大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

ドイツでも広島から送られた平和の鐘が鳴り響く

2010-08-07 | ドイツの友人からのメール
 Lieber Mansan,
Wir haben heute an Hiroshima gedanken.
 
 今朝、八時十五分にハノーファーでも広島の平和の鐘がつかれました。
市民が小雨の中、集って、平和、核兵器の絶滅へ思いを新たにしました。
広島では暑い平和式典でしょう。こちらは17度。(モスクワが30度を越す暑さで,森林,田畑が焼けつくされる火災に見舞われていると聞くと、丁度いい按配、というのは無いもの、と思います。)
その後献茶が行われ、いろいろな団体が平和活動を今日一日、広島と連帯して行い、市庁舎では原爆を浴びた広島の映写会、その後、市庁舎裏の大池で灯篭流しが行われます。
この時期はその南側にある人口湖、マッシュ湖が夏祭りを2週間にわたって開いており、夜はオープンエアーデイスコ等、平和を享受する若者たちで賑わうようです。灯篭流しの静かさと正反対の騒ぎが目と鼻の先にあります。
 
さて、ボチボチになっても、少し私の知っている範囲で、ハノーファーの様子を満さんに書いて、“こちらへの旅愁をかき立てようかと思います。いかがでしょう?
この広島の平和の鐘がつるされているのは“AEGIDIEN KIRCHE”、エーギー教会で、平和教会と言いますか、戦争で破壊されたままを今日に伝え、後世に戦争を再び繰り返さない平和活動に役立っています。
 
もとの教会は、1163年に建てられたチャペルの所へハノーファーーを代表する3つの教会の一つとして1347年に建築されたものといわれています。
 
ハノーファーの町が形成されていく以前に、集落が3箇所あった、その一つがここだったそうです。
 
詳しくはヴィキペデイア、でAEGIDIENKIRCHE HANNOVERを見てください。写真が出ています。
 
戦争中、この教会にあった洗礼桶、など教会の宝はどこかの地下へ保管されていたらしく、戦後はこの教会は再建されなかったため、ハノーファーの本教会、と言われるマルクと教会に保存されています。
塔の上に電気仕掛けの教会の鐘が季節ごとにメロデイーを変えて、時間を伝えてくれます。
 
広島と姉妹都市関係を結んだ後、広島から”平和の鐘”がハノーファーに寄贈され、それ以来ここにつるされ、8月6日に式典が行われます。
 
この教会を出た角っこに”8人の焼き払われたハノーファーの兵士たち”の慰霊の墓石が立っています。
昔は各所に”旅の証”といわれるものがあったらしく、ハノファーへ行ってきた、と言うからには”見てきたはずのものがあるだろう?”と証拠の土産話を聞かされる、その一つだったそうで、ハノーファーの町を守る代わりに税金を取り上げていた、嘗ての領主がお金に困って、裕福なハノーファー市民から強盗まがいにお金を奪おうと、まずは、見張りの塔でがんばっていた市民を焼き討ちにして,“急”を町へ知らせないようにしたのだそうです。
 
ひどい話ですが、今も様子はあんまり変らないですね.ボラれるのはいつも手で仕事を懸命にした働き者。
 
 
話は変わりますが、先日、嘗て夫が働いていた”ハイデ病院”、Haide と言うのはエリカの花の事ですが、日本語の”肺の病院”に結構通じますね。今は老人ホームになり、新しく経営が始まったので、見学に行かせてもらいました。
素晴しい施設で、まるで高級ホテルのようです。大理石の床、贅沢なインテリア、びっくりしました。
そこで話が”文化遺跡保護”になりました。
ハイデ病院は殆どの建物が文化遺跡保護に入っていて、改築が大変厳しい・・・・
そこで出たのがもう一つの老人ホームの話で、ここは旧帝国郵便局の建物で、天井の高さが3m80、と堂々とした部屋のホームでしたが、そこに真正面に大きな大理石の階段があった。
それで老人が転んだりした時に、柔らかいものの上になるようにと、ふわふわのじゅうたんを敷いたところ、この文化保護局からクレームが出たそうです。建物だけでなく、建物内の”音響効果”も文化財として保護されるように登録されているから、絨毯をはずせ。ですって。
これ丸々ドイツです。
 
ではお元気で。
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界最前線のお話です。人類の進歩のために・・・

2010-08-05 | 世界の変化はすすむ

不破哲三 社研所長が

   中国共産党訪日団と懇談


写真

(写真)懇談する不破哲三社研所長(左)と林欐中国共産党中連部参事官=4日、党本部

 日本共産党の不破哲三社会科学研究所所長は4日午後、党本部で、訪日中の中国共産党中央対外連絡部(中連部)事務グループ訪日団(団長=林欐中連部参事官)の訪問を受け、約1時間にわたって懇談しました。

 林参事官は、参議院選挙の結果や日本の情勢について、マスメディアの論調だけでは正確に判断できないので、現場でいろいろな人の声を聞きたいと考 えてやってきた、と訪日の目的を紹介。各党の政治家とも会っているが、大体は当面の政局の話が多いとし、これまで何回も勉強させてもらった日本共産党の不 破さんに大所高所からのお話を伺いたい、と切り出しました。

