今日は雨。そして明日は台風と、全くお出かけ気分になりません。そこで普段から観ているHuluからのネタです。私がHuluで観るのは昔の映画が多く、そんな映画で観られる昔の鉄道を紹介しましょう。今回は昔ネタであり鉄道ネタです。興味の無い方はスル~してください。(笑)
先ずは、今も変わらない松竹映画のスタート場面です。
最初は、松本清張原作の「張込み」という映画です。1958年公開の映画です。この映画ですが、最初の7分間ぐらいは、主人公の二人が夜行急行「さつま」で横浜駅から佐賀駅までの鉄道場面が続くという、異色の映画です。
「鹿児島行」という行先標が映り、横浜駅です。今から60年前の横浜駅です。
客車は自動ドアではないので、主人公の二人は動き出した車両に飛び乗ります。現在では危険なので、場面として使えないでしょう。
蒸気機関車が急行を牽引しています。ここは、何と山陽本線の塩屋あたりです。並行するのは国道2号線。沖合の淡路島の景色は現在と変わりません。
やがて広島駅に到着。
激走する日本最大の旅客用蒸気機関車であるC62です。
ホームでは、ワゴンを押す売り子のお姉さんが・・・冷凍ミカン(ご存知ですか?)が懐かしいです。電車(客車)の窓が開かなくなり、こんな風景は消えました。中央上方の売店の「売」の字が「賣」という字で???です。^^
「日本国有鉄道」の扇風機が超懐かしく・・・それでもローカル線のキハ40系気動車あたりには、「Japanese National Railways」のイニシャルである、JNRマークを見かけることもあります。
現在は山陽・九州新幹線の駅となり立派になった博多駅ですが、60年前はこんな感じです。
三等客車である「Ⅲ」のマークが素晴らしく・・・今ではホームに立つ駅員さんは見かけなくなりました。
佐賀駅に到着です。
主役のお二人を演じたのは、若い方は大木実さんで、もうお一人は宮口精二さんです。大木実さんは8年前に亡くなりましたが、東映映画や水戸黄門シリーズに脇役として出演されていました。
もう一方の宮口精二さんは説明不要かと・・・「七人の侍」など黒澤作品に数多く出演されました。もう亡くなられてから32年となります。
次の映画は、同じ松本清張作品である「ゼロの焦点」です。1961年公開の映画です。行方不明となった夫を探しに主人公は金沢を目指します。日本海側の親不知のあたりを激走するC57です。
金沢駅に到着。西側から撮影されたと思います。奥の白い建物は金沢鉄道管理局の入った建物です。私が学生時代の頃は現存していました。
主人公は、やがて能登半島の羽咋駅に・・・これは北陸鉄道能登線の羽咋駅です。北陸鉄道能登線は1972年に廃線となりました。車両は、前に荷物や自転車を乗せるためのデッキ付です。
主人公は三明駅で鉄道から降り、バスに乗換えます。三明駅も北陸鉄道能登線の駅ですが、羽咋駅同様、1972年に廃線となりました。北陸鉄道能登線は羽咋駅から三明駅までの間で、約25km・13駅の路線でした。
この映画の主役を演じたのは、久我美子さんです。現在もご健在です。私生活では、東宝のゴジラ映画や戦争映画に数多く出演された平田昭彦さんと結婚されました。
撮影の合間に、三明駅でバスの車掌さんと一緒に撮影されたものでしょう。
現在の三明駅跡です。当時の面影は何も残っていません。
北陸鉄道能登線は、私が学生時代に金沢に在住していた頃は既に廃線となっていました。それでも当時であれば駅舎が残っていたかも?行けば良かったと思っても「後の祭り」です。(涙)
しかし「後の祭り」でも、やはり三明駅跡に行きたくなりました。日程は10月の三連休(7~9日)として、天候を見ながら何時でもMT-03で行けるように、金沢のホテルを予約(3連泊)したのですが、急遽、ジュークでの家族旅行となりました。
日程・行程は10/8,9で、一日目は千里浜~羽咋駅~能登金剛~三明駅跡。二日目は私がガイドとなり、金沢市内を家族への観光案内です。MT-03で行けないのは残念ですが、やはりジュークの方が楽ちん(笑)。それに天候に左右されないのが嬉しいところです。^^
実はもう一つ大きな目的が・・・やっとこいつを間近に見れて撮影できます。
PS.
