが、
昔よりは早く作れるようになったもんだ。
このクラッチカバーのかたちだと1次側マニュアルクラッチエンジンと勘違いする人が凄く多いんだけど、
カバー前方にあるはずのレリーズレバーが無いから遠心クラッチだと分かるし、
クラッチの調整は2本のボルトを外してカバーを取ると中に調整機構がある仕組みで、
実はクラッチカバーを丸々カブの純正に交換する事も可能。
ただ、こっちのカバーの方がオイルが沢山入るから、
オイル交換時期が少し長くなるかな。
ちなみにクラッチの遊び調整はカブと全く同じ。
だから使い方で迷う事は無いと思うな。
よくカブに搭載する中華エンジンで何がお薦めかよく聞かれるんだけど、
私の場合はこのエンジンを強くお薦めしている。
排気量は125ccもあるしハイカムがポンと入るし、
そしてこれ以上いじりようがないからで、
中華110ccをベースにするとキリが無いし大金かかるから、
このエンジンはこれでストップだし充分なパワーもあるからねぇ。
しかもベースが新品で26000円くらいしかしないから、
この値段で125cc1次側遠心クラッチが買えてカブにポン付けはかなり良いエンジンだと思う。

このエンジンはセル付きなんだけど、このセルの機構がやたら重いから、
セルやジェネレーターを全て外してカブやモンキーの12Vジェネレーターき交換する事も出来る。
おまけにステーターコイルはカブの6極タイプと同じだから、
ステーターベースとローターとジェネレーターカバーがあれば、
左側はカブと同じにする事も可能。
セル付きだとエンジンが重くなるしローターにワンウェイクラッチが付いてて重かったりと、
セルを使わないなら取っててしまった方が良いかな。
もしセルを取ったら軽量アウターローターも使えるし、
キック始動するならお問い合わせいただければ外して納品も可能。
当然外さなくてもそのまま使えるし、
ステーターコイルは上質だから生かす事もアリだ。
このエンジンのオーバーホールかなり人気があり、
安くカブに載せたい方からよくご依頼をいただくから、
このエンジンと同じようにコンプリートとして製作しても良いかなぁ。
フルオーバーホールにハイカムとメタルガスケットを入れて、
あとジェネレーター関係はこちらでどうにでも出来るし、
お客様ベース本人で用意してもらって装着してもらう事も出来るし。
何年か前は遠心クラッチだとハイカム交換すら出来ない110ccしか無かったけど、
このエンジンなら内容に比べれば安いし安定供給出来るし、
遠心クラッチのエンジンを積みたいならこれがオススメ。
ただベースがあればSPD100改123ccなんかも高額になるけど作れない事はないから気になった方は、
msworksjapan@yahoo.co.jp
ここまで無料見積もりをどうぞ♪
他にも中華エンジンの事ならなんでもOK。
返信は遅くなるかもしれないけど頑張りますよ。