中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「寿命とストック」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。
母親が介護施設に入っている知人の話。
ある日、ティシュペーパーがなくなったから買ってきて、と母親に頼まれた。
その時「5箱セットになっているのはダメ」と言われたという。
なぜと聞いたらこう答えた。
「もう私は近いうちに死んじゃうから、とても使い切れないと思うの。だから1箱のバラ売りで十分」
知人は、はいはいと承知したが、面倒だから5箱セットを買っていった。
それから2年が経過した。
めでたいことに母親は健在で、ティッシュも5箱セットで買い続けている。
近ごろ、おじさんも同じようなことを思案した。
愛用の安全カミソリがセールで安売りされていた。
1パックに8個のカミソリが入っているものが5パックで通常の2割引の値段だ。
全部で40個、約40ヶ月分だ。
知人の老母ではないが、「ワシはこれを使い切ることができるだろうか」と考えてしまった。
人生何事があるやも計り難い。
だからといって、ストックがなければ困る。
お金も最低限でいいから蓄えがないと不安だ。
明日死んじゃうかもしれないけど、何十年も生き続けるかもしれないのだ。
一寸先は闇か光か、誰も分からない。
以上です。
最近 電気カミソリの洗浄剤を6個買いました。
いつもは3個1パックを買いますが、6個1パックの方が少し安かったので「どうせ使うからいいわ」と思い買いました。
死ぬなんて考えていません。
1個の洗浄剤でひと月保ちます。
6個ということは6ヶ月ですね。
明日の命は分かりませんが、生きていると思って買います。
6ヶ月以内に死んでしまったら、使い切れなかった分は無駄になりますが仕方ないと思います。
>人生何事があるやも計り難い。
だからといって、ストックがなければ困る。
お金も最低限でいいから蓄えがないと不安だ。
お金も最低限ないと困りますよね。
先日も急に洗濯機の具合が悪くなりました。
いつ壊れるか分かったものではないので、慌てて大手電気店で買いました。
10万円ぐらい要りました。
少しは現金がないと、急にお金が必要になったら困りますよね。
イムジン河 ザ・フォーク・クルセダーズ 2002