けだるい春の午後。仕事の合間に、まったりhaving a break....かったるさに、おのずと会話もユルい内容に。最近、ウップス!ついやっちゃった~!ってコト、ある?
S美『ポテチのバカ食い。何か時々、死ぬほど食べたくなるんです』
K『俺は、休みの半日以上、マン喫で潰したことですかね』
私『わしは、そうじゃのお。またデパートのトイレから、トイレットペーパーを持って帰ってしもうたことかのお。もう癖なんです。私のこと、便所ウィノナ・ライダーって呼んでいいよ...』
K『Y、おまえは?』
Y『夢精!』
いっせいに、飲んでたコーヒーを噴き出す私たち。おいおいっ夢精って!相変わらず空気を読まん奴じゃ!でも、またオイシイところを不思議くんに持っていかれ、a little くやP私なのだった。
「女王フアナ」
大航海時代のスペイン。実在した女王フアナの、狂気にも似た愛の物語。
夫王を熱愛するあまり、常軌を逸してしまうフアナの言動が、イっちゃってて恐いというより、笑えます。
清純な乙女だったフアナが、夫と契りを交わした途端、色狂いの淫婦に変貌!いつでもどこでも、彼とヤリたがる発情っぷり。そんな女房にドン引き&辟易して、もともと女好きだった夫は、女官や娼婦と浮気。それをフアナが黙って見過ごすわけもく、夫と愛人の密会部屋に乗り込んで、房事後のベッドを犬のようにクンクン嗅いで、逃げた愛人を割り出し(警察犬も真っ青!)。そして、ハサミで彼女の髪の毛を無残にバッサリ切ったり。密偵に夫を尾行させるわ、ヒステリー起こしてDV(夫の首筋にナイフつきつけたり、いきなりビンタしたり)、ヘンな魔術に頼ろうとするわ、元ボーイフレンドの将校をアテ馬にして、夫を嫉妬させようとするわetc.その、寝ても覚めても夫のことしか頭にない、ぶっとび色ボケっぷりが圧巻です。
夫以上に、いちいち付き合わされる周囲のほうが大迷惑!国政を憂い、そのことで重々しくお伺いを立てても、フアナにとっては国<夫の新しい愛人を探し出すこと。幽閉されそうな事態になっても、どーでもいいって感じで夫・夫・夫!何を言っても、聞く耳もってくれないフアナですが、今に王座だけじゃなく、夫とのベッドからも降ろされますよ!という諫言にはハっとなって、そーはさせるか!と、俄かに女王の威厳を示そうとするところが、何か笑えます。玉座よりも、夫とのベッドが大事なのね!
王さま女王さまらしい仕事はほとんどせず、ひたすら下世話な痴男痴女の醜態を繰り広げる主人公たちは、はっきり言ってバカみたいなんだけど、その凡下同様な振る舞いに、男女の愛欲に身分は関係ないんだなあ、と共感?
劇中、自他ともに狂った女と認めてるフアナですが、かなりエキセントリックだとは思うけど、狂ってるとまではいかないのでは。同じ恋狂い女なら、「アデルの恋の物語」のアデルのほうが、はるかに病的でアブないし。まあ、アデルもフアナも、男の気持ちなんか二の次で、独りよがりな愛に悪酔いしてるだけ。アデルはストーカー行為に、フアナは嫉妬に歪んだ自己満足、悦びを見出してるって感じ。
完全に狂人なアデルと違ってフアナは、ただ感情が激しく、性欲が強いだけのようにも思えます。権力と重責を担う女王じゃなかったら、市井にもよくいる、単に嫉妬深い、情の濃い女性として生きられたのでは。でもまあ、あんな女に愛されちゃ、男もたまんないだろうなあ。
フアナ役のピラール・ロペス・デ・アジャラは、可憐で清楚だけど、ちょっと地味顔。脱ぎっぷりは良かった。もしアデルの頃のイザベル・アジャーニだったら、より美しく壮絶で悲痛な、スゴい映画になってたかも。
夫王役の俳優は、ジョージ・クルーニー似?ハンサムだけど、すげー濃い!そして、すごい肉体美でした。中世の男性は、どんな筋トレしてたんだろう。
