「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」
初日にイソイソと行ってきました~♪マダムたちで劇場は大盛況でした(汗)。
日本では木村拓哉の出演が話題になっている、「青いパパイヤの香り」のトラン・アン・ユン監督作品。
元刑事の探偵クラインは、ある大富豪から行方不明の息子シタオを探してほしいという依頼を受ける。過去のトラウマに苦しみながら、フィリピンそして香港でシタオを追跡するクライン。一方、マフィアのボスであるドンポもまた、運命に導かれるようにシタオと出逢うことに...
うう~ん。青いパパイヤほど睡眠誘導されなかったけど...つまんないことはなかったけど、何だろう?すごく異様で狂った内容で呆気にとられた、みたいな。ぶっちゃけ、男どものサイコな血まみれSM劇場、みたいでした。傷つきたいんだよぉ~傷つけてくれよぉ~と血に飢えた自虐へと暴走する男たちが、何だか麻薬中毒者っぽくて気持ち悪い。話より、男たちの精神的肉体的に苦しみ悶える姿を描くことに重点を置いるみたい。まさに男だけ、ドキ!男だらけのSM大会!みたいな。女っけがほとんどなく(いちおうヒロインみたいな女がいますが、叶恭子似のニューハーフみたいなので)男色ムードも濃密です。
肌を噛み切り!金槌でメッタ打ち!射殺した犬を叩きつけ!板に釘で磔!etc.ううう、なイタいシーン満載で、ゲロゲロ(死語)です。タイトルの雨よりも、血が激しく降ってます。暴力シーンに抵抗感のある人、心臓が弱い人は観ないほうがいいかも。逆に、SM嗜好のある人には興奮ものかもしれません。
おゲージュツの皮を被ったアブノーマルSM映画ですが...いい男が苦しみのたうちまわる姿は、なかなか官能的でもあります。
シタオ役は、日本が誇る大スター木村拓哉。思ってたより出番も多く、もうけ役とはいえ、日本では絶対やらないだろうドMな演技は、結構インパクトあり。他人の傷を受け取るシタオは、キリストの再来?磔にされちゃうし(笑)。これでもか!とばかりに肉体を苛まれるキムタコさん、終始ヒーヒーウギャウギャ悶えまくってて(英語の台詞より、呻きや絶叫のほうが多い)、可哀相なんだけど何か笑えた。苦しんでる顔がセックス中のエクスタシーっぽくて、ちょっとエロかったです。
それにキムタコさん、三十半ばにしては可愛い!競演のイ・ビョンホンと二つしか違わないとは思えないほどの少年っぽさです。ジョシュ・ハートネットにはお姫様だっこされてたし(笑)。ナンダカンダでキムタコさん、やっぱ素敵な男だと思うし、今後はチャラさを封印して果敢な大人の演技に挑戦してほしい!
ドンポ役は、my 韓流初恋男イ・ビョンホン。やっぱ彼って、ザ・スターだわ。初登場シーンでもう、ただならぬオーラびんびんだったもん。それにしても最近のビョン吉さん、♂フェロモンぷんぷん男汁だしまくりですよねえ。今回の彼、顔も体もシャープに絞ってて、凄艶さが増してた。やくざの若親分なんて、彼に最も似合う役だし。アジア屈指の非カタギな魅力にメロリンキュ~。憂愁に濡れた瞳の美しさにもウットリ。ドSな演技にはドッキリ。冷酷野蛮なビョン吉、乙女思考な韓流ファンにはショッキングすぎるかも。ワタシ的には、こ、怖い、けど抱いて~でしたが。ビョン吉みたいに野郎くさい男前、日本にはいないですよねえ。ビョン吉のせいで私もう、ヤワくてチャラい日本の若造タレントなんかじゃ満足できないカラダになってます。
↑韓国きっての男前と香港きってのイケメンのツーショットが新鮮
扱い低すぎるけど、この映画には香港からもショーン・ユーという男前がエントリーされてます。香港でクラインのアシストをする刑事役のショーン、ちょっとヤンチャなキャラで可愛かったです。ビョン吉を挑発するシーンが良かった。
主演のジョシュ・ハートネットは、顔は可愛いんだけど、相変わらず何となくウドの大木っぽいというか、カサカサしてて潤いがないというか。ネットリしたアジアの湿感の中では、完全に浮いた異邦人。ハリウッドスターの彼が、いちばん地味だったような。
この映画、とにかく男優たちが脱ぎまくってるのも特徴。ジョシュなんか、出演シーンの大半は裸だったかも。あんましキレイな体ではなかったけど。裸体勝負でも、ビョン吉が他者を圧してます。まさに、俺の肉体を見よー!なビョン吉さん、す、すごいよ!ここ数年の映画で拝んだものの中では、最高の肉体美かもしれません。キムタコの裸もきれいだったけど、かなり華奢です(腋毛がほとんどなくて萎え~)。ショーンまで意味もなく脱いでたし。娼婦とのシーンのショーン、エロかったです。とにかく、脱げー!おまえら脱げー!裸で踊り狂えやー!なウハウハ演出、おとこ裸祭を強行した(?)トラン監督の、芸術ならぬゲイ術が炸裂してます
↑39歳のビョン吉さん、アラフォーでこれはスゴすぎます...狂乱の韓流ブームも今は昔。かつて日本のおばさんたちから黄色い声とお金を絞るだけ絞り出させたスターの多くが自然淘汰された中、ひとり気を吐いているビョン吉さんです。「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」に続いて、アメリカ映画の「G.I.ジョー」、韓国で大ヒットした「グッド・バッド・ウィアード」が日本上陸で、この夏はビョンホン祭だ!
