我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

ふく蔵の新酒・蔵出しに行ってきました。

2010年11月22日 | マジェスティ・ツーリング
20日の土曜日は、加西市の地酒である「ふく蔵」の新酒・蔵出しに行ってきました。
この新酒・蔵出しは20日から始まったものですが、当日の先着250名に限り350mlの新酒のプレゼント付というのにも引かれて行ったものです。(笑)
愛車ティーダは、途中、加古川バイパスの渋滞に巻き込まれましたが(最近、加古川バイパスは渋滞が多い)、約1時間でふく蔵に到着です。

やっと到着すると、下の写真のようにプレゼントをもらうための長蛇の列が出来ていました。



そして店内に入ると、店内も大混雑でした。



ふく蔵のお酒は、下の写真のような感じ・・・ふく蔵のお酒の特色は、地元の加西市で採れた山田錦を使った純米酒です。









下の写真のように、蔵見学が出ていましたので参加します。



蔵見学が始まりました。下の写真のように、係員の方が説明していただけます。






上の写真の「もろみ」と呼ばれる工程で使われる巨大なタンクです。タンク一つで2tのお酒が造られます。






タンクの中をのぞくと・・・真っ白なお酒が発酵中です。時々、ブクッと泡が出ますが、その時に強いお酒の匂いが漂います。お酒の弱い方は、この匂いだけでも酔われるでしょう。






見学の後、新酒を買って帰ろうと思っていましたが、店内のレジの列が30m近くにもなっていましたので諦めました。ふく蔵の近くはよく通りますので(家内の実家へのルート)、次回に購入です。
で、プレゼントのお酒は下の写真のとおり・・・もちろん純米酒の新酒です。



ふく蔵の特色は前述したとおり、純米酒にこだわっているところです。スーパーなどで日本酒のラベルを見られるとお分かりかと思いますが、ほとんどの日本酒には「醸造アルコール」「糖類」「酸味料」が入っています。
これは、純米酒に水と醸造用アルコールを足すことで容量を増やし、糖類と酸味料で日本酒の味付けをおこなっているのです。ですから純粋の日本酒ではないですね。

ふく蔵も、一時はこのようなお酒を出荷していたのですが、やがて日本人の日本酒離れから価格競争になり、ふく蔵のような小さな酒造会社では勝負にならないことから、純米酒にこだわる戦略に変えることで生き残りをかけたのです。
結局、この戦略は大成功でしたが、さらに地元の山田錦を使っていますので、地産地消となり地域にも貢献する酒造会社となりました。ですから、地元にも愛される酒造会社となったのですね。

新酒の蔵出しには、毎年、地元の方がボランティアで出荷を手伝われるそうです。酒造りを通じて、地元コミュニティまで発展させたふく蔵の姿勢には感服します。
コメント (6)
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