中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「発展の行方」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。
人間という存在は、利口で素晴らしいというべきか、究極のアホウというべきか、おじさんには近ごろ分からなくなってしまった。
戦後、おじさんが生まれた時代は、お米はまだカマドで炊いていた。
弥生時代から続く方式だろう。
それが電気釜と化すのを嚆矢(こうし)として、洗濯機や冷蔵庫など生活道具の大半が電化製品となった。
冷暖房器具も出そろい、生活が軽快となった。
ここまで20年もかからなかった。
あとは一瀉千里(いっしゃせんり)、ワープロに始まり、ファクス、携帯電話など通信機器が世界中に広がり、現在ではパソコンとスマホが人々の必需品となった。
ここまで50年も要しなかったろう。
人類の「発展」はまさしく”革命的”だった。
そして、人の英知は想像を超えた「便利さ」を生んだ。
しかし引き換えに地球を滅茶苦茶にしてしまった。
温暖化は人類が招いた最悪の厄災だ。
また、人工知能(AI)の便利さは、真偽も不確かな情報が飛び交う結果を生み出し、世の中が殺伐としてきた。
核爆弾と同様、人類は己を滅ぼすかもしれないものを作りだし続けている。
人間は利口なのかアホウなのか、「生成AI」に正解を答えられるのだろうか。
以上です。
「生成AI」を使った事がないですが、人間は賢くてアホウという答えを出すのでは?
パソコン、スマホなどを生み出したのは賢い頭脳のおかげですし、いまだに世界のどこかで戦争をしているのはアホウのやる事ですし。苦笑
人間は過去から学ばない動物のような気がします。
このままいけば、人類は滅びてしまうのでは?
あの素晴らしい愛をもう一度