春の連ドラが、そろそろ始まりますね♪
主演男優女優&内容に、????なドラマ、今期もチョコチョコありますが...それはまあアウトオブサイトということで。いちおう初回は観ようかなと思ってるのは...
★「ROOKIES」
佐藤隆太
連ドラ初主演!「ガチボーイ」の大コケを挽回せよ!野球部員役に、市原隼人とか篤姫の亭主とか、途中降板も有り得るアブないメンツがいるのも楽しみ。
★「Around 40」
筒井道隆
民放の連ドラに出るの、久々?かつては月9の主演を張った彼も、今では味のある脇役に転落、じゃない、成熟。内容がなあ。大人の恋愛ドラマって感じじゃないのがネック。
★「ラスト・フレンズ」
瑛太
よく働くなあ。過労ストレスが心配!今期の本命ドラマながら、途中リタイアの危険性なきにしもあらず(原因:長澤まちゃみ)。
★「オトコマエ!」
福士誠治
連ドラ初主演作は、やっぱNHKの時代劇!でも、軽~い時代劇は、「篤姫」だけで十分なんだよなあ。
皆様にも、楽しみにしてらっしゃるドラマ、おありでしょうか?


「キングス&クイーン」
パリで画廊を営むノラは、老父が余命いくばくもないと知り衝撃を受ける。一方、ノラの元恋人イスマエルは、家族のよって精神病院に強制入院させられ...
すごく変わった感じの映画でした。登場人物のキャラや言動、台詞、展開や構成も、かなり独特です。ノラの悲劇的な家族の話と、イスマエルの滑稽な日々が錯綜する、というのが基本的な筋。現在と過去、現実と空想がポンポンポンッと目まぐるしく入り乱れて進むので、え?え?え?となり、気をつけないと置いていかれてちゃいます。
台詞が知的というか深遠というか高尚というか、私のオツムでは理解できないものが多い。そーいうところは、いかにもフランス映画って感じです。でも、ワケワカメながらも、決して観る人を選ぶ高慢で退屈なゲージュツぶった映画ではないと思います。フランス映画にしてはカッタルい緩慢さがなく、え!と思わせたり唐突に意外な場面になったり、なかなか楽しませてもくれます。アルノー・デプレシャン監督の、ちょっと才気走りすぎたところが鼻につくけど。
それと。この映画、長い!2時間半ぐらい?もうちょっと短かくしても良かったのでは。

ヒロイン・ノラの人生が、ヘヴィ&シリアス!末期ガンで苦しむ老父との葛藤、グレて家出中?の妹、息子の父親はピストル自殺、二番目の恋人は変人、息子は今の恋人(金持ち&いい人なのに)に反抗的、と現在過去未来は苦悩・問題だらけ。でも、可哀想な悲劇のヒロインって感じではありません。彼女の無様に感情的にならない冷静さや、優しさを失わず毅然と前に進む姿は、とてもカッコいいです。でも、いかにも頑張ってる!な感じでもなく、激流に逆らわず身を委ねつつ、ヘンな方向へは流されないといった、しなやかな強さ。私が憧れる、大人のフランス女性の典型かも。絶対に失敗しない、スキのないガチガチ女ではなく、プチだめんず女なところも好感。父親、最初の恋人、息子、イスマエル。4人の男たちから与えられる、歓びや悲しみや苦しみ。たくさんの愛で、ノラの人生はとても豊かに見えます。
もう一人の主人公、イスマエルのエキセントリックさが圧巻&笑えます。ほんとんど狂人ですが、ちゃっかりした理性が十分にあるところが可笑しい。一緒にいると超楽しいか超疲れるかのどっちかな男です。困った変人ですが、愛嬌があって憎めないキャラです。
ノラ役のエマニュエル・ドゥヴォスの、ちょっとキツくゴツい顔とギャップのある、優しい可愛い声が印象的です。ファッションもナチュラルシックで素敵。ほんと、フランス女優ってセンスがいいですよね。
マチュー・アマルリックが、イスマエルを珍演&熱演してセザール賞の主演男優賞を受賞。男前ではないけど、一度目にしたら忘れられない個性的な顔。よく見たら、割と可愛い?黒々とした大きな瞳が強烈です。2度目のセザール賞獲得となった「潜水服は蝶の夢を見る」が、世界的に高い評価を得たことも記憶に新しいですね。彼こそフランス映画界の新たな王といえるかも。
精神科医役で、カトリーヌ・ドヌーヴが特別出演しています。
マチュアマ、007の新作で悪役に抜擢!
主演男優女優&内容に、????なドラマ、今期もチョコチョコありますが...それはまあアウトオブサイトということで。いちおう初回は観ようかなと思ってるのは...
★「ROOKIES」
佐藤隆太

★「Around 40」
筒井道隆

★「ラスト・フレンズ」
瑛太

★「オトコマエ!」
福士誠治

皆様にも、楽しみにしてらっしゃるドラマ、おありでしょうか?



パリで画廊を営むノラは、老父が余命いくばくもないと知り衝撃を受ける。一方、ノラの元恋人イスマエルは、家族のよって精神病院に強制入院させられ...
すごく変わった感じの映画でした。登場人物のキャラや言動、台詞、展開や構成も、かなり独特です。ノラの悲劇的な家族の話と、イスマエルの滑稽な日々が錯綜する、というのが基本的な筋。現在と過去、現実と空想がポンポンポンッと目まぐるしく入り乱れて進むので、え?え?え?となり、気をつけないと置いていかれてちゃいます。
台詞が知的というか深遠というか高尚というか、私のオツムでは理解できないものが多い。そーいうところは、いかにもフランス映画って感じです。でも、ワケワカメながらも、決して観る人を選ぶ高慢で退屈なゲージュツぶった映画ではないと思います。フランス映画にしてはカッタルい緩慢さがなく、え!と思わせたり唐突に意外な場面になったり、なかなか楽しませてもくれます。アルノー・デプレシャン監督の、ちょっと才気走りすぎたところが鼻につくけど。
それと。この映画、長い!2時間半ぐらい?もうちょっと短かくしても良かったのでは。

ヒロイン・ノラの人生が、ヘヴィ&シリアス!末期ガンで苦しむ老父との葛藤、グレて家出中?の妹、息子の父親はピストル自殺、二番目の恋人は変人、息子は今の恋人(金持ち&いい人なのに)に反抗的、と現在過去未来は苦悩・問題だらけ。でも、可哀想な悲劇のヒロインって感じではありません。彼女の無様に感情的にならない冷静さや、優しさを失わず毅然と前に進む姿は、とてもカッコいいです。でも、いかにも頑張ってる!な感じでもなく、激流に逆らわず身を委ねつつ、ヘンな方向へは流されないといった、しなやかな強さ。私が憧れる、大人のフランス女性の典型かも。絶対に失敗しない、スキのないガチガチ女ではなく、プチだめんず女なところも好感。父親、最初の恋人、息子、イスマエル。4人の男たちから与えられる、歓びや悲しみや苦しみ。たくさんの愛で、ノラの人生はとても豊かに見えます。
もう一人の主人公、イスマエルのエキセントリックさが圧巻&笑えます。ほんとんど狂人ですが、ちゃっかりした理性が十分にあるところが可笑しい。一緒にいると超楽しいか超疲れるかのどっちかな男です。困った変人ですが、愛嬌があって憎めないキャラです。
ノラ役のエマニュエル・ドゥヴォスの、ちょっとキツくゴツい顔とギャップのある、優しい可愛い声が印象的です。ファッションもナチュラルシックで素敵。ほんと、フランス女優ってセンスがいいですよね。
マチュー・アマルリックが、イスマエルを珍演&熱演してセザール賞の主演男優賞を受賞。男前ではないけど、一度目にしたら忘れられない個性的な顔。よく見たら、割と可愛い?黒々とした大きな瞳が強烈です。2度目のセザール賞獲得となった「潜水服は蝶の夢を見る」が、世界的に高い評価を得たことも記憶に新しいですね。彼こそフランス映画界の新たな王といえるかも。
精神科医役で、カトリーヌ・ドヌーヴが特別出演しています。

マチュアマ、007の新作で悪役に抜擢!