いよいよ9月となりました。暦の上では秋です。さらに月の第一日曜日は某イベントが開催され・・・そんなところで、自宅を7時ぐらいに出発。最初に到着したのは姫路BP・姫路SAです。
ZZR1400さんと談笑の後(とってもMT-03が気になるようでした)、姫路西ICから山陽道に乗り込みます。
そして、和気ICで山陽道を降ります。全く暑くないどころか、涼し過ぎる高速走行でした。^^
和気ICからはR374を北上しますが、
吉井川の巨大な河口堰が目に入ります。ダムカードが好きのT2さんなら、間違いなく立ち寄ったでしょう。^^
吉井川は大きく蛇行しながら流れていました。なかなか見事な大きな川だな~と眺めながら走っていると、和気ICから40分少々で最初の目的地に到着です。
ここは廃線となった片上鉄道の吉ケ原(きちがはら)駅です。冒頭の第一日曜日のイベントとは、第一日曜日のみ、片上鉄道保存会の皆さんが吉ケ原駅から列車を動かし乗車出来るイベントです。
片上鉄道とは、正確には同和鉱業片上鉄道です。柵原鉱山で産出される硫化鉄鉱を瀬戸内側の片上港まで輸送する目的で建設され、先ず1923年1月に片上 - 和気間で開業ました。
後には旅客営業も行われましたが、鉱石の輸送はトラックが中心となったことや、利用客数の減少で1991年に廃線となったものです。(ウィキによる)
それでは昭和9年に建てられた駅舎の内部を・・・漆喰の壁に木製建具です。
待合のベンチは、もちろん木製。
改札口(ラッチ)はコンクリート製。
改札口には、こんな注意札がぶら下がっていました。
ここが切符の発券窓口だったのでしょう。
何時頃の運賃表でしょうか。東京まで2,620円。大阪まで720円とは、現在では考えられない運賃です。
沿線図です。和気で山陽本線。片上で赤穂線と、それぞれ国鉄(JR)と接続していたようです。
こちらでイベントの乗車券を販売するようです。以前は手荷物・小荷物取扱所ですね。
これが乗車券です(300円)。乗車券というか、一日会員となることで何度でも乗車できます。
それではホームに・・・駅名標とホームの全景です。
こんな時刻表で、昨日は運行されていました。
乗車するキハ303が試運転を終え、ホームに入ってきました。
ちゃんと行先標(サボ)も付けられています。
車内です。感動のレトロ感満点!シートはあちこち穴が開き、「吊革は古いので引っ張ると切れます。持たないでください」と注意されたのもご愛嬌です。(笑)
床は、これまた感動の油引きされた木製です。
窓は開閉しましたが、つまみの窓ロックが子供の頃を思い出させます。
ロール式のブラインドも、ちゃんと動きました。
エアコンなどある訳もなく、ナショナルのマークが付いた扇風機が付いています。
運転席です。左側の丸いハンドルは、出入口ドア開閉用のハンドルです。出発前にクルクルと回してドアを閉めていました。
車内にも路線図と、キハ303の解説がありました。昭和9年製ですね。
さて運転乗車ですが、隣の黄福柵原駅までの2分弱でした。必死に動画撮影していたのですが、やたら人が写り失敗(涙)。とりあえず黄福柵原駅に到着。
駅舎やホームよりも、このベンチに目が行きました。「肩こり不眠症 頭痛・神経痛にナショナル健康器」と書かれています。どんな健康器か、とても気になります。(今でもあれば欲しい)
3分ぐらい停車の後、吉ケ原駅に戻ります。今度は最前部に陣取り、バッチリと動画撮影できました。保存会の多くの皆さんの努力で運行されているのが分かります。
再び黄福柵原駅に向かうキハ303です。後ろ姿の女性駅員さんは、てんてこ舞いの忙しさでした。
反対側のホームに停まっている客車を見に行きましょう。反対側のホームに行くには跨線橋は無く、こんな階段で線路に降りて向かいます。(昔の播但線も、こんな感じ)
水色の客車(ホハフ2004)と、奥の方に小さく写っている茶色の客車(ホハフ3002)が停まっていました。
先ずは茶色の客車から。これまた感動のレトロ感一杯です。1947年(昭和22年)製造の車両です。
JNL(日本国有鉄道)のマークが付いた灰皿。懐かしいですね。この車両は国鉄からの払い下げです。私が子供の頃は、電車内でのタバコは極ありふれた光景でした。
続いて水色の客車です。布張りもなく板張りのシート背もたれが、時代を感じます。吊革も付いていますので、近郊用の通勤車両でしょう。
見学も一通り終わり、MT-03のところに戻ろうとすると、ホームではたらいに氷を入れてジュースが販売されていました。懐かしのビンのHI-Cです。まだ販売されていたんですね。
