皆さま、こんにちは!日曜日、いかがお過ごしでしょうか?
今日は衆議院投票日ですね♪私はさっき、ダミアンと一緒に清き一票を投じてきました。ダミアンももう選挙権あるのか~と、彼の成長と自分の加齢を引き比べてしまい、寒くもないのに震えてしまいました…昨日はmy sister M子の愛息ジミーの誕生日だったのですが、彼が選挙権を得る年になると私は…ひー!想像しただけで尿漏れしそうになります(汗)。
今回の選挙、かつてないほど、この人だ!この党だ!な支持も期待もなく悩みました。メタメタ状態な日本を立ち直らせてくれそうな政治家や政党がいないのは、ほんとお寒いかぎりです。老い先の短い私など、ぶっちゃけどうなってもいい。ダミアンやジミーのような若者や子供が幸せな未来を迎えられるようになってほしい、と願いをこめて投票したのでした…
「トースト 幸せになるためのレシピ」
料理が好きな少年ナイジェルは、愛する母亡き後に父と親密な関係になった家政婦のポッター夫人を嫌悪する。料理が得意なポッター夫人に対抗して、ナイジェルも料理の腕を磨き始めるが…
イギリスの高名な料理研究家の自伝の映画化だとか。地味だけど楽しい、拾いもの的な佳作でした。何かに一生懸命になることで成長するストーリーって、好きです。私も何か一つでもいいから、命がけになったり夢中になれるものがあったらなあ、と羨ましいやら妬ましいやら後悔するやら、切ない気持ちになりました。今からでも遅くないでしょうか…
情熱を傾けて人より抜きんでるよう努力し成功するには、それだけのモチベーションが必要なんだよなあ。そして、人よりちょっと不幸せなことも。芸術やスポーツで成功した偉人たちって、みんなどこか複雑で不幸な生い立ちや環境にあった人ばかりですよね。血のにじむ努力や奮起につながる貪婪さや愛憎は、ヌルいユルい幸せな人間にはないし。
父親の愛情と関心を得るため、料理で対決するナイジェルとポッター夫人の戦いが愉快です。二人の作る様々な料理やデザートが、美味しそうで目に楽しいです。しかし。作るほうは楽しいけど、毎日毎日あんな豪勢な料理を食べさせらるお父さんが可哀想。おやじを成人病にして殺すつもりかよ!?な、ナイジェルとポッター夫人の必死さが笑えて怖いです。美味しい料理も愛情も、押し付けられる側からしたら苦痛以外のナニモノでもありません。
ナイジェルの屈折した乙男(オトメン)ぶりが笑えます。ぬいぐるみを抱いていたり、料理が大好きなところ、女子には全然興味がなく冷淡なところなど、中身はほとんど女の子です。意地悪なクラスメートのJKどもを、料理の腕で打ち負かし感服させるところが痛快でした。ポッター夫人への反発やキツい態度など、まさに女の女に対する厳しさと嫉妬そのもの。高校生になったナイジェル、期待通りBL方向にも奔ってくれます(笑)。モデルとなったリアル料理研究家さん、どんな人なのか見てみたいです。イッコーさんとかも自伝だしたら映像化されるでしょうか。
幼い頃のナイジェルや彼の友だちなど、子役が秀逸でした。可愛いでショ?けなげでショ?な、押し付けがましい可愛らしさが気持ち悪い日本の子役と違って、西洋、特に英仏の子役は可愛いけどクールでニヒルなので好きです。
高校生になったナイジェル役は、ジョニー・デップの「ネバーランド」や「チャーリーとチョコレート工場」などで名子役としてならしたフレディ・ハイモア。
おお~。ハイモアくん、大きくなったなあ。イケメンとか男前って感じの成長ではないけど、ちょっと暗めで繊細で優しそうな容姿と雰囲気は、上品な草食系男子役にピッタリ。黒目がちな瞳がきれいです。彼も早々と、英国男優なら一度は通過せねばならないBL演技を披露しています。年上青年との切ないキスシーンあり。
ポッター夫人役は、すっかりイロモノ的な名バイプレイヤーと化したヘレナ・ボナム・カーター。ケバくて下品な、明るく意地悪なおばちゃんを珍演してます。ナイジェルを女(笑)と見なして敵意むき出しなところが、大人げなくて笑えました。そーいえば、ヘレナ・ボナム・カーターとフレディくん、「チャーリーとチョコレート工場」では母子役でしたね。
60年代イギリスのファッションや音楽も、目に耳に楽しいです。
