普段あまり見ない競技の中継を見るのもオリンピックの楽しみの一つですが、先日女子ホッケーの試合をとても興味深く見ました。オフサイドがないサッカーのようなルールで、ゴールを中心としたゴールゾーン(?)のようなものの中からしかシュートが打てません。サッカーのPKにあたるものがゴールの横からゴール前へのショットを打つもので、それを一人の選手が受けて、別の選手がシュートを打ち、守る側はゴールキーパー以外に5人までで、その5人が全員顔に防具をつけます。見てる側はサッカーと同じように楽しめますが、シュートのスピードが半端でなく、球も小さいので、スローでないとゴールしたのかどうかが分からないのが今一つでした。日本のチームでは点取り屋の千葉選手が小さくてかわいいのですが、トリノ五輪で夢中になって見たカーリングの本橋選手にはさすがに叶わないかなと思いました。
さて、7日発行のフリーペーパー「R25」に面白い記事が載っていました。
記事で紹介されていた、東北大学大学院教授の山元大輔氏の発言を引用しますと、「一般的に男女においては、いろいろな社会的属性が似ているもの同士がペアとなることが知られています。しかし遺伝子型についてはそれとは逆。最も重要な組織適合性抗原のひとつで白血球の血液型ともいわれる?HLA?の一致度が高いもの同士は、互いに好感を持ちづらい傾向があるんです。HLA型の違いはヒトが発するフェロモン成分の違いとなって表れますが、匂いとして知覚できないにもかかわらず、鼻の奥のセンサーで感知されて脳に信号が送られます。そして無意識のうちに『好き』『嫌い』といった生理的好みを生むのです。」
動物は純血は生命力が弱く、雑種になればなるほど生命力が増すと言われていますが、人間でもそうだった訳ですね。また、人間も原始的な「匂い」によって、異性の好みを嗅ぎ分けているというのも驚きでした。私は若い頃、女性の匂いには無頓着でしたが、40代になってやっと女性の匂いに惹かれるようになりました。匂いだけで性的興奮も呼び起こすと言いますし、ちょっと関係ないですが、自分の生命の危機を知るのにも匂いは大きい役割を果たしている訳ですよね。匂いの重要性を再認識する記事でした。
さて、7日発行のフリーペーパー「R25」に面白い記事が載っていました。
記事で紹介されていた、東北大学大学院教授の山元大輔氏の発言を引用しますと、「一般的に男女においては、いろいろな社会的属性が似ているもの同士がペアとなることが知られています。しかし遺伝子型についてはそれとは逆。最も重要な組織適合性抗原のひとつで白血球の血液型ともいわれる?HLA?の一致度が高いもの同士は、互いに好感を持ちづらい傾向があるんです。HLA型の違いはヒトが発するフェロモン成分の違いとなって表れますが、匂いとして知覚できないにもかかわらず、鼻の奥のセンサーで感知されて脳に信号が送られます。そして無意識のうちに『好き』『嫌い』といった生理的好みを生むのです。」
動物は純血は生命力が弱く、雑種になればなるほど生命力が増すと言われていますが、人間でもそうだった訳ですね。また、人間も原始的な「匂い」によって、異性の好みを嗅ぎ分けているというのも驚きでした。私は若い頃、女性の匂いには無頓着でしたが、40代になってやっと女性の匂いに惹かれるようになりました。匂いだけで性的興奮も呼び起こすと言いますし、ちょっと関係ないですが、自分の生命の危機を知るのにも匂いは大きい役割を果たしている訳ですよね。匂いの重要性を再認識する記事でした。