歴史的な使命を担う強固な指導集団
中・台「関係深化を」
【北京=小林拓也】
15日に就任した中国共産党の習近平新総書記に対し、台湾の馬英九総統は同日、国民党主席の肩書で祝電を送り、「両党で両岸 (中台)交流の深化を促進し、
両岸間の相互信頼と協力を強めよう」と呼び掛けました。習総書記は「両岸関係の平和的発展を深化させ、新しい成果を不断に勝 ち取っていこう」と応じました。
16日付の中国共産党機関紙・人民日報は、習総書記はじめ7人の政治局常務委員の顔写真を掲載し、新体制をアピールしました。
人民日報は「歴史的な使命を担う強固な指導集団」と題する社説を掲載。「党と国家の事業を不断に発展させ、党の歴史的使命を担うには、強固に団結した力を
持った指導集団でなければならない」と強調しました。