しかし、3連休の金沢でのホテルのお値段に超驚き!もう京都並のお値段ですね。北陸新幹線の開通で、関東方面の方にとっては、古い街並みにが残る金沢は京都と同じなのでしょう。
先ずは、今も変わらない松竹映画のスタート場面です。
最初は、松本清張原作の「張込み」という映画です。1958年公開の映画です。この映画ですが、最初の7分間ぐらいは、主人公の二人が夜行急行「さつま」で横浜駅から佐賀駅までの鉄道場面が続くという、異色の映画です。
「鹿児島行」という行先標が映り、横浜駅です。今から60年前の横浜駅です。
客車は自動ドアではないので、主人公の二人は動き出した車両に飛び乗ります。現在では危険なので、場面として使えないでしょう。
蒸気機関車が急行を牽引しています。ここは、何と山陽本線の塩屋あたりです。並行するのは国道2号線。沖合の淡路島の景色は現在と変わりません。
やがて広島駅に到着。
激走する日本最大の旅客用蒸気機関車であるC62です。
ホームでは、ワゴンを押す売り子のお姉さんが・・・冷凍ミカン(ご存知ですか?)が懐かしいです。電車(客車)の窓が開かなくなり、こんな風景は消えました。中央上方の売店の「売」の字が「賣」という字で???です。^^
「日本国有鉄道」の扇風機が超懐かしく・・・それでもローカル線のキハ40系気動車あたりには、「Japanese National Railways」のイニシャルである、JNRマークを見かけることもあります。
現在は山陽・九州新幹線の駅となり立派になった博多駅ですが、60年前はこんな感じです。
三等客車である「Ⅲ」のマークが素晴らしく・・・今ではホームに立つ駅員さんは見かけなくなりました。
佐賀駅に到着です。
主役のお二人を演じたのは、若い方は大木実さんで、もうお一人は宮口精二さんです。大木実さんは8年前に亡くなりましたが、東映映画や水戸黄門シリーズに脇役として出演されていました。
もう一方の宮口精二さんは説明不要かと・・・「七人の侍」など黒澤作品に数多く出演されました。もう亡くなられてから32年となります。
次の映画は、同じ松本清張作品である「ゼロの焦点」です。1961年公開の映画です。行方不明となった夫を探しに主人公は金沢を目指します。日本海側の親不知のあたりを激走するC57です。
金沢駅に到着。西側から撮影されたと思います。奥の白い建物は金沢鉄道管理局の入った建物です。私が学生時代の頃は現存していました。
主人公は、やがて能登半島の羽咋駅に・・・これは北陸鉄道能登線の羽咋駅です。北陸鉄道能登線は1972年に廃線となりました。車両は、前に荷物や自転車を乗せるためのデッキ付です。
主人公は三明駅で鉄道から降り、バスに乗換えます。三明駅も北陸鉄道能登線の駅ですが、羽咋駅同様、1972年に廃線となりました。北陸鉄道能登線は羽咋駅から三明駅までの間で、約25km・13駅の路線でした。
この映画の主役を演じたのは、久我美子さんです。現在もご健在です。私生活では、東宝のゴジラ映画や戦争映画に数多く出演された平田昭彦さんと結婚されました。
撮影の合間に、三明駅でバスの車掌さんと一緒に撮影されたものでしょう。
現在の三明駅跡です。当時の面影は何も残っていません。
北陸鉄道能登線は、私が学生時代に金沢に在住していた頃は既に廃線となっていました。それでも当時であれば駅舎が残っていたかも?行けば良かったと思っても「後の祭り」です。(涙)
しかし「後の祭り」でも、やはり三明駅跡に行きたくなりました。日程は10月の三連休(7~9日)として、天候を見ながら何時でもMT-03で行けるように、金沢のホテルを予約(3連泊)したのですが、急遽、ジュークでの家族旅行となりました。
日程・行程は10/8,9で、一日目は千里浜~羽咋駅~能登金剛~三明駅跡。二日目は私がガイドとなり、金沢市内を家族への観光案内です。MT-03で行けないのは残念ですが、やはりジュークの方が楽ちん(笑)。それに天候に左右されないのが嬉しいところです。^^
実はもう一つ大きな目的が・・・やっとこいつを間近に見れて撮影できます。
PS.
しかし、3連休の金沢でのホテルのお値段に超驚き!もう京都並のお値段ですね。北陸新幹線の開通で、関東方面の方にとっては、古い街並みにが残る金沢は京都と同じなのでしょう。