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1957年のサンフランシスコ。詩人のアレン・ギンズバーグは、発表した詩集「Howl」がワイセツであると訴えられる。インタビューで語られる、彼の人生と芸術とは…
ジェームズ・フランコがゲイの詩人役!ということで、前から気になってた作品。運よく観ることができました(^^♪
結論から申し上げますと…腐的にはかなりガッカリな映画でした
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BLものでもなかったけど、アレン・ギンズバーグの半生を描いたドラマでもないんです。私のような詩を解さない者にとっては、ただもう難解というか高尚というかワケワカメなギンズバーグの詩の、これまたワケワカメなアニメーション付きの朗読劇、みたいな内容でした。ワケワカメながらも、風変わりな作風でつまんなくはなかったです。
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法廷、インタビューを受けてるアレンと彼の回想、朗読会で詩を暗誦してるアレン(ここだけモノクロ)、の三つの構成になっていて、アレンの詩がアニメになってます。詩は性的ですが、わいせつとまでは思わなかったです。詩はまさにワケワカメなのですが、激情的で精神世界がイっちゃってて笑えました。アレンの詩、英語が解らない私はもとより、フツーのアメリカ人にとっても???なのでは。アニメも性的ですが、イヤらしくはなく、シュールで面白かったです。
アレン・ギンズバーグ役のジェームス・フランコが、相変わらずのイケメン
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久々に見たフランコ、彼ももうアラフォーですが、若々しくてまだ青年っぽい。クニャ~っとした笑顔、雰囲気のユルさが好き。メガネ男子な彼も可愛かった。朗読が上手!あのモニャモニャした独特の声で、エキセントリックにエモーショナルに暗誦。英語は解からないけど、彼の朗読CDとか欲しいです。
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男の色気、フェロモンも放つフランコなので、セクシー演技やシーンがなかったのが本当に惜しかった。主役ながら出ずっぱりでもなく、アレン不在の法廷シーンの割合が高いのも減点要因。フランコのBLシーン、あることはあったのですが、チョコっとだけで物足りないことこの上ないです。恋人役が、「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス役でMYイケメンレーダーを反応させたアーロン・トヴェイトだったから、なおのこと惜しい。
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トヴェイトくんがフランコの年下彼氏役、というので超期待してたのに。彼、チョイ役でした。正味5分ぐらいの出番。でも、ベッドでフランコと裸の彼がイチャつくシーン、公園で幸せそうに寄り添うシーンは、なかなか萌え~でした。どっちがタチでウケなのか、かなり気になったけど。どっちにしてもイケメンな二人なので、BLも絵になります。
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恥ずかしながら私、この映画を観るまでアレン・ギンズバーグのご尊名を存じ上げませんでした。アメリカでは超有名で、あの村上春樹先生も信奉してる偉大な詩人なんだとか。実際のアレンは、フランコとは似ても似つかないです。橋田スガ子先生を安田成美が演じるぐらい無理がある、とまでは言わないまでも。ちなみに他作品で、元ハリポタのダニエル・ラドクリフが若き日のアレン・ギンズバーグを演じてるとか。
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↑いい男なのに、ちょっとズレてるところが残念でもあり可愛くもあるフランコ。わざと恥ずかしい自撮り画像をアップしたり、悪友たちとの内輪ウケ映画によく出たり。子どもっぽい悪ノリも、そろそろ卒業していい頃。真面目な大人の映画で、いい演技+演出をI wish!
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