光市母子殺人事件の判決が、昨日ついに下されましたね。
事件発生から、もう9年も経ったのか。記者会見での、あなたは死刑判決で癒されるのか、という質問に(あの女性記者、何でこんな質問するのか、意図が理解できない)本村さんが、それは自分が死ぬまで分からない、と答えていたのが、すごく重かったです。
予想通り、被告、というより弁護団は再上告しましたが、いたずらに裁判を長引かせることは、本当に弁護団の言う“正義”なのかなあ、と首をかしげてしまいます。死者復活だのドラえもんだの、信じられない詭弁を弄した結果、返って裁判所の心証や国民感情を悪化させてしまったような彼ら。本村さんも言ってましたが、あんな方法で供述を翻さなければ、ひょっとしたら死刑は回避できたかもしれないのに。彼らは本当に、被告の生命と権利を守ろうとしているのか、疑問に思えてなりません。
「NEXT ネクスト」
2分先だけ未来が見える男クリスは、核爆弾をアメリカに持ち込んだテロリストと、それを阻止しようとするFBIの両方から追われる身に...
面白かったです。ハリウッドの娯楽作は、やっぱ大画面で観るべきだなと、つくづく思いました。TVドラマでいいじゃん?とか、ハリウッド映画のショボいパクリ亜流、とかな邦画とは、やっぱ金のかけ方も技術も違うよなあ、とも。観てる間は夢中になれて、終わると後に引きずるものが何もない、美味しいファーストフードみたいなところも、ハリウッド・エンターテイメントの良いところです。
未来が見えるクリス。意外としんどい能力なのが可哀想。自分に関わる他人の面倒や危難まで見えるのは、かなりキツい。得するように利用するのも難しい。ギャンブルなどで、バレないように小出しにセコく使うなど、クリスの処世術は悲哀に満ちてます。
そんなクリスが、予知能力を活かしてFBIの追跡とテロリストの攻撃をかわすのが、主なストーリー。予知と現実のシーンが交錯するのが、面白いです。ド派手な見せ場もいっぱいあって、ホント退屈させません。グランドキャニオンの岩場での、いろんなものがガンガン転がってきて、それをクリスがかわすシーンが、特にド迫力かつ、どんだけ~(いろんなものが転がってくるんじゃ!)!と笑えます。ラスト、倉庫でのテロリストとの決戦シーンは、何だかプレステか何かの狙撃ゲームみたいです。
クリス役のニコラス・ケイジ。彼って、ほんと個性的で人もよさそうで、好感のもてる俳優なんだけど...こーいったアクション映画のヒーローは、やっぱイキがいいイケメンか美男な若手俳優で見たいんだよなあ。モト冬樹か志村けんに見えてしまう落ち武者風ニコちゃんなので、かなりヒーロー役はキツい。ポール・ウォーカーあたりに向いてる役のでは。同じ濃い系ならジェイク・ギレンホールとか、もっと若くて可愛い男優にやってほしかったかも。でも、能力に疲れてショボくれたニコちゃんの悲哀演技は、さすがです。あまり崩れてない非メタボな体つきは、若々しくてグ~です。
クリスに恋されるヒロイン役は、ジェシカ・ビール。ジェニロペを地味にした感じ?美人だけど、庶民的で親しみやすい系。でもなあ。いくらニコちゃんが良い人でも、知り合ってすぐに車に乗せたり、その翌日にはもうエッチしたり、軽すぎるんでないかい?見た目はかなり胡散臭いクリスなのに。
クリスに協力を無理強いするFBIの女捜査官役は、ジュリアン・ムーア。冷徹だけど知的で勇ましいキャラで、素敵です。
この映画で最も楽しみだったのは、もちろんmy ドイツ愛人トーマス・クレッチマン
優しそうだけど、何か得体の知れぬ危ないものも感じさせる謎の男ってのは、トーマスのオハコです。↑右画像 トーマスの人質になってるジェシカ・ビールが羨ましい~!隣にいるトーマスの仲間も、ナニゲにイケメンです。
トーマスは、テロリストのリーダー役。バリバリの悪役ですでも、カッチョE~同じように何でもないファッションをしていても、ニコちゃんは下手すると浮浪者ですが、トーマスはモデルみたい。クールだけど優しそうな顔も好き。元水泳選手らしい、しなやかでガッチリした体つきも好き(脱いでませんが。ニコちゃんは、やたらと胸毛を見せてたが)。静かで優しそうだけど、謎と狂気を秘めた異邦人...というトーマスの魅力は、今のところハリウッド映画ではイマイチ巧く活かされてないのが惜しい。この映画でも、ほんとトーマスにはもったいないよなあ、な何の面白みも驚きもない敵キャラだし。でもまあ、大画面で彼を見られたのは、ほんと嬉しかったです。
アンジェリーナ・ジョリーやトム・クルーズの最新作などハリウッドスターの主演作では、相変わらず謎の悪人かナチスの軍人なトーマスです。そろそろトーマスがバリバリな主役作、観たい~!母国ドイツでの主演作が観たい~!
