中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「素足」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。
今は廃れてめったに街路では目にしないが、下駄が好きでたまらない。
おじさんは昔から靴下が苦手で、できれば履きたくない、というよりは素足が好きなのだ。
ただ、靴を履くためには靴下が必需品だ。
ということで靴も履かなくなった。
1年のうち5月から10月までの半年間は、革のサンダルで通している。
本当はサンダルではなく下駄で生活したい。
しかし、舗装された道で下駄は滑って危険だ。
カタカタ鳴る音も都市生活では迷惑かもしれない。
で、事務所の中でサンダルを下駄に履き替えて過ごしている。
ある日、郵便を出しに下駄で歩いていたら、外国人に英語で話しかけられた。
何とか聞き分けられたのは、「おまえが履いているもの(下駄)はどこで売っているのか」だった。
英語で説明することはおじさんにはできない。
「ソーリー、アイドントノー」と応じてそそくさと逃げ帰った。
下駄やサンダルが好きといっても、仕事上の会合などに履いていく勇気はない。
何だか無礼のような気がしてしまう。
しかし、和服なら下駄や草履も許される。と思ったら、和服でも正式には足袋(これも苦手)がつきものだった。
以上です。
私も靴下は苦手ですので、冬でも家では素足でいます。
素足の方が気持ちいいです。
昔 高校生の頃 家では素足で高下駄を履いて銭湯に行ってました。
高下駄ですと背が高くなり、何か偉くなったような気がしました。笑い
ただ舗装された道を歩くと、カタカタ音がしますので近所迷惑だったかも知れないですね。
旅情 (1955) ヴェニスの夏の日 - ジェリー・ヴェイル