北京オリンピックの閉会式を見ました。開会式がすごかったので、その延長として見た感じです。
まず、青山祐子アナのタメ口実況がすごく居心地が悪く、チャンネルを変えたくなりました。おそらくディレクターの指示に従ったのでしょうが、「これはすごい!」「あっ、動き出した!」と連発されるとさすがに聞いてる方はシラケます。見ているものが既にすごいのですから、実況に徹してもらいたいと思いました。また、いちいちマスゲームの意味を言うのも止めてもらいたかったです。見てれば分かるのだし、分からないのなら、分からないなりに見るのが正しい見方なのではないでしょうか? 美術館でいちいち解説を読みながら一つ一つ丹念に見ていく人の姿勢と重なるものを感じました。
そして開幕式に続く口パク。おそらくイギリス人によるロンドンのシーン以外はすべて口パクでしょう。花火もCGじゃないか、と疑いながら見てしまいました。
そして大会期間中、アナウンスが先ずフランス語でなされた疑問に対して、ヒントが見えました。というのは、現在の国際オリンピック委員会の会長がフランス人なのですね。それ以外の理由は見つかりませんでした。
そして何といっても目についたのは、開会式でもそうでしたが、これでもかこれでもかと繰り出されるマスゲームです。イギリス人の演出が、レッド・ツェッペリンのギタリストやベッカムが登場し、「個」を前面に出したものであるのに対して、中国人の演出(ペキン在住の日本人の演出を含む)では個が見えず、ひとりひとりの動きは全体に奉仕するものとして初めて意味を成すものでした。こうしたところにも、中国の全体主義が如実に現れていると思いました。
また、大量に打ち上げられる花火などを見ていると、このオリンピックはどれだけの温暖化ガスを排出したのだろうと思わずにはいられませんでした。幸い、次回のロンドンオリンピックはなるべく経済的なもの、必要最小限のものを目指すということなので、期待したいと思います。
ということで、いろんなことが見えた北京オリンピックの閉会式でした。
まず、青山祐子アナのタメ口実況がすごく居心地が悪く、チャンネルを変えたくなりました。おそらくディレクターの指示に従ったのでしょうが、「これはすごい!」「あっ、動き出した!」と連発されるとさすがに聞いてる方はシラケます。見ているものが既にすごいのですから、実況に徹してもらいたいと思いました。また、いちいちマスゲームの意味を言うのも止めてもらいたかったです。見てれば分かるのだし、分からないのなら、分からないなりに見るのが正しい見方なのではないでしょうか? 美術館でいちいち解説を読みながら一つ一つ丹念に見ていく人の姿勢と重なるものを感じました。
そして開幕式に続く口パク。おそらくイギリス人によるロンドンのシーン以外はすべて口パクでしょう。花火もCGじゃないか、と疑いながら見てしまいました。
そして大会期間中、アナウンスが先ずフランス語でなされた疑問に対して、ヒントが見えました。というのは、現在の国際オリンピック委員会の会長がフランス人なのですね。それ以外の理由は見つかりませんでした。
そして何といっても目についたのは、開会式でもそうでしたが、これでもかこれでもかと繰り出されるマスゲームです。イギリス人の演出が、レッド・ツェッペリンのギタリストやベッカムが登場し、「個」を前面に出したものであるのに対して、中国人の演出(ペキン在住の日本人の演出を含む)では個が見えず、ひとりひとりの動きは全体に奉仕するものとして初めて意味を成すものでした。こうしたところにも、中国の全体主義が如実に現れていると思いました。
また、大量に打ち上げられる花火などを見ていると、このオリンピックはどれだけの温暖化ガスを排出したのだろうと思わずにはいられませんでした。幸い、次回のロンドンオリンピックはなるべく経済的なもの、必要最小限のものを目指すということなので、期待したいと思います。
ということで、いろんなことが見えた北京オリンピックの閉会式でした。