プロ野球開幕まであと一週間。そろそろ開幕一軍、開幕ローテーション投手の顔ぶれも固まる頃で、だいたい今日20日のオープン戦に先発する投手がそのまま開幕投手となるようだ。
・・・ということで気になるのだが、オリックス・バファローズの先発はディクソン。昨年のFA宣言時から今季の開幕投手を明言されていた金子は登板なし。やはり肘の具合ということだろう。
2年前だったか、オープン戦での登板なしでぶっつけでの開幕投手というのがあったが、今年はさすがにそういうことはしないか。まあ、元々FAかポスティングでいなくなる予定の投手だったわけだから、別にいいのでは。ディクソン、西、バリントン、松葉、東明、山崎・・・と頭数はいるのでとりあえず回せるし。むしろ比嘉、岸田の離脱が痛い。
一方打つほうではブランコが欠場。これも風向きが怪しい・・・のかな。でもこれも計算のうちかも。それを見越してカラバイヨが一軍に呼ばれる日も遠くないのかなと。
いずれにしても長いシーズン、最後まで期待を持たせてほしいものである・・・。
・・・さて、すっかり前置きが長くなったが、ここから本題の西国三十三所巡りの続き。
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京阪石山坂本線の三井寺で下車。この線はさまざまなラッピング車両が走っており、私が乗ってきた車両はアニメ「けいおん!」のもの。アニメには興味がないのでどうということはないが、車内のあちこちを撮影している人もいたし、浜大津の交差点では多くのカメラが向けられていた。私は決してそうではないが、鉄道とアニメを「兼業」している人は結構いるようである。まあ、どちらも度が過ぎればドン引きされる世界ではある・・・。
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駅から琵琶湖疎水に沿って歩く。朝の雨や岩間寺の雪が嘘のように、青空も広がる。琵琶湖疎水は桜の名所とのことで、もう半月後ならそんな眺めも楽しめるところである。
三井寺の正面の入口は北側の大門であるが、これから向かう観音堂は三井寺駅寄りにあるのでちょうどよい。入山料を支払い、石段を上がる。それにしても、本日訪れた3ヶ所はいずれも入山料がかかるところで、合計1400円。そして3ヶ所で納経帳と納経軸に朱印を受けており、(300+500)×3で2400円。札所巡りというもの、結構コストがかかるものである。
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まず訪れた観音堂。周りの建物と合わせて開放的な雰囲気である。まずここで本日3回目のお勤め。私のやっているのを見てか、後から隣で結構早口で般若心経を唱える人がいる。私のが教科書の本読みを当てられた小学生くらいの読みなのに比べれば断然流暢に聴こえる。
読経を終えて朱印をいただこうと窓口をのぞくと、後ろからドタドタと、そしてゼイゼイ言いながら女性が走り込んできて、「散華とご詠歌くださいっ!!」と怒鳴る。受付の年配の男性も戸惑う様子で「えーっと」と散華を1枚出すと、女性も「2枚なんです!あと、ご詠歌も2枚!!」と焦っている。ちなみにご詠歌の札をいただけるのは先達、または先達と同行した人である。2枚というのは、先達用の巻き軸状の納経帳と、他にもう1本納経軸でもあるのだろうが、何をそんなに焦っているのだろうか。
さて、女性に散華とご詠歌の札が渡った後で、私も朱印を受ける。納経帳と軸を差し出したところ、ちょうど奥から僧侶姿の男性が出てきた。すると受付の男性、「○○くん、これ頼むわ」と納経帳を僧侶に渡す。受け取った僧侶は納経帳を台の上に置き、左手で押さえることなく、右手でさらさらっと筆を滑らせて「一丁あがり!」のように納経帳を返してくる。その後で納経軸も「一丁あがり!」。
前の記事で石山寺を「女性的」としたが、ここ三井寺は、かつて朝廷に強訴を繰り返した僧兵のイメージがあり、「男性的」な寺院ではないか。
軸を乾かそうとドライヤーのある一角に行くと、先ほど鼻息荒く散華とご詠歌の札を求めていた女性が、先達用の納経軸をくしゃくしゃに丸めて、何をそんなに急いでいるのかという感じで出ていくところだった。先達もそんなことでいいのかなと思うのだが・・・。
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観音堂からさらに上の高台がある。ここからは大津市街を一望することができる。正面のいいポジションには高層マンションが集中しているのが残念だが、天候が回復して比叡山から琵琶湖大橋まで見渡すことができる。結構いい眺めである。
三井寺ほどの由緒ある寺院となると、さまざまなお堂がある。入山料は600円とこの日の3つの札所では最も高いが、それら全てを拝観できるのだからよしとする。最も高台にある観音堂から下りる形でそれらを見て回る。その一つに水観寺というのがある。ここは薬師如来を本尊としており、日光・月光菩薩と十二神将という「薬師グループ」がお出迎え。西国四十九薬師巡りの一つで、今回は朱印はいただかなかったが、西国三十三所が終わったら、またいずれそれらを回ることもあるのかなと思う。
もう一つ、微妙寺というのがある。こちらは十一面観音を本尊とする。先の水観寺などと合わせて三井寺には5つの別所があったという。
