「ミュージアム」
連続猟奇殺人事件を捜査する刑事の沢村は、幼い息子を連れて家を出た妻が、事件の被害者たちと繋がりがあることに気づく。消えた妻子を探す沢村の前に、謎のカエル男が現れ…
うちのトイレには、ダミアンが読んでる漫画がいつも置いてあります。その中に、最近TVですごく宣伝されてる、小栗旬主演で映画化されたものもありました。何の気なしに手に取って読んでみたら、思いのほか面白かったんです。俄然、映画版も観たくなってしまい、映画の日にI went to 映画館(^^♪
ウゲゲなグロい猟奇殺人や、犯人の異常な自己顕示欲とか、アメリカのTVドラマ「クリミナル・マインド」とか「ハンニバル」とかで、さんざん使い古された内容や描写で、特に目新しさとか驚きはなかったです。猟奇サイコものが好きな人なら、いつもの白米食べるような印象、感想かも。私はこういうの好物じゃないので、恐怖とかサスペンスを楽しむよりも、犯人めんどくさいことするな~この努力やセンスをもっといい形で役立ててほしいな~と苦笑するばかりでした。劇中の猟奇殺害方法と凝った死体展示の、これって確実に笑いを狙ってるよな的なところが、ハンニバルとよく似てました。
わけのわからない異常な犯罪は、実際にもよく起きているけれども。この映画のような猟奇連続殺人は、まずありえません。ほとんどファンタジーで、その非現実さはファンタスティック・ビースト級かもしれません。そう、猟奇殺人ものはファンタジー。なので、ありえねー!点をあげつろうなんて、野暮なことはしたくありません。そのありえねー!点を笑うのも、このジャンルを楽しむ手段だと思います。とは申せ、どうしても気になることがいくつか…
私が最も不思議に思ったのは、カエル男がいったいどうやって、裁判員たちの詳細な個人情報を得たのか、ということ。あと、被害者を生きたまま殺人現場に運んでたのがミラクルだった。子どもを収納ボックスに入れて運ぶのもかなりの重労働ですが、尾野真千子までいともたやすく!すごい怪力!第二の被害者である引きこもりのデブとか、いったいどうやって運び出したんだ?!しかも両方とも、マンションとかアパートからだし。目撃者がいなかったのもウルトララッキーです。それと、あんな怪しい異様なカエル男が、白昼の街中で走り回ってるのに、通行人にとってはまるで透明人間なスルーのされ方!
猟奇サイコものはもう食傷気味ですが、この映画には私すごく感激しました。内容ではなく、キャストが素晴らしい!近年まれなほどのイケメン、男前祭りな映画でした!私が大好きな男優しか出てない、私が苦手な男優が出てない、という点もミラクルな作品。この手の映画にはたいてい顔を出してる某演技派気取り俳優とか、CMだけでオナカイッパイ!な某売れっ子俳優もいなかったのも、観に行った大きな理由かも。
まず、主人公の沢村刑事役の小栗旬。
オグリン、久々に見ましたが、いい男になったじゃん!短かめの髪、無精ひげもよく似合ってて、男の色気も出てきてます。スタイルのいい長身も相変わらずカッコいい。そしてオグリンといえば、瞳と声の美しさ!おっさんでもない、若造でもない、男としていちばんいい年頃に、オグリンもなったんですね~。男っぽくなってますが、雰囲気がすごく若々しいせいか、ちょっと疲れてヤサグレた男にも、捜査をリードする敏腕刑事にも、あまり見えなかったのはご愛敬。幼い子供がいるパパなオグリンは、なかなかナチュラルで素敵でした。実際のオグリンも、あんな優しいパパなのかな。オグリンみたいなパパ、いいですね~。妻は苦労しそうだが(笑)
オグリン、ちょっと力が入りすぎ、オーバーすぎる演技が暑苦しく感じることもあったけど、今まで見たことなかったような渾身の熱演を披露してます。特にカエル男の屋敷で監禁されてるオグリンは、なかなか鬼気迫ってました。
カエル男役は、話題を狙ったと思しきキャスティングの妻夫木聡。あのブッキーが殺人鬼役!が、この映画最大の売りでしょうか。
「怒り」ではBL、今度は猟奇サイコ殺人鬼。ブッキー、頑張ってますね~。しゃべり方が何だか、今TVドラマで探偵役してる織田ゆうじみたいで笑えた。でもね~。ブッキー、ちっとも不気味でも怖くもなかったです。むしろ可愛かった。バケモノな特殊メイクしてるのですが、あれぐらいなら全然イケますわ。カエル男なブッキーと千原ジュニアなら、躊躇なく前者に抱かれますよ。「砦なき者」や「天国と地獄」など、悪役にも積極的なブッキーですが、どんな役しても可愛い!それは、ブッキーの武器でもあり弱点でもあります。でも、彼のチャレンジ精神とか気概は、それが演技に結びついてるか否かはさておき、素晴らしいといつも高く評価してる私です。
