まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

大阪環状線 全駅発車メロディ

2015年03月23日 | ブログ
今朝、通勤のために天王寺から大阪環状線に乗った時に、発車間際に「あのか~ね~を~、鳴らすのはあな~た~」という、和田アキ子の一曲が流れた。

ああそうか、前日22日から、大阪環状線の全駅で発車メロディが流れるようになったんやな。

このところ、大阪環状線へのテコ入れが目立つが、全駅の発車メロディである。JR東日本では当たり前のように流れるが、西日本でここまでやるのは初めてである。これまで一部ということだが、大阪のやしきたかじん「やっぱ好きやねん」は有名だし、それ以外にも西九条の「アメリカン・パトロール」、京橋の「ゆかいな牧場」(元ロッテの大村巌の応援歌にもなった「イーアイイーアイオー」の歌)、森ノ宮の「森のくまさん」が流れていた。

それが全駅拡大である。選考基準は、駅の特徴や位置付けから来たもの、大阪らしいもの、大阪にゆかりのあるアーティストの曲というところである。または複数兼ねている。

天王寺の「あの鐘を鳴らすのはあなた」は、和田アキ子が大阪ゆかりというのと、鐘は四天王寺の鐘という感じでつなげたものである。

大阪らしさといえば、新今宮が「新世界」が近いからドボルザークを持って来たり、野田が中央卸売市場が近いからロシア民謡の「一週間」(日曜日に市場に行って~)だとか、森ノ宮の「森のくまさん」も「森」しか合ってないとか・・・駅の一つ一つにツッコミどころがあるところ。ただそれが、東日本などのような特徴の乏しいメロディに比べて、駅の存在感や個性を浮き出させている。

各駅のメロディの出自はJR西日本のホームページをご覧いただくとして、私が一つだけ、仕方ないが残念という駅について。

それは大正駅。ここは沖縄の何とかいう曲である。沖縄出身の方も多いし、国営放送の朝ドラの舞台にもなったところである。まあ、だじゃれやこじつけで選ばれた駅の曲に比べれば、至極当然だろう。

・・・ただ、個人的にはオリックス・バファローズの「SKY」を選んでほしかった。

東日本では(楽天の仙台は知らないが)、例えば水道橋の「闘魂こめて」とか、関内の「熱き星たちよ」、海浜幕張の「We Love Marines」がある(しかも上り下りでAメロバージョンとサビバージョンが分かれている)。

そうならなかったのは、やはりこの球団の大阪での位置付けが、大正での沖縄のそれよりも低いということの現れである。認知されていない現実。まあ、大阪の人間の見方はその程度。これが現実。

先の週末に大正ドームでオリックス対阪神のオープン戦3連戦あったが、関西のマスゴミは良くも悪くも全て主語は「阪神」。オリックス投手陣の好投に触れず、阪神打線の不調を嘆き悲しむ。まだ東京のマスコミのほうが、よほど公平に伝えてくれる。

頼むから、関西のマスゴミだけには「関西ダービー」という表現は使ってほしくない。そんな気さらさらないくせに、形だけ取り繕うなよ・・・・。
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