大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

経済の長期にわたる好調という基本的側面や内在的な上昇トレンドには変わりがない。具体的には『5つの変わらない点』に現れている」として、以下の5点を指摘した。

2020-03-18 | 中国をしらなければ世界はわからない
中国の国民経済、感染症の打撃を耐え抜いた
人民網日本語版 2020年03月17日15:17

          

2020年3月15日、江西省瑞昌市武蛟郷の1万ムー(約666.7ヘクタール)の菜の花畑が満開になり、訪れた観光客が春を楽しんでいた。(撮影・張緒雄。写真提供は人民図片)

突如やって来た新型コロナウイルスによる肺炎の流行に直面して、今年の中国経済はどんなスタートを切っただろうか。国家統計局の毛盛勇報道官(同局国民経済総合統計司司長)は16日に国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、「1-2月の国民経済は新型肺炎による打撃を耐え抜いた」との見方を示した。

全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の工業付加価値額は前年同期比13.5%減少し、全国サービス業生産指数は20.5%低下した……1-2月の主要経済指標はほぼ軒並み大幅に低下した。こうした状況をどうみるか。

毛報道官は、「感染症は確かに当面の経済運営に比較的大きな打撃を与えた」とした上で、「感染症が当面の中国経済に与える影響は短期的なもの、外在的なもの、全体的にコントロール可能なものだ。中国の基本的な国民生活は力強く保障され、社会の大局は安定を維持しており、経済の長期にわたる好調という基本的側面や内在的な上昇トレンドには変わりがない。具体的には『5つの変わらない点』に現れている」として、以下の5点を指摘した。

(1)生産ニーズの量がかなりあり、極めて大規模な経済がもつ優位性には変わりがない。2019年は中国経済の規模が100兆元(1元は約15.2円)に迫り、主要工業製品の生産量は長年にわたって世界一を維持し、このことが緊急事態への対応に確かな力強い物質面での保障を提供した。

中国の国民経済、感染症の打撃を耐え抜いた (2)

          

2020年3月16日、江蘇省連雲港市の江蘇天明特殊車両有限公司の製造ラインで作業員が忙しそうに働いていた。(撮影・王春。写真提供は人民図片)

1-2月は感染症の打撃が比較的深刻だったが、主要な生産指標は規模も量も相当なものだった。一定規模以上の工業企業の生産額は11兆5千億元に達し、社会消費財小売総額は5兆2千億元を超え、固定資産投資は3兆3千億元を超えた。

(2)基礎的工業と防疫物資は力強く保障され、強大な経済発展の強靱性には変わりがない。感染症の流行中にも、国の経済と国民生活にかかわる重要な業界が生産を中断することはなかった。また防疫製品の生産量が短期間で非常に大規模に増加し、感染症対策のニーズに十分に対応することができた。1-2月の一定規模以上の工業企業のマスク生産量は前年同期の2.9倍に増加し、マスクの1日あたり生産量は1億1600万枚に達し、ここから中国の強大な供給能力が医療物資の供給を力強く支えたことがわかる。

(3)生活必需品と公益事業の用品は供給にゆとりがあり、需給関係は全体的としてバランスが取れていることには変わりがない。感染症の流行中にも、14億人の基本的生活は有効に保障され、消費財は全体として好調な伸びを維持した。たとえば肉類・家禽類・卵類の小売額は37.8%増加し、野菜類の小売額も27.1%増加した。

(4)インターネット経済が順調に発展し、新たな原動力が急速に成長する流れには変わりがない。物資の調達配置、オンライン遠隔医療などで、ネットは保障の役割を十分に発揮した。1-2月の実物商品のネット小売額は3%増加し、社会消費財小売総額に占める割合は21.5%に達し、割合は前年同期に比べて5ポイント上昇した。3Dプリンター、スマートウォッチなどの電子製品の生産量は増加率が100%を超えた。

中国の国民経済、感染症の打撃を耐え抜いた (3)

          

2020年3月16日、内蒙古(内モンゴル)自治区呼和浩特(フフホト)市では、市民が感染症対策をしっかりした上で、外に出て春の一日を楽しんでいた。写真は空に上がったタコを追いかける子どもの様子。(撮影・丁根厚。写真提供は人民図片)

(5)マクロ調整によるリスクヘッジ政策は力強く有効で、通年の目標達成への信頼感には変わりがない。中央政府が最近打ち出した一連の政策・措置は、感染症対策を支持し、業務再開を支持し推進するもので、政策の効果が絶えず顕在化している。

現在、中国の経済成長はいくつかの挑戦に直面している。感染症対策が第1四半期に、特に1-2月にある程度の打撃を与え、海外での感染症拡大のペースが速く、金融市場と大口商品価格の変動が大きく、市場の期待は不安定で、グローバル経済の成長がペースダウンする可能性がある。

しかし中国経済が安定した運営を維持するための多くの有利な条件もそろっている。中国国内の感染症対策は着実な成果を出し続けている。企業の活動再開、生産再開のプロセスは順調だ。中国経済の内生的な原動力は感染症対策が着実な成果を上げた後に絶えず発揮されるようになり、これまで制約されてきた一部の経済活動も行われるようになるだろう。2月の中-下旬以降、企業の業務再開のペースが加速し、3月の経済指標は1-2月を明らかに上回ると予想される。第2四半期は第1四半期に比べて明らかに回復上昇するだろう。下半期の中国経済はより穏やかに進展するとみられ、通年の経済は安定した健全な運営が行われると確信する。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年3月17日

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第一に、連携して感染症に必... | トップ | 財務省が決裁文書14件を改... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

中国をしらなければ世界はわからない」カテゴリの最新記事