前回の「ひがし茶屋街」の後にして、到着したのは「金箔工芸館」です。金沢の工芸といえば金箔が有名ですが(京都・金閣寺の金箔も、金沢の金箔が使われています)、ここに来たのは正直なところ、暑くてエアコンの効いた屋内で涼みたかったのです。(^^)
館内に入ると、黄金の椅子。
2階が展示室でしたが、昔の貴族の遊びである「貝合わせ」が展示されていました。
金箔の製造工手が紹介されています。金は柔らかく伸びますので。「箔打ち」という作業を経て、1/1,000mmまで延ばされます。
1/1,000mmまで薄くなった金(金箔)は、何と光りを透かします。何ともミステリアスな青色を放っています。
体も涼んだので、浅野川沿いに歩くと目的地に到着。金沢で有名な「俵屋のあめ」です。「あめ」の暖簾で有名ですね。それにしても古都・金沢らしい建物です。
お店の方に了解を得て、店内を撮影。
俵屋のあめは、今からおよそ180年前に生まれた飴ですが、砂糖を使わず米と麦で甘さを得た飴です。何でも創業者の方が、母乳が出ない母親の栄養食として作り始めたのが始まりだそうです。
ボチボチとお腹も空いてきたので、息子と待ち合せの近江町市場の前に到着。ここで地元のおばさま(金沢弁で分かります)から、「近江町市場で昼食ですか。どこも混んでいますし高いですよ。この近くに翁(おきな)寿司というお店があります。ここなら空いていますし、1,500円で金沢のお寿司が食べれます。」と、いきなり話しかけられました。(^^)
「はあ、ありがとうございます」と適当に返答しましたが、「たべログ」で調べると高評価!こりゃ行かなくては・・・ですね。
一応、市場内に入ります。中は混雑しており、回転寿司店は30人ぐらいの行列!
カニや牡蠣を撮って、
2千円越えの海鮮丼に唖然!こりゃ明らかに観光客目当てのプライスでしょう。
それでもチラチラと海鮮モノを見ていると、その場で食べれる立ち食いの刺身です。
私はウニで家内はホタテ。
一口で終わりのウニでした。^^
魚屋の前ではテーブルと椅子が置かれ、刺身や焼魚(のどくろなど)をアテに飲むことができます。(^^)
それでは息子と合流したので、翁(おきな)寿司に向かいましょう。場所は近江町市場前の武蔵交差点向かいの7-11の奥でした。
せっかくですので、上にぎりコース(1,500円)にしましょう。
お店の大将から、「よく、ここが分かりましたね」と聞かれましたので、「斯斯然々で紹介されました」とお答えすると、「近所の○○さんや。お節介で有名なんです」と苦笑されていました。^^
この寿司店は創業42年ということで、本物の金沢寿司のお店です。私が金沢で下宿を始めた少し前にオープンしたお店でした。
「近江町市場の昼食はどこも高いですね。さらに解禁となっていないズワイカニが並んでいたり・・・」とお聞きすると、大将からウラ話を聞けました。しかし、ここでは紹介するのを控えます(笑)。ただ良くも悪くも北陸新幹線の開業で、関東方面の観光客が大量に増えたのが要因だそうです。
お寿司が出てきました。ネタは厚く、十分に満足出来ました。とにもかくにも、金沢の地元寿司店で食べたことが大きいです。^^
お寿司も食べ終わり、金沢駅に戻りお土産物を買いに行きますが、再度、「もてなしドーム」と「鼓門」を撮ります。(下の和服姿のお姉さんはサービス)
お土産を買いこみ、駐車場から金沢駅です。左の高い建物は日航のホテル。中央の高い建物は全日空のホテルです。(どちらも高い!)