事件発生から、もう9年も経ったのか。記者会見での、あなたは死刑判決で癒されるのか、という質問に(あの女性記者、何でこんな質問するのか、意図が理解できない)本村さんが、それは自分が死ぬまで分からない、と答えていたのが、すごく重かったです。
予想通り、被告、というより弁護団は再上告しましたが、いたずらに裁判を長引かせることは、本当に弁護団の言う“正義”なのかなあ、と首をかしげてしまいます。死者復活だのドラえもんだの、信じられない詭弁を弄した結果、返って裁判所の心証や国民感情を悪化させてしまったような彼ら。本村さんも言ってましたが、あんな方法で供述を翻さなければ、ひょっとしたら死刑は回避できたかもしれないのに。彼らは本当に、被告の生命と権利を守ろうとしているのか、疑問に思えてなりません。
「NEXT ネクスト」
2分先だけ未来が見える男クリスは、核爆弾をアメリカに持ち込んだテロリストと、それを阻止しようとするFBIの両方から追われる身に...
面白かったです。ハリウッドの娯楽作は、やっぱ大画面で観るべきだなと、つくづく思いました。TVドラマでいいじゃん?とか、ハリウッド映画のショボいパクリ亜流、とかな邦画とは、やっぱ金のかけ方も技術も違うよなあ、とも。観てる間は夢中になれて、終わると後に引きずるものが何もない、美味しいファーストフードみたいなところも、ハリウッド・エンターテイメントの良いところです。
未来が見えるクリス。意外としんどい能力なのが可哀想。自分に関わる他人の面倒や危難まで見えるのは、かなりキツい。得するように利用するのも難しい。ギャンブルなどで、バレないように小出しにセコく使うなど、クリスの処世術は悲哀に満ちてます。
そんなクリスが、予知能力を活かしてFBIの追跡とテロリストの攻撃をかわすのが、主なストーリー。予知と現実のシーンが交錯するのが、面白いです。ド派手な見せ場もいっぱいあって、ホント退屈させません。グランドキャニオンの岩場での、いろんなものがガンガン転がってきて、それをクリスがかわすシーンが、特にド迫力かつ、どんだけ~(いろんなものが転がってくるんじゃ!)!と笑えます。ラスト、倉庫でのテロリストとの決戦シーンは、何だかプレステか何かの狙撃ゲームみたいです。
クリス役のニコラス・ケイジ。彼って、ほんと個性的で人もよさそうで、好感のもてる俳優なんだけど...こーいったアクション映画のヒーローは、やっぱイキがいいイケメンか美男な若手俳優で見たいんだよなあ。モト冬樹か志村けんに見えてしまう落ち武者風ニコちゃんなので、かなりヒーロー役はキツい。ポール・ウォーカーあたりに向いてる役のでは。同じ濃い系ならジェイク・ギレンホールとか、もっと若くて可愛い男優にやってほしかったかも。でも、能力に疲れてショボくれたニコちゃんの悲哀演技は、さすがです。あまり崩れてない非メタボな体つきは、若々しくてグ~です。
クリスに恋されるヒロイン役は、ジェシカ・ビール。ジェニロペを地味にした感じ?美人だけど、庶民的で親しみやすい系。でもなあ。いくらニコちゃんが良い人でも、知り合ってすぐに車に乗せたり、その翌日にはもうエッチしたり、軽すぎるんでないかい?見た目はかなり胡散臭いクリスなのに。
クリスに協力を無理強いするFBIの女捜査官役は、ジュリアン・ムーア。冷徹だけど知的で勇ましいキャラで、素敵です。
この映画で最も楽しみだったのは、もちろんmy ドイツ愛人トーマス・クレッチマン
優しそうだけど、何か得体の知れぬ危ないものも感じさせる謎の男ってのは、トーマスのオハコです。↑右画像 トーマスの人質になってるジェシカ・ビールが羨ましい~!隣にいるトーマスの仲間も、ナニゲにイケメンです。
トーマスは、テロリストのリーダー役。バリバリの悪役ですでも、カッチョE~同じように何でもないファッションをしていても、ニコちゃんは下手すると浮浪者ですが、トーマスはモデルみたい。クールだけど優しそうな顔も好き。元水泳選手らしい、しなやかでガッチリした体つきも好き(脱いでませんが。ニコちゃんは、やたらと胸毛を見せてたが)。静かで優しそうだけど、謎と狂気を秘めた異邦人...というトーマスの魅力は、今のところハリウッド映画ではイマイチ巧く活かされてないのが惜しい。この映画でも、ほんとトーマスにはもったいないよなあ、な何の面白みも驚きもない敵キャラだし。でもまあ、大画面で彼を見られたのは、ほんと嬉しかったです。
アンジェリーナ・ジョリーやトム・クルーズの最新作などハリウッドスターの主演作では、相変わらず謎の悪人かナチスの軍人なトーマスです。そろそろトーマスがバリバリな主役作、観たい~!母国ドイツでの主演作が観たい~!