大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

続 ・理論会議

2009-04-21 | 世界の変化はすすむ

 

日中両党理論会談始まる

 

       金融危機の背景と根源めぐり意見交換


 【北京=山田俊英】

  日本共産党常任幹部会委員・党付属社会科学研究所所長の不破哲三氏一行と中国共産党との理論会談が二十日、当地で始まりました。中国側からは中国共産党中央対外連絡部(中連部)の陳鳳翔副部長をはじめ、同部の李軍・政策研究室主任、周余雲・同副主任ら十四人が出席しています。

 冒頭、陳氏は不破氏の訪問を歓迎し、過去二回の両党の理論交流では資本主義の諸問題や社会主義などについて議論したが、今回はこれまでの交流を踏まえて、今日重要な問題になっている国際金融危機について深く意見を交わしたいと述べました。

 その上で、国際金融危機の時代的背景や根源などの問題を提起しました。

 これにこたえて不破氏は、時代背景として米国を中心とした資本主義の寄生性・腐朽性の深まりや資本主義の支配領域の縮小による世界の力関係の変化などを挙げました。

 今回の経済危機の性格として、「危機の内容は過剰生産恐慌と金融危機の結合であり、恐慌が土台をなしている」と指摘。米国でサブプライムローン(低信用層向け高金利型住宅ローン)などによってつくり出された「架空の需要」が住宅バブルを生み、その不良債権を証券化してつくり出した世界的な金融バブルが爆発したのが今回の危機だと解明しました。

 また、今日の世界はマルクスの理論を抜きにしては分析できないとして、現在の危機に関連する恐慌論や信用制度論の核心点を紹介しました。

 中国側からは、世界経済のグローバル化や新自由主義への見方などについて意見と質問が出され、活発な議論が行われました。会談は二十四日まで続けられます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国は、日本共産党の理論水準を高く評価している。

2009-04-21 | 世界の変化はすすむ

日中理論会談出席の不破氏ら北京に到着

 【北京=山田俊英】

日本共産党常任幹部会委員・党付属社会科学研究所所長の不破哲三氏一行は中国共産党との間で理論会談を行うため十九日夕、北京に到着しました。空港で中国共産党中央対外連絡部(中連部)の李軍・政策研究室主任、王立勇・同室副処長らが出迎えました。

 二〇〇五年以来三回目となる今回の日中両党理論会談は、「現在の国際金融危機とマルクス主義(科学的社会主義)」を主題とし、現在の危機を科学的社会主義の立場からどう見るかをテーマに理論を交流します。会談は二十日から二十四日まで北京市内で中国共産党およびその傘下の研究所との間で行われます。

 訪中には、緒方靖夫副委員長・国際局長、山口富男幹部会委員・社会科学研究所副所長、田村一志中央委員・宣伝局次長、小野秀明社会科学研究所事務局次長が同行し、菊池敏也、紫垣ちひろ両国際局員が参加しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする