まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

遣都☆恋拳

2009-11-16 | 日本映画
 ちょっと今さらな話題ですが、天皇陛下即位20周年の式典...
 なぜか畏れ多くもエグザイルが歌って踊ってましたね。エグザイルも出世したものだ。主上の御前では不敬にあたるのか、ボーカルのアツシがサングラスもピアスもとってたのが印象的でした。エグザイルにとっては栄誉な一夜だったことでしょう。でも、天皇皇后両陛下は?にこやかに聞いておられましたが、誰こいつら?だったのでは。寒風にさらされてる両陛下が、何だかお気の毒で...両陛下もご一緒に♪と、エグザイルとチューチュートレイン!なことには、もちろんならなくて安心しましたが。
 それにしても。両陛下がエグザイルを見て喜ばれるとは、どうしても思えないよなあ。式典前のエグザイルの記者会見にいた、あの大物政治家と大物プロデューサーの姿に、式典の真の意図を見た気がしました。悪代官と悪商人の俗まみれな黒い企みに、陛下が利用されてしまったかのように思えたのは、私だけ?
 両陛下のご健康と皇室の弥栄をお祈りしつつ。ご即位からもう20年か~私が生まれる前のことなのに、故・小渕首相の年号発表も即位の礼も、はっきり覚えてるのはなぜかしら

 お松の第5回独り邦画男前映画祭③
 「ラブファイト」
 小公子カイトこと林遣都主演作品。
 大阪。いじめられっ子の稔は、幼い頃からケンカの強い亜紀に守られていることにウンザリしていた。そんな中、彼は元ボクサーの大木と出会う。亜紀より強くなるため、稔は大木のジムでボクシングを始める。それを知った亜紀は...
 ケントくん、可愛かったです。ヘタレ美少年、といえばもうケントくんの独壇場?ヘタレだけど、いま人気のいわゆる草食系男子とは何か違うんだよなあ。女よりキレイな顔だし体も華奢なんだけど、可愛い子ぶりっ子な媚たキャマキャマしさがないところがケントくんの魅力でしょうか。ヘナチョコな中にも、凛としたものがあるというか。
 稔のキャラは、「DIVE!!」の主人公とほぼ同じ?ヘタレだけどピュアで明るい稔を演じてるケントくん、「小公女セイラ」のカイトとかもそうですが、ちょっとオツムが弱い子?と思わせる表情が、何だか危なくて好き。取り乱してギャーギャー叫ぶケントくんの声も可愛い。でもホント、共演の女優が可哀相になるほどキレイな顔、すごい美白肌してるケントくんですが、キレイを通り越してヘンな顔、宇宙人顔、にも見えてインパクトがあるところが、わらわらいるイケメン若手男優と一線を画しているのかも。ケントくんにはぜひ、ウェンツの鬼太郎に対抗して、実写版の妖怪人間ベロを演じてほしいなあ。
 頑張ってボクシングしてるケントくんですが、めちゃくちゃ弱そうです私でも勝てそう。ボクシングしてる時より、トボトボ歩いてたり逃げ回ったりしてる学ラン姿のほうが萌えました。滋賀県出身のケントくんの関西弁も可愛いかったです。

 ストーリーじたいは、出来損ないの少女漫画、韓流映画もどきだった。亜紀のキャラなんか、ほとんど猟奇的な彼女だったし。稔と亜紀がホントは両想いだけど素直になれない、というもどかしさと切なさを、もっと丹念に描いてほしかったかも。ぜんぜん実は好き合ってるって雰囲気じゃなかったもん。稔の男のプライドと闘志が熱くなかったのも残念。それと、大木と元恋人とのエピソードも中途半端で余計に思えた。
 亜紀役は、北乃きい。初めて彼女が演技するところ見ました。可愛いけどフニャクニャしたブリっ子じゃなく、ハキハキと颯爽としてて好感。見事な回し蹴りに驚嘆。ボクシングより、柔道のほうが似合いそう。
 大木役の大沢たかおは、この映画のプロデューサーでもあるとか。若い頃は苦手でしたが、いい感じにおっさんぽくなってる最近の彼は好きかも。やっぱ、ちょっとだけコン・ユに似てますね。それにしても大沢さん...きいちゃん&桜井幸子とよりも、ケントくんを優しく見つめたり、ケントくんの肩を抱き寄せたり、ケントくんの手を握ったりするシーンのほうが、何だか幸せそうで色っぽくて...やっぱ大沢さんって...おっと、これ以上は♪
 ジムの先輩役の波岡一喜と、元ボクサーの俳優役の鳥羽潤もカッコカワイかったです。特に鳥羽潤、最近は2時間ドラマの犯人役するまでに落ちぶれちゃってるけど、今でもイケてますがな。彼は確か和歌山出身?彼の関西弁も可愛かったです。

 邦画男前映画祭、第5回はこれにて終了(早っ)♪観たい邦画がなかなか見つからなくておすすめ邦画があれば、ぜひオススメよろしくお願いします
 
コメント
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