今日は衆議院投票日ですね♪私はさっき、ダミアンと一緒に清き一票を投じてきました。ダミアンももう選挙権あるのか~と、彼の成長と自分の加齢を引き比べてしまい、寒くもないのに震えてしまいました…昨日はmy sister M子の愛息ジミーの誕生日だったのですが、彼が選挙権を得る年になると私は…ひー!想像しただけで尿漏れしそうになります(汗)。
今回の選挙、かつてないほど、この人だ!この党だ!な支持も期待もなく悩みました。メタメタ状態な日本を立ち直らせてくれそうな政治家や政党がいないのは、ほんとお寒いかぎりです。老い先の短い私など、ぶっちゃけどうなってもいい。ダミアンやジミーのような若者や子供が幸せな未来を迎えられるようになってほしい、と願いをこめて投票したのでした…
「トースト 幸せになるためのレシピ」
料理が好きな少年ナイジェルは、愛する母亡き後に父と親密な関係になった家政婦のポッター夫人を嫌悪する。料理が得意なポッター夫人に対抗して、ナイジェルも料理の腕を磨き始めるが…
イギリスの高名な料理研究家の自伝の映画化だとか。地味だけど楽しい、拾いもの的な佳作でした。何かに一生懸命になることで成長するストーリーって、好きです。私も何か一つでもいいから、命がけになったり夢中になれるものがあったらなあ、と羨ましいやら妬ましいやら後悔するやら、切ない気持ちになりました。今からでも遅くないでしょうか…
情熱を傾けて人より抜きんでるよう努力し成功するには、それだけのモチベーションが必要なんだよなあ。そして、人よりちょっと不幸せなことも。芸術やスポーツで成功した偉人たちって、みんなどこか複雑で不幸な生い立ちや環境にあった人ばかりですよね。血のにじむ努力や奮起につながる貪婪さや愛憎は、ヌルいユルい幸せな人間にはないし。
父親の愛情と関心を得るため、料理で対決するナイジェルとポッター夫人の戦いが愉快です。二人の作る様々な料理やデザートが、美味しそうで目に楽しいです。しかし。作るほうは楽しいけど、毎日毎日あんな豪勢な料理を食べさせらるお父さんが可哀想。おやじを成人病にして殺すつもりかよ!?な、ナイジェルとポッター夫人の必死さが笑えて怖いです。美味しい料理も愛情も、押し付けられる側からしたら苦痛以外のナニモノでもありません。
ナイジェルの屈折した乙男(オトメン)ぶりが笑えます。ぬいぐるみを抱いていたり、料理が大好きなところ、女子には全然興味がなく冷淡なところなど、中身はほとんど女の子です。意地悪なクラスメートのJKどもを、料理の腕で打ち負かし感服させるところが痛快でした。ポッター夫人への反発やキツい態度など、まさに女の女に対する厳しさと嫉妬そのもの。高校生になったナイジェル、期待通りBL方向にも奔ってくれます(笑)。モデルとなったリアル料理研究家さん、どんな人なのか見てみたいです。イッコーさんとかも自伝だしたら映像化されるでしょうか。
幼い頃のナイジェルや彼の友だちなど、子役が秀逸でした。可愛いでショ?けなげでショ?な、押し付けがましい可愛らしさが気持ち悪い日本の子役と違って、西洋、特に英仏の子役は可愛いけどクールでニヒルなので好きです。
高校生になったナイジェル役は、ジョニー・デップの「ネバーランド」や「チャーリーとチョコレート工場」などで名子役としてならしたフレディ・ハイモア。
おお~。ハイモアくん、大きくなったなあ。イケメンとか男前って感じの成長ではないけど、ちょっと暗めで繊細で優しそうな容姿と雰囲気は、上品な草食系男子役にピッタリ。黒目がちな瞳がきれいです。彼も早々と、英国男優なら一度は通過せねばならないBL演技を披露しています。年上青年との切ないキスシーンあり。
ポッター夫人役は、すっかりイロモノ的な名バイプレイヤーと化したヘレナ・ボナム・カーター。ケバくて下品な、明るく意地悪なおばちゃんを珍演してます。ナイジェルを女(笑)と見なして敵意むき出しなところが、大人げなくて笑えました。そーいえば、ヘレナ・ボナム・カーターとフレディくん、「チャーリーとチョコレート工場」では母子役でしたね。
60年代イギリスのファッションや音楽も、目に耳に楽しいです。