主役二人もワタシ的には最高級のイケメンですが、脇を固めた男優たちもチョベリグ(死語)!まるで私のために集めてくれた?!かのようなメンツでした。
沢村の後輩役は、最近売れっ子の野村周平。端正な顔立ちのイケメン!だけど、大学生にしか見えんかった。上司役の松重豊、シブい!松重さん、すごい背が高かったんですね!オグリンとか若い長身の俳優と並んでも、まったく見劣りしてなかった。先輩役の丸山智己、刑事よりも犯罪者側の顔ですが、そこが好き!そして、スラっとスレンダーな長身で超スタイルがいい~!モデルみたい!そして、同僚役に淵上泰史!フッチー出てるの知らなかったので驚喜!役も存在感も、「S 最後の警官」同様にモブなのですが、イケメンなのでやっぱ目立つんですよね。彼も無精ひげが似合ってた。遺族のもとに、オグリン、野村くん、フッチーが聞き込みに来るのですが、この3人に囲まれるなら容疑者になるのも悪くないな、と思いました。
沢村が高校生の時に殉職した亡父役で、大森南朋もチョコっと出演。ナオさんもいい男!最期のシーン、ちょっとカッコつけすぎで笑えた。フッチー出演は、今回もナオさんのバーターみたいですね。
沢村の妻役の尾野真千子、サバサバしてるので嫌いじゃないのですが、ガサツで下品な感じがする。妻の言動にも共感できなかった。家庭を顧みない夫に怒って家出とか、どうなの?無職とか浮気とか暴力とかなら解かるけど、優しいし仕事熱心な夫じゃん。私なら、妙に家庭的で神経がこまやかすぎる夫よりも、無頓着に優しい沢村みたいな夫のほうがいい!しかも公務員でイケメンときてる。大事にせんとバチが当たるわ。
↑男として俳優として、脂がのってくる年齢になったオグリン&ブッキー。大人の恋愛映画とかで、男の色気ある演技を期待
連続猟奇殺人事件を捜査する刑事の沢村は、幼い息子を連れて家を出た妻が、事件の被害者たちと繋がりがあることに気づく。消えた妻子を探す沢村の前に、謎のカエル男が現れ…
うちのトイレには、ダミアンが読んでる漫画がいつも置いてあります。その中に、最近TVですごく宣伝されてる、小栗旬主演で映画化されたものもありました。何の気なしに手に取って読んでみたら、思いのほか面白かったんです。俄然、映画版も観たくなってしまい、映画の日にI went to 映画館(^^♪
ウゲゲなグロい猟奇殺人や、犯人の異常な自己顕示欲とか、アメリカのTVドラマ「クリミナル・マインド」とか「ハンニバル」とかで、さんざん使い古された内容や描写で、特に目新しさとか驚きはなかったです。猟奇サイコものが好きな人なら、いつもの白米食べるような印象、感想かも。私はこういうの好物じゃないので、恐怖とかサスペンスを楽しむよりも、犯人めんどくさいことするな~この努力やセンスをもっといい形で役立ててほしいな~と苦笑するばかりでした。劇中の猟奇殺害方法と凝った死体展示の、これって確実に笑いを狙ってるよな的なところが、ハンニバルとよく似てました。
わけのわからない異常な犯罪は、実際にもよく起きているけれども。この映画のような猟奇連続殺人は、まずありえません。ほとんどファンタジーで、その非現実さはファンタスティック・ビースト級かもしれません。そう、猟奇殺人ものはファンタジー。なので、ありえねー!点をあげつろうなんて、野暮なことはしたくありません。そのありえねー!点を笑うのも、このジャンルを楽しむ手段だと思います。とは申せ、どうしても気になることがいくつか…
私が最も不思議に思ったのは、カエル男がいったいどうやって、裁判員たちの詳細な個人情報を得たのか、ということ。あと、被害者を生きたまま殺人現場に運んでたのがミラクルだった。子どもを収納ボックスに入れて運ぶのもかなりの重労働ですが、尾野真千子までいともたやすく!すごい怪力!第二の被害者である引きこもりのデブとか、いったいどうやって運び出したんだ?!しかも両方とも、マンションとかアパートからだし。目撃者がいなかったのもウルトララッキーです。それと、あんな怪しい異様なカエル男が、白昼の街中で走り回ってるのに、通行人にとってはまるで透明人間なスルーのされ方!
