世田谷女性刺殺:被害者前日も110番「植木鉢壊された」
毎日新聞 2012年10月11日
東京都世田谷区野沢1の路上で、無職の久保節子さん(62)とみられる女性が刺殺された事件で、久保さ んが事件前日の9日に「自宅敷地の植木鉢を壊された」と110番していたことが警視
庁への取材で分かった。久保さんを切りつけたとされる元警視庁警視の徳 永重正容疑者(86)=事件後に自殺=との間には、植木鉢の位置などを巡り言い争いが続いていたといい、こうしたト
ラブルが事件の背景になったとみて調べ る。
捜査関係者によると、久保さんは9日午後3時半ごろに通報。世田谷署員が久保さん宅を訪れて事情を聴いたが、被害届は出さなかった。久保さんは近所の女性には、徳永容疑者に割られた
と話していたという。
近隣住民によると、久保さんが引っ越してきた2~3年前から2人の間でもめ事が頻発。久保さんが植木鉢を自宅前の私道に置いていたことなどを巡り、言い争う姿が目撃されていた。久保さん
は事件直前にも「隣の人が農薬をかけてくる」と通報していた。
また、徳永容疑者は以前から凶器となった日本刀(刃渡り約50センチ)を路上などで振り回したり、持ち歩いていたとの目撃情報があったことも判明。警視庁は銃刀法違反の疑いがあるとみ
て、入手経緯などについても調べている。【小泉大士】
テレビで連日報道されていた事件、上の記事が真実なら警察が最悪のことを想定して対応すべきだった.日本の警察は後追い後追いばかりだ。
警察官の行動指針は次のようになっておりやろうと思えばできるはずだ。参考のために書いておこう。
00県警察地域警察官活動指針
地域の人々とともにある
たくましい地域警察を実現するために
(活動の基本)
1 地域警察官は、地域の人々の日常生活の安全と安心を確保するために地域の実態、事案に即して活動すること。
(組織の在り方)
2 地域警察官は、組織の総合力を発揮するために、一人一人が持てる力を発揮し、互いに協力して活動すること。
(個人の在り方)
3 地域警察官は、常に、制服を着用していることを自覚し、厳正な態度と節度を持って、意欲的に活動すること。
(職務の在り方)
4 地域警察官は、自覚と責任を持って、地域の人々に対して積極的に奉仕し、人々と良好な関係を保持すること。
(修業の在り方)
5 地域警察官は、志を抱き、自律し、心身を鍛えるとともに、地域警察活動に必要な知識及び技能を修めること。