 不破所長は、訪日団の皆さんは若いので少し歴史的なことも含めてお話ししようとのべ、昨年の政権交代の意味とその後の政権の迷走、今回の選挙結果 の見方、その背景にある国民世論と新しい政治の探究、70年代から今日までの日本政治の大きな流れや反共攻撃について説明。とくに、以前から日本政治の最 大の問題である「対米従属」と「ルールなき資本主義」が今日の矛盾の発火点であり、この二つを解決し、「日米軍事同盟絶対」と「大企業中心」の政策を転換 しないと、どの政党が政権についても前進することは不可能である旨を強調しました。

 また不破氏は、訪日団の質問にも答えながら、日中関係の現状と展望、世界金融危機の国際的な影響、比例定数削減と「二大政党制」など日本政治の重大問題について述べました。

 懇談には、日本共産党側から、西口光国際委員会副責任者、山口富男社研副所長、中国側から沈建国中連部アジア二局日本課副課長、在日中国大使館の文徳盛参事官らが同席しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原水爆禁止世界大会 続報です。

2010-08-05 | 世界の変化はすすむ

核廃絶が現実的課題に

           世界大会・広島が開幕

              地球的規模で行動を


 原水爆禁止2010年世界大会・広島の開会総会が4日、広島市内で開かれました。海外と日本全国から7400人が参加し、核不拡散条約(NPT) 再検討会議をうけて、核兵器廃絶が現実的目標となったことへの確信が語られ、草の根の運動をさらに広げようとの熱気に包まれました。


写真

(写真)原水爆禁止2010年世界大会で開会総会に参加する人たち=4日、広島市

 「昨日退院して、この会を励ますためにやってまいりました」。85歳の被爆者、坪井直さん(日本原水爆被害者団体協議会代表委員)が来賓あいさつ でこう話し出すと、参加者が感嘆の声をあげました。坪井さんが広島での被爆体験を語り、「核兵器廃絶をこの目で見るまでは決して死ぬわけにはいきません」 と力を込めると、大きな拍手がわきました。広島県被団協の金子一士理事長と壇上で握手。再び拍手に包まれました。

 新日本婦人の会の高田公子会長が開会宣言。主催者報告をした冨田宏治氏(関西学院大学教授)は「NPT再検討会議は、核兵器廃絶はもはや押しとど めることのできない流れであることを示した」と指摘。「地球規模の草の根の運動が国際政治を動かしている確信を胸に、今こそ廃絶に向けて立ち上がろう」と 呼びかけました。

 NPT再検討会議にあわせたニューヨーク国際共同行動のとりくみや沖縄・米軍普天間基地撤去のたたかい、海外・国内の草の根の活動が生き生きと報告されました。

 来賓あいさつした秋葉忠利・広島市長は、被爆者の悲願を世界に伝えるとのべるとともに、日本政府に対して非核三原則の法制化と「核の傘」からの離脱を求めました。マレーシア、メキシコの政府代表があいさつしました。

国際会議が閉幕

 2日から広島市で開かれていた原水爆禁止2010年世界大会・国際会議は4日、閉会総会を開き、「核兵器のない世界」が国際政治の明確な目標に なった今、核兵器廃絶条約交渉のすみやかな開始を求める行動を世界各地で具体化し、強化・発展させようと呼びかけた宣言を採択し、閉幕しました。

 宣言は、「核抑止力」論が「核兵器のない世界」実現の最大の障害になっていると指摘。核保有国とその「核の傘」のもとにある同盟国に「(核抑止力論と)決別するよう迫る広大な世論と運動が必要だ」と力説しています。

 被爆国・日本が米国の「核の傘」に依存していることについて、「アジアの平和と安全、『核兵器のない世界』実現にとって重大な障害」だと告発。沖縄・普天間基地をはじめ在日米軍基地の再編・強化に反対し、撤去を求める運動などへの連帯を表明しています。

 被爆65年にあたり広島・長崎の被爆者、世界の核被害者への支援強化と、その体験とたたかいを「人類的な事業」として継承するよう呼びかけました。

 閉会総会では、英海軍退役中佐のロバート・グリーンさんが発言。前日に開かれた三つの分科会と、関連行事として行われた科学者集会についての報告がありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向日市でも戦争展

2010-08-04 | 市民のくらしのなかで

銃後の苦労 忘れない
     「くらしのなかの戦争」展

戦時中の暮らしの様子を紹介している戦争展(向日市寺戸町・市文化資料館)
戦時中の暮らしの様子を紹介している戦争展(向日市寺戸町・市文化資料館)
   京都新聞より転載

 向日市文化資料館で1日、市民から提供された戦争関係の資料を紹介する「くらしのなかの戦争」展が始まった。銃後の生活をうかがわせる衣服の型紙や道具など約30点に来場者が見入っている。

