我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

ホームステイということで、パンサー戦車です。

2020年05月16日 | ミリタリー
アマゾンから荷物が到着。

中身は、タミヤの1/35スケールのパンサー戦車です。14日に緊急事態宣言は39県で解除となりましたが、我が兵庫県は継続。そんなところでのホームステイということで、10年ぶりぐらいにプラモデルでも作りましょう。^^



箱のサイドは、1/35スケールの他のプラモの紹介。懐かしい!と思われた方は私と同年代です(笑)。左からロンメル(ヤークト・パンツァー)、キングタイガー(ティーガーⅡ)、ハンテイングタイガー、タイガー(ティーガーⅠ)、Ⅲ号戦車です。私が子供の頃から箱絵は変わっていません。



箱の中身はこんなところ。結構、パーツが多いです。



戦車のプラモとしたのは、パーツが比較的少なく、塗装も使用するカラーが少なくて済むこと。さらに完成後も壊れにくいことです。これに反するのが、零戦などの飛行機モデル。半年もすればプロペラと主脚は折れ、スクラップ寸前の状態となります。(爆)

組立説明書は、英語と日本語の2種類が入っていました。



で、組立説明書です。高齢者にとっては厳しい文字の大きさ。^^



事前に用意した、プラニッパー、金ヤスり、耐水ペーパー(#600と#1200)、それに接着剤です。プラモファンの方なら、「えっ?これだけ?」と思われるでしょうが、基本、暇つぶしのプラモデル製作。最低限度です。



さて、準備も出来たのでいよいよ組立ですが、その前にパンサー戦車の紹介です。先ずは実車の画像です。






戦時中の画像です。



1941年に独ソ戦が開始されると、ドイツ戦車隊はソビエト戦車(T-34他)に対してⅢ号・IV号戦車では苦戦を強いられることになったことから、パンサー戦車は開発されました。
避弾経始を取り入れた傾斜装甲を採用し、幅広の履帯(キャタピラ)を採用したことで、柔らかい土の上での機動性を向上させています。

重量は約45tということで、カテゴリー的には中型戦車となりますが、後に登場した第二次世界大戦での最強戦車と言われるキングタイガーよりも機動性に富み、ドイツ軍の中心戦車として最後まで活躍しました。
日本軍の戦車では歯が立たなかった、アメリカのM-4シャーマンやソビエトのT-34戦車でパンサー戦車を撃破することは困難でしたが、逆にパンサー戦車は搭載された75mm砲でM-4シャーマンやT-34を軽々と撃破しました。
一台のパンサー戦車を撃破するには5台のM-4シャーマン戦車が必要だったと言われているほか、戦後、フランス軍がパンサー戦車の部隊を有していたことからも、優秀さが分かります。

欠点は、ガソリンエンジンを搭載していたことから炎上し易かったこと。また戦時中のドイツ兵器の共通として故障が多く、稼働率が低かったと言われています。

蛇足ですが、前述のキングタイガーとM-4シャーマン戦車です。



キングタイガーは厚い装甲と強力な88mm砲を搭載していましたが、パンサー戦車と同じパワーユニットにもかかわらず、重量は25tも重い約70t・・・エンジンにも負荷も大きいことから走行性能に劣り、故障が多い戦車でした。
キングタイガーといえば、アルデンヌの戦い(映画:バルジ大作戦)で連合軍を蹴散らしたイメージがありますが、実際には参加車両は少なく、主力はパンサー戦車でした。

何にしても、パンサーやキングタイガー戦車は空からの攻撃には極めて弱く、多くが連合軍戦闘機からの銃爆撃の餌食となりました。このあたりは戦艦大和の最後に近いところがあります。

それでは前置きが長くなりましたが、いよいよパンサー戦車の組立を・・・なんですが、こいつは次回以降(かな?)に紹介します。(^^)
コメント (8)
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