まるで城郭のように構成された境内、さすが天台宗の寺門派の総本山である。歩き、本堂に当たる金堂に出る。靴を脱いで上がり、中を見て回る。現在の建物は豊臣秀吉の手によって再建されたものだが、もともとは智証大師円珍が建てたもの。なかなか重厚そうな造りである。本尊は秘仏であるが、横から後ろにかけて、さまざまな時代の仏像が並ぶ。これらの一つ一つに手を合わせると大変なご利益がありそうである。
和歌山にある紀三井寺は、「紀州の三井寺」であり、「三つの井戸がある寺」というのが名前の由来である。で、その本家である三井寺の名前の由来は、実は「三つの井戸」ではなく、「御井の寺」ということらしい。位の高い人が使う井戸ということで、そこに天智・天武・持持統という三代の天皇の産湯としてこの霊泉が使われたということで「三井寺」と呼ぶようになったとか。名前というのもなかなかわからないものである。
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この後は、近江八景の一つである三井の晩鐘や、武蔵坊弁慶が比叡山まで引き摺ろうとした「弁慶の引き摺り鐘」などを見る。歴史のあるところで、全ての建物やお堂をじっくりと回ると結構時間がかかるので、この日はこのくらいにしておく。
この日3ヶ所を回り終えて、次の行き先を決める。サイコロの出目の候補は・・・
1.飛鳥(岡寺)
2.洛中(行願寺革堂、頂法寺六角堂)
3.山科醍醐(上醍醐、元慶寺)
4.北摂(勝尾寺、中山寺)
5.丹後半島(成相寺、松尾寺)
6.近江(長命寺、観音正寺)
・・・このあたりでそろそろ京都府内が出てもいいかなと思う。
次に行くとすれば、ちょうど桜が見ごろを迎えるだろうか、あるいはまだまだ早いか。
そして出たのは・・・・「2」。洛中、初めての京都府内である。2つの札所はいずれも小ぶりなところで、都市部なのでアクセスもよく、参詣自体にはさほど時間がかかるものではない。どうせ京都市内に行くのなら、他の目的の京都散策と合わせるか・・・・。
さて三井寺を終えたがまだ時間の余裕がある。そこで、この時間を利用して、隣接する大津市歴史博物館に向かう。そのお目当てというのが・・・・。
・・・ということで気になるのだが、オリックス・バファローズの先発はディクソン。昨年のFA宣言時から今季の開幕投手を明言されていた金子は登板なし。やはり肘の具合ということだろう。
2年前だったか、オープン戦での登板なしでぶっつけでの開幕投手というのがあったが、今年はさすがにそういうことはしないか。まあ、元々FAかポスティングでいなくなる予定の投手だったわけだから、別にいいのでは。ディクソン、西、バリントン、松葉、東明、山崎・・・と頭数はいるのでとりあえず回せるし。むしろ比嘉、岸田の離脱が痛い。
一方打つほうではブランコが欠場。これも風向きが怪しい・・・のかな。でもこれも計算のうちかも。それを見越してカラバイヨが一軍に呼ばれる日も遠くないのかなと。
いずれにしても長いシーズン、最後まで期待を持たせてほしいものである・・・。
・・・さて、すっかり前置きが長くなったが、ここから本題の西国三十三所巡りの続き。
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読経を終えて朱印をいただこうと窓口をのぞくと、後ろからドタドタと、そしてゼイゼイ言いながら女性が走り込んできて、「散華とご詠歌くださいっ!!」と怒鳴る。受付の年配の男性も戸惑う様子で「えーっと」と散華を1枚出すと、女性も「2枚なんです!あと、ご詠歌も2枚!!」と焦っている。ちなみにご詠歌の札をいただけるのは先達、または先達と同行した人である。2枚というのは、先達用の巻き軸状の納経帳と、他にもう1本納経軸でもあるのだろうが、何をそんなに焦っているのだろうか。
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前の記事で石山寺を「女性的」としたが、ここ三井寺は、かつて朝廷に強訴を繰り返した僧兵のイメージがあり、「男性的」な寺院ではないか。
軸を乾かそうとドライヤーのある一角に行くと、先ほど鼻息荒く散華とご詠歌の札を求めていた女性が、先達用の納経軸をくしゃくしゃに丸めて、何をそんなに急いでいるのかという感じで出ていくところだった。先達もそんなことでいいのかなと思うのだが・・・。
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この日3ヶ所を回り終えて、次の行き先を決める。サイコロの出目の候補は・・・
1.飛鳥(岡寺)
2.洛中(行願寺革堂、頂法寺六角堂)
3.山科醍醐(上醍醐、元慶寺)
4.北摂(勝尾寺、中山寺)
5.丹後半島(成相寺、松尾寺)
6.近江(長命寺、観音正寺)
・・・このあたりでそろそろ京都府内が出てもいいかなと思う。
次に行くとすれば、ちょうど桜が見ごろを迎えるだろうか、あるいはまだまだ早いか。
そして出たのは・・・・「2」。洛中、初めての京都府内である。2つの札所はいずれも小ぶりなところで、都市部なのでアクセスもよく、参詣自体にはさほど時間がかかるものではない。どうせ京都市内に行くのなら、他の目的の京都散策と合わせるか・・・・。
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