団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「ウチの”女の子”に持たせるから・・・・」という言い方が、今の時代になっても駆逐されていない。

2020-04-20 04:36:10 | 日記
 中日新聞のサンデー版「おじさん図鑑」に「『子』考」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。




 「ウチの”女の子”に持たせるから・・・・」という言い方が
今の時代になっても駆逐されていない。

 どう考えてもこれは女性差別でしょう。
言われた女性は、「私がその”女の子”なんですか」ときちんとねじ込むか抗議すべきだと思う。

 例えば逆の場合を想定してみよう。
女性の上司が男性の部下を”男の子”よばわりするかどうか。

 XX君あるいは名前の呼び捨てはあり得るが、
「ウチの”男の子”に持たせるから」とは言わないだろう。

 おじさんの知り合いで、昔から開放的でリベラルな男だと思っていたのに、
前記のセリフをおじさんに平然と言い放ったので驚いたことがある。

 ニッポンの中高年のオトコどもは、どれほど己が偉いと思っているのか。
「エラい」のは年寄った体だけで十分だ。

 また、相撲や野球、その他のスポーツ関係の指導者は、
弟子や選手をどうして「あの子」よばわりするのだろうか。

 年齢的にも社会的にも立派な大人をつかまえて「あの子」というのは
自分を大きく見せようとするためか。
「子」の枠に押しとどめたいがゆえか。

 いずれにしても、ニッポンの中高年のオトコどもには度しがたい一面があるのは間違いない。


 以上です。



>「ウチの”女の子”に持たせるから・・・・」という言い方が
今の時代になっても駆逐されていない。

 私も現役時代言ったような気が。(苦笑)
決して女性差別で言ったつもりはないですが、そのように取られてしまうんだ。


>女性の上司が男性の部下を”男の子”よばわりするかどうか。

 テレビ・ドラマのセリフでは、聞いたことがあるような気もしますが。(笑)


>「エラい」のは年寄った体だけで十分だ。

「エラい」は、こちらの地方の方言です。
身分が高いことを言っているのではなく、体がしんどいことを言っています。(笑)


>また、相撲や野球、その他のスポーツ関係の指導者は、
弟子や選手をどうして「あの子」よばわりするのだろうか。

プロ野球の監督は、「あの子」と言っていますね。
たしかに子供扱いしていますね。

>年齢的にも社会的にも立派な大人をつかまえて「あの子」というのは
自分を大きく見せようとするためか。
「子」の枠に押しとどめたいがゆえか。

 自分を大きく見せようとしているのかどうかは分かりませんが、
立派な大人を子供扱いしていると思われても仕方ないですね。(苦笑)







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「待って」か、私もよく使いました。(笑)

2020-04-19 04:45:03 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「子の『待って』と向き合う」というタイトルで、50歳の男性が投稿されていました。



 わが家は共働きで十歳、七歳、四歳の息子三人がいるだけに、
「待って・・・・・」「後で・・・・」が頻繁に飛び交います。

 確かに物事を先延ばしにする便利な言葉ですが、これらを子どもが口にすると、
親はたいていイラッとします。

 「宿題は?」という問いに、わが子がこれらの言葉を繰り返そうものなら
親の怒りは爆発します。

 わが子からすると、構ってもらいたいときに親から「待って!後でね」と言われたら、きっとたまらないはずです。

 わが子三人のそれこそ矢継ぎ早の要求の数々に、私もつい「後で」と言ってしまいますが、
子どもはずっと私の言葉を覚えています。

 何とか子どもたちとの約束を果たしつつ、
子ども三人の思い思いの「待って」に振り回される日々です。

 それでも子どもたちの「待って」には「慌てないで。長い目で見守って」との意が
こもっていると実感できる時があります。

 一層、わが子と向き合わねばという気になってきます。



 以上です


>それでも子どもたちの「待って」には「慌てないで。長い目で見守って」との意が
こもっていると実感できる時があります。

 投稿者のお父様、お子様たちに理解がありますね。
きっとお子様たちは、素直に成長される事でしょう。


 「待って」か、私もよく使いました。(笑)
「宿題やった?」と母親に訊かれると、「待って!この漫画本を読んでからやる」とか、
「待って!このテレビを見終わってからやる」とか、子供の頃 良く言っていました。