ちょうど大阪からの「サンダーバード」が到着しました。
それでは、明石に帰るとしましょうか。この後は思い出の模型店や下宿跡(今は違う建物が建っています)を回り、最後に立ち寄ったのは手取川の土手です。
手取川は織田信長勢と上杉謙信勢が衝突した「手取川の合戦」(1577年。上杉勢の勝利)で有名ですが、個人的には、学生時代に友人が川向いに住んでおり、バイクでの帰りに夕陽がよく見えた(見た)思い出の場所でもあります。
これが手取川です。
学生時代と同じように、夕陽(時間が早くて、単なる太陽)を見ている私です。^^
手取川で二日間の目的地は全て完了です。最寄りの美川ICから高速に乗り込みますが、名神・彦根あたりで事故があったので早くも20kmの渋滞情報(涙)。止む無く敦賀から、舞鶴若狭自動車道~中国道~阪神高速・北神戸線での帰宅となりました。
4時間半ぐらいで明石に到着。二日間での総走行距離は800km越え・・・日帰りでも行けるギリギリの距離でしょうか。燃費は17Km/Lでした。
こんな感じでの能登・金沢旅行になりましたが、それにしても金沢は観光客が増えました。外国人の観光客も多いのですが、観光客の方を見ていると、やはり関東方面の方が多いです。
以前から、金沢は京都に負けないぐらいのポテンシャルがある観光地だと思っていましたが、北陸新幹線の開業で一気に花開いた感じです。
さて、次はいつ金沢に行けるでしょうか。次こそはバイクで・・・なんて目論んでいます。^^
PS.
家内撮影の画像を何枚か紹介。私のRX100の画像とは、ズームの差が出ています。(^^)
館内に入ると、黄金の椅子。
2階が展示室でしたが、昔の貴族の遊びである「貝合わせ」が展示されていました。
金箔の製造工手が紹介されています。金は柔らかく伸びますので。「箔打ち」という作業を経て、1/1,000mmまで延ばされます。
1/1,000mmまで薄くなった金(金箔)は、何と光りを透かします。何ともミステリアスな青色を放っています。
体も涼んだので、浅野川沿いに歩くと目的地に到着。金沢で有名な「俵屋のあめ」です。「あめ」の暖簾で有名ですね。それにしても古都・金沢らしい建物です。
お店の方に了解を得て、店内を撮影。
俵屋のあめは、今からおよそ180年前に生まれた飴ですが、砂糖を使わず米と麦で甘さを得た飴です。何でも創業者の方が、母乳が出ない母親の栄養食として作り始めたのが始まりだそうです。
ボチボチとお腹も空いてきたので、息子と待ち合せの近江町市場の前に到着。ここで地元のおばさま(金沢弁で分かります)から、「近江町市場で昼食ですか。どこも混んでいますし高いですよ。この近くに翁(おきな)寿司というお店があります。ここなら空いていますし、1,500円で金沢のお寿司が食べれます。」と、いきなり話しかけられました。(^^)
「はあ、ありがとうございます」と適当に返答しましたが、「たべログ」で調べると高評価!こりゃ行かなくては・・・ですね。
一応、市場内に入ります。中は混雑しており、回転寿司店は30人ぐらいの行列!
カニや牡蠣を撮って、
2千円越えの海鮮丼に唖然!こりゃ明らかに観光客目当てのプライスでしょう。
それでもチラチラと海鮮モノを見ていると、その場で食べれる立ち食いの刺身です。
私はウニで家内はホタテ。
一口で終わりのウニでした。^^
魚屋の前ではテーブルと椅子が置かれ、刺身や焼魚(のどくろなど)をアテに飲むことができます。(^^)
それでは息子と合流したので、翁(おきな)寿司に向かいましょう。場所は近江町市場前の武蔵交差点向かいの7-11の奥でした。
せっかくですので、上にぎりコース(1,500円)にしましょう。
お店の大将から、「よく、ここが分かりましたね」と聞かれましたので、「斯斯然々で紹介されました」とお答えすると、「近所の○○さんや。お節介で有名なんです」と苦笑されていました。^^
この寿司店は創業42年ということで、本物の金沢寿司のお店です。私が金沢で下宿を始めた少し前にオープンしたお店でした。
「近江町市場の昼食はどこも高いですね。さらに解禁となっていないズワイカニが並んでいたり・・・」とお聞きすると、大将からウラ話を聞けました。しかし、ここでは紹介するのを控えます(笑)。ただ良くも悪くも北陸新幹線の開業で、関東方面の観光客が大量に増えたのが要因だそうです。
お寿司が出てきました。ネタは厚く、十分に満足出来ました。とにもかくにも、金沢の地元寿司店で食べたことが大きいです。^^
お寿司も食べ終わり、金沢駅に戻りお土産物を買いに行きますが、再度、「もてなしドーム」と「鼓門」を撮ります。(下の和服姿のお姉さんはサービス)
お土産を買いこみ、駐車場から金沢駅です。左の高い建物は日航のホテル。中央の高い建物は全日空のホテルです。(どちらも高い!)