昔の噴水型ジュース自動販売機のような味のHI-Cを飲んで、次に向かうは湯郷温泉ですが、画像が多くなったので次回に紹介しましょう。
ZZR1400さんと談笑の後(とってもMT-03が気になるようでした)、姫路西ICから山陽道に乗り込みます。
そして、和気ICで山陽道を降ります。全く暑くないどころか、涼し過ぎる高速走行でした。^^
和気ICからはR374を北上しますが、
吉井川の巨大な河口堰が目に入ります。ダムカードが好きのT2さんなら、間違いなく立ち寄ったでしょう。^^
吉井川は大きく蛇行しながら流れていました。なかなか見事な大きな川だな~と眺めながら走っていると、和気ICから40分少々で最初の目的地に到着です。
ここは廃線となった片上鉄道の吉ケ原(きちがはら)駅です。冒頭の第一日曜日のイベントとは、第一日曜日のみ、片上鉄道保存会の皆さんが吉ケ原駅から列車を動かし乗車出来るイベントです。
片上鉄道とは、正確には同和鉱業片上鉄道です。柵原鉱山で産出される硫化鉄鉱を瀬戸内側の片上港まで輸送する目的で建設され、先ず1923年1月に片上 - 和気間で開業ました。
後には旅客営業も行われましたが、鉱石の輸送はトラックが中心となったことや、利用客数の減少で1991年に廃線となったものです。(ウィキによる)
それでは昭和9年に建てられた駅舎の内部を・・・漆喰の壁に木製建具です。
待合のベンチは、もちろん木製。
改札口(ラッチ)はコンクリート製。
改札口には、こんな注意札がぶら下がっていました。
ここが切符の発券窓口だったのでしょう。
何時頃の運賃表でしょうか。東京まで2,620円。大阪まで720円とは、現在では考えられない運賃です。
沿線図です。和気で山陽本線。片上で赤穂線と、それぞれ国鉄(JR)と接続していたようです。
こちらでイベントの乗車券を販売するようです。以前は手荷物・小荷物取扱所ですね。
これが乗車券です(300円)。乗車券というか、一日会員となることで何度でも乗車できます。
それではホームに・・・駅名標とホームの全景です。
こんな時刻表で、昨日は運行されていました。
乗車するキハ303が試運転を終え、ホームに入ってきました。
ちゃんと行先標(サボ)も付けられています。
車内です。感動のレトロ感満点!シートはあちこち穴が開き、「吊革は古いので引っ張ると切れます。持たないでください」と注意されたのもご愛嬌です。(笑)
床は、これまた感動の油引きされた木製です。
窓は開閉しましたが、つまみの窓ロックが子供の頃を思い出させます。
ロール式のブラインドも、ちゃんと動きました。
エアコンなどある訳もなく、ナショナルのマークが付いた扇風機が付いています。
運転席です。左側の丸いハンドルは、出入口ドア開閉用のハンドルです。出発前にクルクルと回してドアを閉めていました。
車内にも路線図と、キハ303の解説がありました。昭和9年製ですね。
さて運転乗車ですが、隣の黄福柵原駅までの2分弱でした。必死に動画撮影していたのですが、やたら人が写り失敗(涙)。とりあえず黄福柵原駅に到着。
駅舎やホームよりも、このベンチに目が行きました。「肩こり不眠症 頭痛・神経痛にナショナル健康器」と書かれています。どんな健康器か、とても気になります。(今でもあれば欲しい)
3分ぐらい停車の後、吉ケ原駅に戻ります。今度は最前部に陣取り、バッチリと動画撮影できました。保存会の多くの皆さんの努力で運行されているのが分かります。
再び黄福柵原駅に向かうキハ303です。後ろ姿の女性駅員さんは、てんてこ舞いの忙しさでした。
反対側のホームに停まっている客車を見に行きましょう。反対側のホームに行くには跨線橋は無く、こんな階段で線路に降りて向かいます。(昔の播但線も、こんな感じ)
水色の客車(ホハフ2004)と、奥の方に小さく写っている茶色の客車(ホハフ3002)が停まっていました。
先ずは茶色の客車から。これまた感動のレトロ感一杯です。1947年(昭和22年)製造の車両です。
JNL(日本国有鉄道)のマークが付いた灰皿。懐かしいですね。この車両は国鉄からの払い下げです。私が子供の頃は、電車内でのタバコは極ありふれた光景でした。
続いて水色の客車です。布張りもなく板張りのシート背もたれが、時代を感じます。吊革も付いていますので、近郊用の通勤車両でしょう。
見学も一通り終わり、MT-03のところに戻ろうとすると、ホームではたらいに氷を入れてジュースが販売されていました。懐かしのビンのHI-Cです。まだ販売されていたんですね。
昔の噴水型ジュース自動販売機のような味のHI-Cを飲んで、次に向かうは湯郷温泉ですが、画像が多くなったので次回に紹介しましょう。