昨日は、トマト、なすピーマンを入れたすき焼きをしました。普通のすき焼きより口がさっぱりして、野菜好きの母は喜んでくれました。
この料理のもとを教えてくださったのは、一緒に音楽や食のイベントをしているひとつ下の後輩です。彼女のために何かをしたことはなく、いつもこちらが頼りにするばかりで申し訳なく、でもとてもありがたい方です。そういう方々のおかげで私はなんとか生きてこれたと感謝しています。
そしてもう一人
私が、長短の小説を仕上げる過程で、いつも、途中の段階から読んでくださる方がいらっしゃいます。
実は最初の作品は、最初の100枚ぐらい書いたところで三年近くストップしていました。途中まで読ませて欲しいと言われて読んでもらったところ、
せっかくここまで書いたのなら、ぜひ最後まで書いてください。
と励まされ、続きを書き始め、そして完成しました。
人は生涯に1つは小説が書けるものと言われて、それなら書けると頑張りました。私はそれで終わるつもりでしたが、2作目のアイデアが浮かび、2作目ができました。
その時に、その人は、
2作目が書けるなんて、喜ばしいことです。おめでとう。
と言ってくださいました。
それ以降、3作から7作まで、途中のまだ校正が不十分の段階から読んでくださいます。その調子で続きを書いてくださいと、毎回、あたたかいコメントをいただきます。
今回、連休中の短い間に、短い作品を書いてみました。字数が少ないものを書くのも勉強になると言われたので、書いて読んでもらいましたら。
これは、単なる随想。あなたの小説の世界ではありません。
という返事でした。
実は、ずっと、作品の良し悪しに関係なく、私を励まし、元気付けるために、私の作品を読んで褒めてくださっているのだと思っておりました。ところが、これはダメとはっきり言われて、きちんと読んで下さってコメントをいただいていたことに初めて気がついたのでした。
そのことを伝えると。
自分は、良いものは良い、悪いものは悪いとはっきりいう人間です。読んだ後に未来が広がる作品でないとダメです。
と言われました。
私にとって、とてもありがたい方だったことにあらためて気がつき、感謝いたしました。