6月議会一般質問
日本共産党向日市議団 大橋 満
Ⅰ、再び、 公共下水道石田川幹線工事のトラブルの責任を正す。
1, 公共下水道石田川幹線工事のトラブルに関して、市長は業者との契約書について、「不備があり、今後改善する必要がある」という認識を示しておられたが、どこをどのように変えれば、今回のようなトラブルにならなかったと思っておられるのか具体的にどこをどうなおすのかお聞きしたい。
市長は、2010年第1回定例会における、私の石田川公共下水道に関する質問に対して、全ての工事が終わってから、今回のトラブルに対するお詫びを含めて見解を述べる旨の答弁があった。
市長は「弁護士の見解」にその根拠をおいたお考えのようだが、弁護士は、技術的なことについてどのように調査を行い結論を出したのか、非常に疑問であると同時に本人がよくわからないという説明だった。
一番肝心な「補修痕」と「H鋼」に関して、どのような経緯で補修された跡がついていたのか、その補修痕に対してどんな論議があったのか、また、補修痕を見たJRの技術者が、どのような経過で地下にあるH鋼を見つけたのかと言う経過にも全く触れられていない。弁護士は原因の真相には故意に触れず、曖昧にした報告書を作成されたのだった。
また契約書の解釈についても、独特な「字面解釈」で、設計業務に使われている言葉の意味を正確に読み取らず、裁判しても勝てないというゴールに向かってごり押しに用語をつなぎ合わせた報告であった。
そこで私は、今回、再度工事が延期となった原因をも含め、次の点をはっきりしておかなければならないと考え質問する。
①、 まず、基本設計の契約書に関連してでありますが、この事前の調査の目的は、石田川公共下水道工事が、決定したルート通り工事が出来るかどうかを調べることだったのですが、どこに契約の不備があったと考えているのか、お聞きしたいのです。
②、次ぎに契約の相手の業者側から、この契約書では、予め決定されたルート通り工事が出来るかどうかを調べることは困難であると言う申し出があったのかどうかお聞きする。
③、日水コンもJRCもJRも佐藤工業も、この契約書で工事を進められるか、進められないかの結論が出せると言うことで契約に調印したのではないのか、お聞きする。
④、調査をしたこれらの会社は、そろって、決定されたルートでトラブル無く工事が出来ると市に報告していたはずですが、どうだったのか問う。
⑤、次ぎに契約書の具体的な内容についでありますが「H鋼が発見できなかったことは、調査の方法を含めて契約違反だった」ことを裏付ける内容が、(この契約書の中に)何カ所も書かれている。
市が出したの契約文書が間違っているのではなく、また、記述が不充分なものではなく、契約どおり仕事が行われなかったところにH鋼を見つけられなかった最大の問題があったことは明白である。どう思われるか、問う。
市長の答弁を聞き問題があれば、再質問で契約の内容に踏み込んで再質問したい。
⑥、次ぎに市役所の仕事として「監督日誌が完備していなかったことが重大問題である」
私は、事故が起こった当初から「監督日誌」は毎日、実施した工事の内容、市と業者が話し合った内容、業者に指導した内容相手の言い分、上司に報告すること、その他労働災害が起こればその内容を含め全て箇条書きで記入し、その場で処理しておくこと、その結果どうしたかを含めて、何をしてきたかの全てを判るようにしておかなければならないし、法律で決められたものの1つだと、市に設置を強く要求した。
しかし担当者は、監督者としてのメモをもっている。業者への指導は文書で行っていると私の指摘を聞き入れなかった。そのことが、日常的に業者とどのようなやりとりをしていたかが、全く曖昧にされた原因であるがどう考えているのか、今後は、設置する気があるのかどうか、問う。
⑦、この事件の核心は、「H鋼が見つけられなかった」ことと「市の監督責任」である。弁護士報告は、補修痕とそこからH鋼を見つけた経過と、監督日誌について全く触れず、この2点を曖昧にして作られたものであり最重要部分に触れない、欠陥報告である、市長も再度よく読みことの真実を理解すべきである。どう思うか
2,次ぎに今止められている前田分水ます工事の「地下水の流出問題」は、工事現場近くの土質調査の結果を正しく分析し、それに見合う工事方法を決めて、工事を進めておれば、このような事態にならなかったはずである。どう認識しているか
①、本体工事でトラブルとなった調査不足の延長線上の問題である。どのような技術者が来て、土質調査の結果をどのように分析し、その場所の土質についてどのような判断をして、どういう工事をすればきちっと工事が出来ると判断したのか、問う
②、そうしてどういう方法で工事を実施したのか、その結果、なぜ工事ができない事態になったのか、どの判断が間違っていたのか、問う。
③、今後の対策と見通しについて問う、
現場監督日誌にはどう記されているのか、問う。
④、今回の工事遅延に関して、まさか補正の追加予算が必要だとは言われないと思うが、どうか その遅延の責任問題を問う。
と書いて出そうと思っていたら、補正予算が提案されている。これは明らかに関係業者が責任を持って工事をしなければならない問題である。佐藤工業に全額負担を要求したのか、交渉経過と合意事項を説明されたい。
3,契約書に欠陥があったのではなく、いずれの企業も手抜きをして、高度な専門知識のある人が、現場調査をしなかったことではなかったのか、トラブルの責任を明確にされたい。
①、そこで、企業からどんな技術者が来て、どんな報告をしたのか、同時にその報告の一つ一つを検証出来なかった市の管理責任が問われているのである。
②、請負業者と市長に共同責任があり、市長自らの処分と業者に対する責任追及を新たな事実を示して求めているのでその見解を求める。