 今でもかみさんが「食事できたわよ」と言われて、「ちょっとだけ待って!」といいます。
ブログのコメントの返答を打ち込んでいて、もう少しで終わると思うとつい「ちょっとだけ待って!」と言ってしまいます。(笑)

 長男の孫が小学生低学年の時、息子の嫁さんに留守番を頼まれていましたので、ついでにいつも宿題を見ていました。
長男が学校から帰ってくると「宿題をやろうか」と声をかけると、
必ず孫は「待って!トイレに行ってから」とか「待って!お腹が減っているのでお菓子を食べてから」と言いました。
10分から15分は、待たされましたね。(苦笑)

 今は懐かしい思い出です。(笑)





【薬師丸ひろ子】 思秋期

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そうは問屋がおろさなかったですが。(苦笑)

2020-04-18 05:23:24 | 日記
 中日新聞の「気まぐれ定年塾」に西田小夜子さんが「ぶらぶらおじん」というタイトルでエッセーを書かれていました。



 正幸さんは63歳まで働き続けた後、会社を退職した。
65歳まで働いてもよかったが、自宅で一日中のんびり暮らすのはいい、という先輩の言葉が、頭を離れなかったのだ。

 結婚直後は妻も会社に勤めていたが、子どもが生まれると家事、育児に専念する。
正幸さんも50代までは仕事が面白かったし、昇進して毎日が元気だった。

 体が疲れたのは50も終わるころだ。
妻を見るたび「女はいいなあ。いつもヒマ人の昼寝女」と、いやみをぶつけた。

 退職すると、心も体も晴ればれした。
満員電車に乗らなくてもいい。

 夜中まで好きなテレビを見て、朝7時にゆっくり起きると朝食が用意されている。
子どもは結婚して孫もいるし、これからは楽しく遊んで暮らしたいものだ、

 あっさりと2年が過ぎたころ、女房の顔つきがおかしい。

 「何だよ。どうかしたのか」
不機嫌な声で言うと、妻はじっと正幸さんを見つめた。

 「退職後のあなたって何よ。毎日12時間寝て、起きたら3食たべて、また寝るだけよね」

 「おまえだって、好きなようにやってるじゃないか」

 妻に言った後、考えてみると、妻は町内会の仕事もあり、朝から夜まで家の内と外で働き通しだ。

 現役時代は自分のことしか見えず、妻が50代で夜間大学に入学し、
苦学の末に卒業したのも知らなかった。

 「退職後はテレビと昼寝でぼんやり暮らすのね。
あなたはただのぶらぶらおじさんよ」


 以上です。


何かこのエッセイ、作者とご主人の関係を書かれているような気がしました。
私も定年後、かみさんが現役時代のように取り扱ってくれて、のんびり過ごしていたいと思っていました。
そうは問屋がおろさなかったですが。(苦笑)

 いつ奥様が爆発するかヒヤヒヤしていました。
このご主人は二年間ものんびりされて良かったのでは。(笑)

 まぁ、身近にいて奥様の多忙さにやっと気づかれたようなので、
これからは少しは変わられるのでは?






【TV】NOKKO「人魚」2010
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日本の方がタイより電子化が進んでいると思いましたが。(苦笑)

2020-04-17 05:32:55 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「ネットで手続きさせて」というタイトルで49歳の女性が投稿されていました。




 名古屋市千種区役所に転入の手続きに行くと、とても混んでいた。

 今回の手続きで必要な書類について電話であらかじめ二度も確認してから区役所に行ったにもかかわらず、
いざ窓口で手続きを始めると過日言われたことと違う書類の提出を求められた。

 電子データならすぐに提出できる旨を伝えると、職員は「書面でないと駄目だ」という。
以前に住んでいたタイのバンコクでは、このような役所の手続きはたいてい来庁しなくても
インターネットでできたのに・・・・・・。

