大相撲夏場所:37歳・旭天鵬が初V…決定戦で栃煌山破る
毎日新聞 2012年05月20日 17時49分(最終更新 05月20日 21時02分)
大相撲夏場所は20日、東京・両国国技館で千秋楽を迎え、1909年に現行の優勝制度が施行されて以来 初の平幕同士の優勝決定戦となり、モンゴル出身の前頭7枚目・旭天鵬=本名・太田勝、友綱部屋=が、同4枚目・栃煌山(25)を破って初優勝した。成績は 12勝3敗で、37歳8カ月での初優勝は史上最年長。外国出身者の優勝は10人目で、平幕優勝は2001年秋場所の琴光喜以来10年8カ月ぶり。
14日目を終えて、3敗で3人が並ぶ展開。旭天鵬は豪栄道に勝ち、栃煌山も休場した琴欧洲に不戦勝でともに3敗を守ったが、稀勢の里は把瑠都に敗れ、4敗目を喫した。