猟奇サイコものはもう食傷気味ですが、この映画には私すごく感激しました。内容ではなく、キャストが素晴らしい!近年まれなほどのイケメン、男前祭りな映画でした!私が大好きな男優しか出てない、私が苦手な男優が出てない、という点もミラクルな作品。この手の映画にはたいてい顔を出してる某演技派気取り俳優とか、CMだけでオナカイッパイ!な某売れっ子俳優もいなかったのも、観に行った大きな理由かも。
まず、主人公の沢村刑事役の小栗旬。
オグリン、久々に見ましたが、いい男になったじゃん!短かめの髪、無精ひげもよく似合ってて、男の色気も出てきてます。スタイルのいい長身も相変わらずカッコいい。そしてオグリンといえば、瞳と声の美しさ!おっさんでもない、若造でもない、男としていちばんいい年頃に、オグリンもなったんですね~。男っぽくなってますが、雰囲気がすごく若々しいせいか、ちょっと疲れてヤサグレた男にも、捜査をリードする敏腕刑事にも、あまり見えなかったのはご愛敬。幼い子供がいるパパなオグリンは、なかなかナチュラルで素敵でした。実際のオグリンも、あんな優しいパパなのかな。オグリンみたいなパパ、いいですね~。妻は苦労しそうだが(笑)
オグリン、ちょっと力が入りすぎ、オーバーすぎる演技が暑苦しく感じることもあったけど、今まで見たことなかったような渾身の熱演を披露してます。特にカエル男の屋敷で監禁されてるオグリンは、なかなか鬼気迫ってました。
カエル男役は、話題を狙ったと思しきキャスティングの妻夫木聡。あのブッキーが殺人鬼役!が、この映画最大の売りでしょうか。
「怒り」ではBL、今度は猟奇サイコ殺人鬼。ブッキー、頑張ってますね~。しゃべり方が何だか、今TVドラマで探偵役してる織田ゆうじみたいで笑えた。でもね~。ブッキー、ちっとも不気味でも怖くもなかったです。むしろ可愛かった。バケモノな特殊メイクしてるのですが、あれぐらいなら全然イケますわ。カエル男なブッキーと千原ジュニアなら、躊躇なく前者に抱かれますよ。「砦なき者」や「天国と地獄」など、悪役にも積極的なブッキーですが、どんな役しても可愛い!それは、ブッキーの武器でもあり弱点でもあります。でも、彼のチャレンジ精神とか気概は、それが演技に結びついてるか否かはさておき、素晴らしいといつも高く評価してる私です。
主役二人もワタシ的には最高級のイケメンですが、脇を固めた男優たちもチョベリグ(死語)!まるで私のために集めてくれた?!かのようなメンツでした。
沢村の後輩役は、最近売れっ子の野村周平。端正な顔立ちのイケメン!だけど、大学生にしか見えんかった。上司役の松重豊、シブい!松重さん、すごい背が高かったんですね!オグリンとか若い長身の俳優と並んでも、まったく見劣りしてなかった。先輩役の丸山智己、刑事よりも犯罪者側の顔ですが、そこが好き!そして、スラっとスレンダーな長身で超スタイルがいい~!モデルみたい!そして、同僚役に淵上泰史!フッチー出てるの知らなかったので驚喜!役も存在感も、「S 最後の警官」同様にモブなのですが、イケメンなのでやっぱ目立つんですよね。彼も無精ひげが似合ってた。遺族のもとに、オグリン、野村くん、フッチーが聞き込みに来るのですが、この3人に囲まれるなら容疑者になるのも悪くないな、と思いました。
沢村が高校生の時に殉職した亡父役で、大森南朋もチョコっと出演。ナオさんもいい男!最期のシーン、ちょっとカッコつけすぎで笑えた。フッチー出演は、今回もナオさんのバーターみたいですね。
沢村の妻役の尾野真千子、サバサバしてるので嫌いじゃないのですが、ガサツで下品な感じがする。妻の言動にも共感できなかった。家庭を顧みない夫に怒って家出とか、どうなの?無職とか浮気とか暴力とかなら解かるけど、優しいし仕事熱心な夫じゃん。私なら、妙に家庭的で神経がこまやかすぎる夫よりも、無頓着に優しい沢村みたいな夫のほうがいい!しかも公務員でイケメンときてる。大事にせんとバチが当たるわ。
↑男として俳優として、脂がのってくる年齢になったオグリン&ブッキー。大人の恋愛映画とかで、男の色気ある演技を期待