 日本のIT化は遅れているのではなかろうか。
マイナンバーカードの利用を推進するのであれば、それを用いて
ネットでも各種手続きができるようになればいい気がした。

 さすれば昨今のように新型コロナウィルスへの感染におびえて外出しなくても良くなる。
帰宅したら、千種区役所職員のウィルス感染が明らかになったため
一時前に区役所が閉庁したというニュースが報じられていた。


 以上です。


>今回の手続きで必要な書類について電話であらかじめ二度も確認してから区役所に行ったにもかかわらず、
いざ窓口で手続きを始めると過日言われたことと違う書類の提出を求められた。

 どうして二度も電話されたのに、別の書類が必要と言われたのかな。
訊いた相手の職員が二人とも間違えるなんて普通はないように思うのですが。

>以前に住んでいたタイのバンコクでは、このような役所の手続きはたいてい来庁しなくても
インターネットでできたのに・・・・・・。

 日本の電子化はタイより遅れているようです。
日本の方がタイより電子化が進んでいると思いましたが。(苦笑)

 コロナウィルス禍で政府はテレワークを推奨していますが、役所でさえこの有様なら
日本のテレワーク化は遅れていると思わざるを得ませんね。

 毎年 確定申告に税務署に行きますが、担当の税務署員が「データーをパソコンに
入力してください」と言われても、「私は出来ません」と言って税務署員に入力をやって頂くお年寄りが多いです。
住民も電子化に対応できない面もあるのかな。

>帰宅したら、千種区役所職員のウィルス感染が明らかになったため
一時前に区役所が閉庁したというニュースが報じられていた。

 投稿者さん、よほど千種区役所さんの応対に頭にきたのかな?(苦笑)




【春】上を向いて歩こう〜SING FOR HOPE プロジェクト [LOOK UP TO THE SKY]
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詐欺に遭うと痛手をこうむりますが、家族からも非難を浴びます。

2020-04-16 03:51:30 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「詐欺の手口 新聞で学ぶ」というタイトルで82歳の男性が投稿されていました。



 新聞を開くと高齢者を狙った詐欺事件が連日のように載っている。
「オレオレ詐欺」と呼ばれた遠い昔と比べても手口は随分巧妙化してきた。

 手を替え品を替えてだまし取ろうとする悪智慧にはあきれ返る。
老後の蓄えをかすめ取ろうとする不届き者に強い怒りを覚えながらも、
「そんな智慧があるのなら、社会で十二分に発揮すればいいのに・・・・・」と思ってしまう。

 最近、仮想通貨(暗号資産)がらみのものが多く、
子どもや孫をかたって高齢者の気持ちに付け込んでくる。

 私は日々記事を読んでいるからこそ詐欺の手口はあらかた理解しているつもりで、
いざという時に役立つと確信している。

 皆さんも新聞を読んで手口を学び、被害に遭わないようにしてもらいたい。


 以上です。



>私は日々記事を読んでいるからこそ詐欺の手口はあらかた理解しているつもりで、
いざという時に役立つと確信している。


 投稿者さんには失礼ですが、自信がある方ほど騙されるという現実があります。
確かに新聞の手口は参考になりますが、後追いの記事です。
敵はこの手口は世間に知れ渡っていて騙されないと知ったとき、また違う手口を考えてきます。
油断してはいけません。

 世間でこの職業の人が言うなら間違いないと信頼するような電話は特に注意すべきです。
公務員・銀行員・警察官などの電話は、要注意です。

 日本人は性善説の考え方をする方が多いです。
それが悪用されるように思います。

 この世知辛い世の中、「人を見たら泥棒と思え」と言う諺があるように、用心することにこしたことがないと思います。


>「オレオレ詐欺」

 以前 息子の名前を語って電話をしてきた人間がいました。
まだ私は50代でしたので、息子の声と違うと思い、間髪入れずに切りました。
後で、息子に電話して確認しましたら、やはり息子の電話ではありませんでした。

 今は事前に名前を登録していない電話には極力出ません。
急用であれば、留守番電話に吹き込まれる筈ですから。

 詐欺に遭うと痛手をこうむりますが、家族からも非難を浴びます。
それが尚更辛いですね。(苦笑)






Junko Ohashi (大橋純子) - シルエット・ロマンス
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