我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

結局、GWはどこにも出かけず・・・スカイ・クロラと震電

2009年05月06日 | ミリタリー
今日で長かったGWも終わりですね。私は5/4(月)まで仕事に出っ放しで(厳密には3月末から5/4まで土日も関係なく仕事に出っ放し!)、とても休みやツーリングどころではなかったです。
そして「やっと5,6日は休みだ!」と思ったのも束の間・・・あいにくの雨の予想で、結局、どこにも出かけず今年のGWを終えようとしています。(ここで一句“我、泣きぬれて、柏餅を食べるなり”)

僅かに出かけたのは、今日のレンタル・ビデオ店・・・ここで押井守監督の「スカイ・クロラ」を借りてきて観たぐらいです。
このスカイ・クロラですが、映画館でも観ました。とてもアニメとは思えない空中戦の場面がキレイですね。それで登場する戦闘機ですが、終戦間際に試験飛行を行った局地戦闘機「震電」そっくりです。

この震電ですが、特にミリタリーに詳しくない方でも、ご存知の方は多いと思います。エンテ型と呼ばれる先尾翼タイプの飛行機で、要するに、一見、逆向きに飛ぶ飛行機です。
空気抵抗の減少と、機体先端に大口径の機関銃が搭載される利点から開発されたのですが、前述したとおり、終戦間際に2回の試験飛行を行っただけでした。
私の秘蔵DVDである「日本軍用機集~海軍機篇」に試験飛行の様子が収められていますが(You Tubeでも公開されているようです)、主脚を出したままでの数分間の飛行でした。
ちなみに最初の写真は、スカイ・クロラの主人公である函南優一の搭乗機。下の写真が震電です。



震電は仮想戦記にもよく登場します。有名なのは紺碧の艦隊での「爽来」(だったと思う)ですが、敵の大型爆撃機を次々と撃墜しますね。実際の震電も、B29撃墜のために開発されました。
よく仮想戦記のように「震電や烈風が間に合っていたら、戦局を逆転したかも・・・」なんて言われる方もおられますが、当時の壊滅的な日本経済では震電や烈風を生産することは不可能でした。

さて、明日から仕事ですね。今度の土日は休めるかな?です。もし休めたら、満を持してのツーリングです。
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メーカーの責任でもユーザーの責任でもなく・・・

2009年05月04日 | バイク全般
最近、ネット三昧していると興味深いサイトに出会いました。その内容とは「二輪の生産終了が止まらない~排出ガス規制・騒音規制の影響」で、要するに、各メーカーのラインナップが減少した原因について紹介しているものでしたが、その原因とは、排ガスと騒音規制が厳しすぎるというものでした。

以前にも、この内容に近いものとして、400クラスが壊滅状態であることをこのブログの記事として紹介しましたが、論点を大型二輪免許が教習所で取得可能となったこととしたものです。
しかしながら、実は400クラスだけではなく、排気量にかかわらずバイク全般としての大きな問題であったのです。

私はよく知らなかったのですが、日本の騒音と排ガス規制の厳しさは世界一厳しいようで、騒音に関しては排気音だけではなく、後輪への駆動チェーン音が大きくなると規制値を超え、排ガス規制に関してはコールドスタートという、日本独自のエンジン始動後スグの排ガスまで規制されるとい異常な厳しさです。
このような規制の結果、海外向けと同じバイクであっても、当然のことながら国内仕様は低出力を余儀なくされることなります。

ここまでお読みの方は、「だったら、逆輸入車を買えばエエやん」と思われるかもしれません。確かにそうなんですが、逆輸入車に関してもプレストコーポレーション(YAMAHAの逆輸入車取扱会社)あたりでは、排ガスや騒音の国内規制値の可否確認が取れない車種については、今後は取扱いを見合わせる意向のようです。

そんなところで、各メーカーの対応ですが、まさに必死のパッチ状態のようです。インジェクション化は当然ですが、マフラーも工夫を凝らし排ガスと騒音規制をクリアしようとしています。
しかし、それでも対応できない車種もあるようで、例えば最初の写真であるSR400や下の写真のW650あたりは、「空冷」という独自の特色を持っているため、その特色を壊さないと生き残れないという問題があります。



確かに環境問題は大事なことです。またバイクという乗物も社会の一員ですから、騒音問題も大事な要素でしょう。
ただ・・・ですが、現実的にはバイク乗りにとっては、車種選択の幅が狭くなったことは事実です。さらに購入できる車種は、低出力と異常に静かな排気音。もちろん規制対策で高価格・・・購入者は負担を強いられるのです。
各メーカーやバイク乗り達の、行政に対する声の小ささから来る悲哀さを感じてしまいます。


PS.1
今回の記事は、下記の日経Netの記事を参考にしました。ご参考にお読みください。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090427/1025802/

PS.2
HONDAの新型モンキーは30万円近くもします。最初は「何でモンキーが30万円もするねん?」と思いましたが、ある意味、厳しい排ガスと騒音規制をクリアした、HONDAの技術の結晶とも言えるでしょう。
そうなると、30万円でもよく再販したな~と思います。まあ、私自身は買うことはないですが、とりあえずHONDAには拍手です。
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もったいないので・・・

2009年05月02日 | バイク全般
最近は寒くはないものの、バイクに乗る以上はジャンパーは必要です。
そんなところで、昨年に購入したYAMAHAの春夏用を着ているのですが、家内から「お父さん、こんなのがタンスから出てきたよ」で出されたのが、写真のリターン前に来ていたKUSHITANIのジャンパー・・・いやぁ~懐かしいですね。このジャンパーを着て、能登半島・金沢や大山までツーリングに行ったものです。

写真で見る限りは、それほど痛んでいないように思われるかもしれませんが、袖口はやや伸びていますし、色合いもやや変色していますね。
それでも普通に着るには十分です。またクリーニングしてからタンスに入れていたので汚れもありません。何かもったいないですね。知っている方から見れば「古いのを着ているなあ」と思われるかもしれませんが、まあエエか・・・です。

私はリターンライダーですが、ジャンパーはリターン・ジャンパーですね。同じリターン同士で、再びツーリングに行きましょう、です。
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