ちょうど大阪からの「サンダーバード」が到着しました。
それでは、明石に帰るとしましょうか。この後は思い出の模型店や下宿跡(今は違う建物が建っています)を回り、最後に立ち寄ったのは手取川の土手です。
手取川は織田信長勢と上杉謙信勢が衝突した「手取川の合戦」(1577年。上杉勢の勝利)で有名ですが、個人的には、学生時代に友人が川向いに住んでおり、バイクでの帰りに夕陽がよく見えた(見た)思い出の場所でもあります。
これが手取川です。
学生時代と同じように、夕陽(時間が早くて、単なる太陽)を見ている私です。^^
手取川で二日間の目的地は全て完了です。最寄りの美川ICから高速に乗り込みますが、名神・彦根あたりで事故があったので早くも20kmの渋滞情報(涙)。止む無く敦賀から、舞鶴若狭自動車道~中国道~阪神高速・北神戸線での帰宅となりました。
4時間半ぐらいで明石に到着。二日間での総走行距離は800km越え・・・日帰りでも行けるギリギリの距離でしょうか。燃費は17Km/Lでした。
こんな感じでの能登・金沢旅行になりましたが、それにしても金沢は観光客が増えました。外国人の観光客も多いのですが、観光客の方を見ていると、やはり関東方面の方が多いです。
以前から、金沢は京都に負けないぐらいのポテンシャルがある観光地だと思っていましたが、北陸新幹線の開業で一気に花開いた感じです。
さて、次はいつ金沢に行けるでしょうか。次こそはバイクで・・・なんて目論んでいます。^^
PS.
家内撮影の画像を何枚か紹介。私のRX100の画像とは、ズームの差が出ています。(^^)
福井では越前ガニですよね。
11月の解禁前にあるのは、山形県産だからかな?なんて思っていましたが、理由は秘密なんですね。
色々と想像しちゃいますね。
寿司が美味しそうです。
北陸のお店にも行ってみたいなあ。
エエ感じですね~・・・これまた行ってミタイです・・・(^^)
翁寿司:::
ステキな出会いが有ったからこそ、行くコトが出来たお店・・・“お気に入り”になりましたね~・・・(^^)
これまた・・・食ってミタイ・・・です~・・・(^o^;)
で、秘密のことですが、やはり公表できません(笑)。寿司屋の大将も「不思議でしょう」とニヤリとされていました。一部はロシア産。そして他は・・・これ以上は書けません。(^^)
北陸新幹線開業で富山や金沢のお寿司が有名になりましたが、あまりのお客さんの多さで粗製乱造気味になっている感じです。となると老舗のお店で・・・なんですが、ガイドブックにはなかなか紹介されていないですね。この寿司屋さんは庶民的ですが、イチオシです。
グッチさん、「俵屋のあめ」ですが、以前は金沢の定番観光地・・・されど、どうも最近はひがし茶屋街や兼六園、それに21世紀美術館に観光客は向かっているようです。
ステキな出会いというか、突然に話しかけられビックリしました。むむっ!これは新手のキャッチセールスか?なんて思ったものです。(^^)
でも、単に親切な方でした。ゆっくりと寿司屋の大将と談笑しながら美味しく食べれました。近江町市場内の寿司屋なら、「どれだけ待たせるねん!」「何でこんなに高いねん!」と怒りながら食べていたことでしょう。(笑)
学生の頃はダムを目指し、そこから福井に入るコースをよく走りました。