初日にイソイソと行ってきました~♪マダムたちで劇場は大盛況でした(汗)。
日本では木村拓哉の出演が話題になっている、「青いパパイヤの香り」のトラン・アン・ユン監督作品。
元刑事の探偵クラインは、ある大富豪から行方不明の息子シタオを探してほしいという依頼を受ける。過去のトラウマに苦しみながら、フィリピンそして香港でシタオを追跡するクライン。一方、マフィアのボスであるドンポもまた、運命に導かれるようにシタオと出逢うことに...
うう~ん。青いパパイヤほど睡眠誘導されなかったけど...つまんないことはなかったけど、何だろう?すごく異様で狂った内容で呆気にとられた、みたいな。ぶっちゃけ、男どものサイコな血まみれSM劇場、みたいでした。傷つきたいんだよぉ~傷つけてくれよぉ~と血に飢えた自虐へと暴走する男たちが、何だか麻薬中毒者っぽくて気持ち悪い。話より、男たちの精神的肉体的に苦しみ悶える姿を描くことに重点を置いるみたい。まさに男だけ、ドキ!男だらけのSM大会!みたいな。女っけがほとんどなく(いちおうヒロインみたいな女がいますが、叶恭子似のニューハーフみたいなので)男色ムードも濃密です。
肌を噛み切り!金槌でメッタ打ち!射殺した犬を叩きつけ!板に釘で磔!etc.ううう、なイタいシーン満載で、ゲロゲロ(死語)です。タイトルの雨よりも、血が激しく降ってます。暴力シーンに抵抗感のある人、心臓が弱い人は観ないほうがいいかも。逆に、SM嗜好のある人には興奮ものかもしれません。
おゲージュツの皮を被ったアブノーマルSM映画ですが...いい男が苦しみのたうちまわる姿は、なかなか官能的でもあります。
シタオ役は、日本が誇る大スター木村拓哉。思ってたより出番も多く、もうけ役とはいえ、日本では絶対やらないだろうドMな演技は、結構インパクトあり。他人の傷を受け取るシタオは、キリストの再来?磔にされちゃうし(笑)。これでもか!とばかりに肉体を苛まれるキムタコさん、終始ヒーヒーウギャウギャ悶えまくってて(英語の台詞より、呻きや絶叫のほうが多い)、可哀相なんだけど何か笑えた。苦しんでる顔がセックス中のエクスタシーっぽくて、ちょっとエロかったです。
それにキムタコさん、三十半ばにしては可愛い!競演のイ・ビョンホンと二つしか違わないとは思えないほどの少年っぽさです。ジョシュ・ハートネットにはお姫様だっこされてたし(笑)。ナンダカンダでキムタコさん、やっぱ素敵な男だと思うし、今後はチャラさを封印して果敢な大人の演技に挑戦してほしい!
ドンポ役は、my 韓流初恋男イ・ビョンホン。やっぱ彼って、ザ・スターだわ。初登場シーンでもう、ただならぬオーラびんびんだったもん。それにしても最近のビョン吉さん、♂フェロモンぷんぷん男汁だしまくりですよねえ。今回の彼、顔も体もシャープに絞ってて、凄艶さが増してた。やくざの若親分なんて、彼に最も似合う役だし。アジア屈指の非カタギな魅力にメロリンキュ~。憂愁に濡れた瞳の美しさにもウットリ。ドSな演技にはドッキリ。冷酷野蛮なビョン吉、乙女思考な韓流ファンにはショッキングすぎるかも。ワタシ的には、こ、怖い、けど抱いて~でしたが。ビョン吉みたいに野郎くさい男前、日本にはいないですよねえ。ビョン吉のせいで私もう、ヤワくてチャラい日本の若造タレントなんかじゃ満足できないカラダになってます。
↑韓国きっての男前と香港きってのイケメンのツーショットが新鮮
扱い低すぎるけど、この映画には香港からもショーン・ユーという男前がエントリーされてます。香港でクラインのアシストをする刑事役のショーン、ちょっとヤンチャなキャラで可愛かったです。ビョン吉を挑発するシーンが良かった。
主演のジョシュ・ハートネットは、顔は可愛いんだけど、相変わらず何となくウドの大木っぽいというか、カサカサしてて潤いがないというか。ネットリしたアジアの湿感の中では、完全に浮いた異邦人。ハリウッドスターの彼が、いちばん地味だったような。
この映画、とにかく男優たちが脱ぎまくってるのも特徴。ジョシュなんか、出演シーンの大半は裸だったかも。あんましキレイな体ではなかったけど。裸体勝負でも、ビョン吉が他者を圧してます。まさに、俺の肉体を見よー!なビョン吉さん、す、すごいよ!ここ数年の映画で拝んだものの中では、最高の肉体美かもしれません。キムタコの裸もきれいだったけど、かなり華奢です(腋毛がほとんどなくて萎え~)。ショーンまで意味もなく脱いでたし。娼婦とのシーンのショーン、エロかったです。とにかく、脱げー!おまえら脱げー!裸で踊り狂えやー!なウハウハ演出、おとこ裸祭を強行した(?)トラン監督の、芸術ならぬゲイ術が炸裂してます
↑39歳のビョン吉さん、アラフォーでこれはスゴすぎます...狂乱の韓流ブームも今は昔。かつて日本のおばさんたちから黄色い声とお金を絞るだけ絞り出させたスターの多くが自然淘汰された中、ひとり気を吐いているビョン吉さんです。「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」に続いて、アメリカ映画の「G.I.ジョー」、韓国で大ヒットした「グッド・バッド・ウィアード」が日本上陸で、この夏はビョンホン祭だ!