涙の数だけ強くなれるよ~♪なんて歌が、むかし流行ったけど...
涙って流し過ぎると、強くなるどころか、心は湿気てカビが生えて、ボロボロ腐ってしまうのではないかなあ、なんて眠れぬ夜に沈思してしまいます。
そーいや私、もう何年も泣いたことないなあ。いつもジメジメ湿った心と、ゴビ砂漠のようにカラカラな心、どっちが嘆かわしいのでしょうか...
「Jの悲劇」
新007ことダニエル・クレイグ主演のサスペンス。
気球船の事故に遭遇した、主人公の大学教授。救出中に死人が出たことで、密かに罪悪感を抱いていた彼の前に、同じく救出に加わった男が現れ...
全体的にカッタルい感じで、ちょっとだけウトウトしてしまいましたが、ストーカーに悩まされ、そのせいで主人公がだんだんコワレ始め出すと、面白くなりました。
この映画が特異なのは、ストーカーするのもされるのも男、という点。とにかく、リス・エバンズ演じるストーカー男が、キモい!
別に危害は加えてこないけど、主人公の行く先々に出没しては執拗に、『気づいてるだろ?』とか『思わせぶりなことしないでくれ』とか、ワケのわからないことを言い、ついには愛の告白&要求まで。しかも、公衆の面前でするので、迷惑困惑以外のナニモノでもない。主人公には全く身に覚えがないし、相手が美少年・美青年ならまだしも、見るからに怪しいキモ男なので、戦慄倍増!
このストーキング行為、気球事故と何か関連があるのかな?と思ってたら、そうではないようで、他人の言動を自分への好意と思い込んでしまう、一種の精神病らしい。
誰にだって、多かれ少なかれ、思い込み・勘違いはある。あの人の微笑み、ひょっとして私への好意?とか。それを病的に肥大させると、ストーカーになってしまうんですね。
主人公の場合、事故の時に親切にしてやったことが、男に勘違いさせる引き金に。カーテンの開け閉めを、あれは僕を愛してるという合図だ!とか、あれは彼女が留守だという合図だ!とか、勝手に解釈される始末。いい加減にしろ!とか、ふざけんな!と激怒しても、『分かってるよ』と、また勝手に解釈されてしまうのが、怖いけど笑える。恐怖と不快感に苛まれ、いつの間にか主人公も、ある意味ストーカー男以上に錯乱、オカシクなっていく姿が、面白いです。
主人公役のダニエル・クレイグ、かなり神経症チックな迫真の演技。まともな時は、知的でシブい!
やっぱ彼って、すごくオシャレ?何でもないジーパンやジャケットでも、さりげなくてカッコいいんだよなあ。同じ格好でも、キアヌ・リーブスとかだったら、ダサいモサいはずだし。
ラスト、ダニクレとエバンズの対決シーンが、あうう、激キモ!オエェ~!YAOIな私でも、いや、YAOIな私だからこそ、あれはアカンわ!でもダニクレ、キスが上手そう
「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッチェル監督作品。そーいや、ノッティングヒルでも、キモ男役だったよなあ、リス・エバンズ。あれは笑えたけど、今回はキモすぎて笑えません。
イギリスの美しい田舎で、ピクニックしてみたい!
涙って流し過ぎると、強くなるどころか、心は湿気てカビが生えて、ボロボロ腐ってしまうのではないかなあ、なんて眠れぬ夜に沈思してしまいます。
そーいや私、もう何年も泣いたことないなあ。いつもジメジメ湿った心と、ゴビ砂漠のようにカラカラな心、どっちが嘆かわしいのでしょうか...
「Jの悲劇」
新007ことダニエル・クレイグ主演のサスペンス。
気球船の事故に遭遇した、主人公の大学教授。救出中に死人が出たことで、密かに罪悪感を抱いていた彼の前に、同じく救出に加わった男が現れ...
全体的にカッタルい感じで、ちょっとだけウトウトしてしまいましたが、ストーカーに悩まされ、そのせいで主人公がだんだんコワレ始め出すと、面白くなりました。
この映画が特異なのは、ストーカーするのもされるのも男、という点。とにかく、リス・エバンズ演じるストーカー男が、キモい!
別に危害は加えてこないけど、主人公の行く先々に出没しては執拗に、『気づいてるだろ?』とか『思わせぶりなことしないでくれ』とか、ワケのわからないことを言い、ついには愛の告白&要求まで。しかも、公衆の面前でするので、迷惑困惑以外のナニモノでもない。主人公には全く身に覚えがないし、相手が美少年・美青年ならまだしも、見るからに怪しいキモ男なので、戦慄倍増!
このストーキング行為、気球事故と何か関連があるのかな?と思ってたら、そうではないようで、他人の言動を自分への好意と思い込んでしまう、一種の精神病らしい。
誰にだって、多かれ少なかれ、思い込み・勘違いはある。あの人の微笑み、ひょっとして私への好意?とか。それを病的に肥大させると、ストーカーになってしまうんですね。
主人公の場合、事故の時に親切にしてやったことが、男に勘違いさせる引き金に。カーテンの開け閉めを、あれは僕を愛してるという合図だ!とか、あれは彼女が留守だという合図だ!とか、勝手に解釈される始末。いい加減にしろ!とか、ふざけんな!と激怒しても、『分かってるよ』と、また勝手に解釈されてしまうのが、怖いけど笑える。恐怖と不快感に苛まれ、いつの間にか主人公も、ある意味ストーカー男以上に錯乱、オカシクなっていく姿が、面白いです。
主人公役のダニエル・クレイグ、かなり神経症チックな迫真の演技。まともな時は、知的でシブい!
やっぱ彼って、すごくオシャレ?何でもないジーパンやジャケットでも、さりげなくてカッコいいんだよなあ。同じ格好でも、キアヌ・リーブスとかだったら、ダサいモサいはずだし。
ラスト、ダニクレとエバンズの対決シーンが、あうう、激キモ!オエェ~!YAOIな私でも、いや、YAOIな私だからこそ、あれはアカンわ!でもダニクレ、キスが上手そう
「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッチェル監督作品。そーいや、ノッティングヒルでも、キモ男役だったよなあ、リス・エバンズ。あれは笑えたけど、今回はキモすぎて笑えません。
イギリスの美しい田舎で、ピクニックしてみたい!