以上第1質問
日本共産党向日市議団 大橋 満
Ⅰ、再び、 公共下水道石田川幹線工事のトラブルの責任を正す。
1, 公共下水道石田川幹線工事のトラブルに関して、市長は業者との契約書について、「不備があり、今後改善する必要がある」という認識を示しておられたが、どこをどのように変えれば、今回のようなトラブルにならなかったと思っておられるのか具体的にどこをどうなおすのかお聞きしたい。
市長は、2010年第1回定例会における、私の石田川公共下水道に関する質問に対して、全ての工事が終わってから、今回のトラブルに対するお詫びを含めて見解を述べる旨の答弁があった。
市長は「弁護士の見解」にその根拠をおいたお考えのようだが、弁護士は、技術的なことについてどのように調査を行い結論を出したのか、非常に疑問であると同時に本人がよくわからないという説明だった。
一番肝心な「補修痕」と「H鋼」に関して、どのような経緯で補修された跡がついていたのか、その補修痕に対してどんな論議があったのか、また、補修痕を見たJRの技術者が、どのような経過で地下にあるH鋼を見つけたのかと言う経過にも全く触れられていない。弁護士は原因の真相には故意に触れず、曖昧にした報告書を作成されたのだった。
また契約書の解釈についても、独特な「字面解釈」で、設計業務に使われている言葉の意味を正確に読み取らず、裁判しても勝てないというゴールに向かってごり押しに用語をつなぎ合わせた報告であった。
そこで私は、今回、再度工事が延期となった原因をも含め、次の点をはっきりしておかなければならないと考え質問する。
①、 まず、基本設計の契約書に関連してでありますが、この事前の調査の目的は、石田川公共下水道工事が、決定したルート通り工事が出来るかどうかを調べることだったのですが、どこに契約の不備があったと考えているのか、お聞きしたいのです。
②、次ぎに契約の相手の業者側から、この契約書では、予め決定されたルート通り工事が出来るかどうかを調べることは困難であると言う申し出があったのかどうかお聞きする。
③、日水コンもJRCもJRも佐藤工業も、この契約書で工事を進められるか、進められないかの結論が出せると言うことで契約に調印したのではないのか、お聞きする。
④、調査をしたこれらの会社は、そろって、決定されたルートでトラブル無く工事が出来ると市に報告していたはずですが、どうだったのか問う。
⑤、次ぎに契約書の具体的な内容についでありますが「H鋼が発見できなかったことは、調査の方法を含めて契約違反だった」ことを裏付ける内容が、(この契約書の中に)何カ所も書かれている。
市が出したの契約文書が間違っているのではなく、また、記述が不充分なものではなく、契約どおり仕事が行われなかったところにH鋼を見つけられなかった最大の問題があったことは明白である。どう思われるか、問う。
市長の答弁を聞き問題があれば、再質問で契約の内容に踏み込んで再質問したい。
⑥、次ぎに市役所の仕事として「監督日誌が完備していなかったことが重大問題である」
私は、事故が起こった当初から「監督日誌」は毎日、実施した工事の内容、市と業者が話し合った内容、業者に指導した内容相手の言い分、上司に報告すること、その他労働災害が起こればその内容を含め全て箇条書きで記入し、その場で処理しておくこと、その結果どうしたかを含めて、何をしてきたかの全てを判るようにしておかなければならないし、法律で決められたものの1つだと、市に設置を強く要求した。
しかし担当者は、監督者としてのメモをもっている。業者への指導は文書で行っていると私の指摘を聞き入れなかった。そのことが、日常的に業者とどのようなやりとりをしていたかが、全く曖昧にされた原因であるがどう考えているのか、今後は、設置する気があるのかどうか、問う。
⑦、この事件の核心は、「H鋼が見つけられなかった」ことと「市の監督責任」である。弁護士報告は、補修痕とそこからH鋼を見つけた経過と、監督日誌について全く触れず、この2点を曖昧にして作られたものであり最重要部分に触れない、欠陥報告である、市長も再度よく読みことの真実を理解すべきである。どう思うか
2,次ぎに今止められている前田分水ます工事の「地下水の流出問題」は、工事現場近くの土質調査の結果を正しく分析し、それに見合う工事方法を決めて、工事を進めておれば、このような事態にならなかったはずである。どう認識しているか
①、本体工事でトラブルとなった調査不足の延長線上の問題である。どのような技術者が来て、土質調査の結果をどのように分析し、その場所の土質についてどのような判断をして、どういう工事をすればきちっと工事が出来ると判断したのか、問う
②、そうしてどういう方法で工事を実施したのか、その結果、なぜ工事ができない事態になったのか、どの判断が間違っていたのか、問う。
③、今後の対策と見通しについて問う、
現場監督日誌にはどう記されているのか、問う。
④、今回の工事遅延に関して、まさか補正の追加予算が必要だとは言われないと思うが、どうか その遅延の責任問題を問う。
と書いて出そうと思っていたら、補正予算が提案されている。これは明らかに関係業者が責任を持って工事をしなければならない問題である。佐藤工業に全額負担を要求したのか、交渉経過と合意事項を説明されたい。
3,契約書に欠陥があったのではなく、いずれの企業も手抜きをして、高度な専門知識のある人が、現場調査をしなかったことではなかったのか、トラブルの責任を明確にされたい。
①、そこで、企業からどんな技術者が来て、どんな報告をしたのか、同時にその報告の一つ一つを検証出来なかった市の管理責任が問われているのである。
②、請負業者と市長に共同責任があり、市長自らの処分と業者に対する責任追及を新たな事実を示して求めているのでその見解を求める。
以上第1質問