華美ではなく、質実剛健っぽい荘重な宮廷衣装も、印象的。
S美『ポテチのバカ食い。何か時々、死ぬほど食べたくなるんです』
K『俺は、休みの半日以上、マン喫で潰したことですかね』
私『わしは、そうじゃのお。またデパートのトイレから、トイレットペーパーを持って帰ってしもうたことかのお。もう癖なんです。私のこと、便所ウィノナ・ライダーって呼んでいいよ...』
K『Y、おまえは?』
Y『夢精!』
いっせいに、飲んでたコーヒーを噴き出す私たち。おいおいっ夢精って!相変わらず空気を読まん奴じゃ!でも、またオイシイところを不思議くんに持っていかれ、a little くやP私なのだった。
「女王フアナ」
大航海時代のスペイン。実在した女王フアナの、狂気にも似た愛の物語。
夫王を熱愛するあまり、常軌を逸してしまうフアナの言動が、イっちゃってて恐いというより、笑えます。
清純な乙女だったフアナが、夫と契りを交わした途端、色狂いの淫婦に変貌!いつでもどこでも、彼とヤリたがる発情っぷり。そんな女房にドン引き&辟易して、もともと女好きだった夫は、女官や娼婦と浮気。それをフアナが黙って見過ごすわけもく、夫と愛人の密会部屋に乗り込んで、房事後のベッドを犬のようにクンクン嗅いで、逃げた愛人を割り出し(警察犬も真っ青!)。そして、ハサミで彼女の髪の毛を無残にバッサリ切ったり。密偵に夫を尾行させるわ、ヒステリー起こしてDV(夫の首筋にナイフつきつけたり、いきなりビンタしたり)、ヘンな魔術に頼ろうとするわ、元ボーイフレンドの将校をアテ馬にして、夫を嫉妬させようとするわetc.その、寝ても覚めても夫のことしか頭にない、ぶっとび色ボケっぷりが圧巻です。
夫以上に、いちいち付き合わされる周囲のほうが大迷惑!国政を憂い、そのことで重々しくお伺いを立てても、フアナにとっては国<夫の新しい愛人を探し出すこと。幽閉されそうな事態になっても、どーでもいいって感じで夫・夫・夫!何を言っても、聞く耳もってくれないフアナですが、今に王座だけじゃなく、夫とのベッドからも降ろされますよ!という諫言にはハっとなって、そーはさせるか!と、俄かに女王の威厳を示そうとするところが、何か笑えます。玉座よりも、夫とのベッドが大事なのね!
王さま女王さまらしい仕事はほとんどせず、ひたすら下世話な痴男痴女の醜態を繰り広げる主人公たちは、はっきり言ってバカみたいなんだけど、その凡下同様な振る舞いに、男女の愛欲に身分は関係ないんだなあ、と共感?
劇中、自他ともに狂った女と認めてるフアナですが、かなりエキセントリックだとは思うけど、狂ってるとまではいかないのでは。同じ恋狂い女なら、「アデルの恋の物語」のアデルのほうが、はるかに病的でアブないし。まあ、アデルもフアナも、男の気持ちなんか二の次で、独りよがりな愛に悪酔いしてるだけ。アデルはストーカー行為に、フアナは嫉妬に歪んだ自己満足、悦びを見出してるって感じ。
完全に狂人なアデルと違ってフアナは、ただ感情が激しく、性欲が強いだけのようにも思えます。権力と重責を担う女王じゃなかったら、市井にもよくいる、単に嫉妬深い、情の濃い女性として生きられたのでは。でもまあ、あんな女に愛されちゃ、男もたまんないだろうなあ。
フアナ役のピラール・ロペス・デ・アジャラは、可憐で清楚だけど、ちょっと地味顔。脱ぎっぷりは良かった。もしアデルの頃のイザベル・アジャーニだったら、より美しく壮絶で悲痛な、スゴい映画になってたかも。
夫王役の俳優は、ジョージ・クルーニー似?ハンサムだけど、すげー濃い!そして、すごい肉体美でした。中世の男性は、どんな筋トレしてたんだろう。
華美ではなく、質実剛健っぽい荘重な宮廷衣装も、印象的。