ファンタビ日本公開記念!師走の英国男優祭①
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「僕が星になるまえに」
ガンで余命いくばくもないジェームズの、死ぬ前にいちばん好きな場所であるウェールズのバラファンドル湾に行きたい、という願いをかなえるべく、親友のデイヴィー、マイルズ、ビルは、ジェームズを連れて旅に出る。ジェームズには胸に秘めた目的があったが…
今をときめくベネディクト・カンバーバッチ主演作。当時30歳ぐらい?若い!肌もつるつるで、シワひとつありません。
病魔におかされた役らしく、やつれて青白い顔色。とても病気には見えないんですけど?!な、役づくりできてな中途半端俳優とは、やっぱ違いますよね~。知性と教養がありすぎるせいで、ツンと傲慢な奴と誤解されるけど、根は善良で優しく、KYっぽい言動も実は天然なだけ、という役がハマるバッチさんですが、今回のジェームズもそれに近い感じ、だけどシャーロクとかに比べると、他人への気遣いや思いやりも持ち合わせてるバッチさんでした。
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親友3人と旅に出る 。みんなに守られ大切にされ、まるで女王さまのようでした。ジメジメメソメソした、あざといまでに泣かせようとする押し付けがましい感動系お涙ちょうだいではなく、病気や死までもジョークのネタにしてクスっと笑わせるなど、イギリスらしい皮肉なユーモアがいい感じでした。
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男4人の旅も楽しそうで、仲間に入りたいと思った。文字通り転げまわったり、バカやって大はしゃぎしたり、くだらないことでケンカしたり、すっかり少年に戻ってる4人が可愛かったです。屈託なく愉快に過ごしながらも、時おり襲ってくるジェームズの病苦や、浮きぼりになるそれぞれが抱えてる切実な問題など、束の間の現実逃避が夢のように儚く切なかったです。でも友情物語は、やっぱ女より男のほうが甘酸っぱく優しい。女はシビアで現実的だから、センチメンタルになれない。少女になんか戻れないもんね。この映画とは真逆な、恨みや憎しみをぶつけ合う怖い映画のほうが、女には合ってる
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若くして死ななければならないジェームズですが。可哀想だけど、羨ましくもありました。死の間際で、あんなに愛されていると実感できて。一度も愛されていると感じることができず長生きするほうが、むしろ不幸ですよね~…仕事も恋愛もうっちゃって、ジェームズに寄り添う3人の優しさ、自己犠牲が尊かったです。あんなに献身的に真剣に向き合えるなんて、もう友情じゃなくて愛情です。私には誰も向き合ってくれないし、私も向き合わない。こういう映画を観ると、自分の孤独を痛感しますわ~。
この映画、ほぼ男4人だけしか出てこないのですが、否が応でも期待しちゃうBL気配も展開もなし。ジェームズがひょっとしたら…?なニュアンスは感じられたけど、かなり曖昧だったし。腐としては、もうちょっと分かりやすくはっきり、ばっちりガッツリなBLシーンが欲しかったかも
BL色が希薄だったのが惜しい。
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ラストの4人の決断、行動は、賛否両論あるでしょう。悲しいけどホっとした、というのが私の感想ですが。あれ、後が大変だろな~。一生心から消えない、あれで本当に良かったんだろうか、と問い続ける苦悩になるだろうし。でもあれも、自分のことよりも相手を大事に想う愛がないとできない決断と行動でした。
荒涼とした海を臨む断崖など、イギリスといえばの風景も美しく撮られていました。イギリスの片田舎で暮らしてみたいな~…
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↑カッコつけてる時よりも、おどけてる時のバッチさんのほうが好きです。「ドクター・ストレンジ」日本公開が待ち遠しい♪
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ガンで余命いくばくもないジェームズの、死ぬ前にいちばん好きな場所であるウェールズのバラファンドル湾に行きたい、という願いをかなえるべく、親友のデイヴィー、マイルズ、ビルは、ジェームズを連れて旅に出る。ジェームズには胸に秘めた目的があったが…
今をときめくベネディクト・カンバーバッチ主演作。当時30歳ぐらい?若い!肌もつるつるで、シワひとつありません。
病魔におかされた役らしく、やつれて青白い顔色。とても病気には見えないんですけど?!な、役づくりできてな中途半端俳優とは、やっぱ違いますよね~。知性と教養がありすぎるせいで、ツンと傲慢な奴と誤解されるけど、根は善良で優しく、KYっぽい言動も実は天然なだけ、という役がハマるバッチさんですが、今回のジェームズもそれに近い感じ、だけどシャーロクとかに比べると、他人への気遣いや思いやりも持ち合わせてるバッチさんでした。
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親友3人と旅に出る 。みんなに守られ大切にされ、まるで女王さまのようでした。ジメジメメソメソした、あざといまでに泣かせようとする押し付けがましい感動系お涙ちょうだいではなく、病気や死までもジョークのネタにしてクスっと笑わせるなど、イギリスらしい皮肉なユーモアがいい感じでした。
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男4人の旅も楽しそうで、仲間に入りたいと思った。文字通り転げまわったり、バカやって大はしゃぎしたり、くだらないことでケンカしたり、すっかり少年に戻ってる4人が可愛かったです。屈託なく愉快に過ごしながらも、時おり襲ってくるジェームズの病苦や、浮きぼりになるそれぞれが抱えてる切実な問題など、束の間の現実逃避が夢のように儚く切なかったです。でも友情物語は、やっぱ女より男のほうが甘酸っぱく優しい。女はシビアで現実的だから、センチメンタルになれない。少女になんか戻れないもんね。この映画とは真逆な、恨みや憎しみをぶつけ合う怖い映画のほうが、女には合ってる
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若くして死ななければならないジェームズですが。可哀想だけど、羨ましくもありました。死の間際で、あんなに愛されていると実感できて。一度も愛されていると感じることができず長生きするほうが、むしろ不幸ですよね~…仕事も恋愛もうっちゃって、ジェームズに寄り添う3人の優しさ、自己犠牲が尊かったです。あんなに献身的に真剣に向き合えるなんて、もう友情じゃなくて愛情です。私には誰も向き合ってくれないし、私も向き合わない。こういう映画を観ると、自分の孤独を痛感しますわ~。
この映画、ほぼ男4人だけしか出てこないのですが、否が応でも期待しちゃうBL気配も展開もなし。ジェームズがひょっとしたら…?なニュアンスは感じられたけど、かなり曖昧だったし。腐としては、もうちょっと分かりやすくはっきり、ばっちりガッツリなBLシーンが欲しかったかも
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ラストの4人の決断、行動は、賛否両論あるでしょう。悲しいけどホっとした、というのが私の感想ですが。あれ、後が大変だろな~。一生心から消えない、あれで本当に良かったんだろうか、と問い続ける苦悩になるだろうし。でもあれも、自分のことよりも相手を大事に想う愛がないとできない決断と行動でした。
荒涼とした海を臨む断崖など、イギリスといえばの風景も美しく撮られていました。イギリスの片田舎で暮らしてみたいな~…
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↑カッコつけてる時よりも、おどけてる時のバッチさんのほうが好きです。「ドクター・ストレンジ」日本公開が待ち遠しい♪