 市内に残った資料から戦時中を振り返り、平和の意味を考えようと毎夏、開いている。

 今年は、女性の服装として定着していったもんぺに関連し、国民学校初等科の子ども用型紙を初出品した。空襲などの避難に備え、動きやすい服装が奨励された当時をうかがわせる資料で、型紙には前後の身ごろの寸法や縫製方法などが記入してある。

 物資不足を伝える資料では、型紙を使って靴下の破れを直す「強国靴下更生器」、配給制に伴い発行された衣料切符も展示した。

 また、政府が国民に金属製品を差し出させる「金属供出」に伴い、金属の代用品として作った竹製ボタン、陶製の湯たんぽのほか、防空ずきん、防毒マスクなどが並んでいる。

 9月5日まで(毎月曜と8月3、31日は休館)。22日午後2時からは日曜談話会(予約不要)があり、向日市文化資料館職員が戦時下の地域の暮らしを紹介する。入館、聴講ともに無料。問い合わせは同館TEL075(931)1182まで。

【 2010年08月02日 11時57分 】

ニュース写真

  • 戦時中の暮らしの様子を紹介している戦争展(向日市寺戸町・市文化資料館)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本共産党は、長い歴史の中で必ず勝利する

2010-08-04 | 質問に答えます。

日本共産党創立88周年記念講演会開く

“探求の時代”――

綱領を手に展望を語り、未来を語り合おう

       ――参議院選挙のたたかいから深く学んで


 参院選後初の大規模な政治集会となった日本共産党創立88周年の記念講演会が3日、東京の日比谷公会堂で開かれ、志位和夫委員長が「“探求の時代”―― 綱領を手に展望を語り、未来を語り合おう――参議院選挙のたたかいから深く学んで」と題して講演しました(2面に骨子)。参院選比例代表で当選した市田忠 義、大門実紀史、田村智子の各議員が紹介され、代表して新人の田村氏が、また東京選挙区で奮闘した小池晃政策委員長がそれぞれあいさつ。司会は市田書記局 長がつとめました。会場は満杯となり、インターネットで全国各地で視聴されました。


志位委員長が講演

写真

(写真)志位和夫委員長の記念講演を聴く参加者=3日、東京・日比谷公会堂

 志位氏は冒頭、参院選での支持と支援への心からのお礼とともに、議席と得票を後退させたことについて「私たちの力不足であり、党の責任者としておわび申 し上げます」とのべました。そして党内外から3千通を超す意見や批判、しった激励が寄せられていることを紹介し、その思いを深く受け止めてしっかりした総 括をおこない、いっせい地方選挙と次の国政選挙で巻き返しをはかる決意を表明しました。

論戦にかかわり

写真

(写真)講演する志位和夫委員長=3日、東京・日比谷公会堂

 志位氏は、「総括は途上ですが、まず政治論戦にかかわって反省点を述べたい」とのべ、今回の参院 選が、自公政権に退場の審判が下され、民主党政権にも失望が広がり、国民が新しい政治を求める“探求の時代”のもとでたたかわれたことを指摘。このもとで 日本共産党の訴えが国民の「探求にこたえ」、「展望を示す」という点でどうだったかとのべ、この点で「弱点があった」と語りました。「特に6月17日に菅 直人首相が『消費税10%』を宣言した後の私たちの消費税論戦にその弱点はあらわれた」とのべました。

 志位氏は党の消費税論戦には「二つの面があったと思う」として、第一に「大企業減税のための消費税増税」という本質をつく論戦は、世論に変化をつ くり、「増税ノー」の審判につなげるうえで貢献となり、「私は、このことは確信にすべきと考えます」とのべました。第二に、同時にそれが党の前進に結びつ かなかった原因は、「消費税反対」と一体に「政治をこう変える」という建設的提案の押し出しが弱かったことにあったとのべました。そして、それが伝わるよ うな建設的で一言でいえるスローガンを提起し、国民の探求にこたえ豊かな論戦を展開すべきだったと、反省点を語りました。

 「どんな問題でも、批判と同時に、国民の探求にこたえ、打開の展望を示す、変革者の党ならではの建設的メッセージが伝わってこそ、国民の心に響く 訴えとなります」。志位氏は、「このことを今後の教訓として胸にしっかりと刻みたいと思います」とのべ、第2回中央委員会総会(9月予定)に向けて、政治 論戦、選挙活動、党建設などあらゆる角度から総括を進める決意を表明しました。

 当面のたたかいについて志位氏は、(1)消費税増税反対の多数派づくり(2)衆院比例定数削減反対の一点で一致するすべての政党、団体、個人との 共同―の2点を強調。とくに比例定数削減問題では、「議員定数をどうするかの議論だけでなく、選挙制度全体をどうするかを根本から論じ合う議論こそが求め られている」とのべ、国民的議論を呼びかけました。

「二大政党」不信

 参院選結果の全体をどうみるか――この問題に話を進めた志位氏は、民主党と自民党がともに大幅に得票を減らし、「二大政党」の合計得票数が以前の 7割前後から55%にまで落ち込んだと指摘。財界が主導して国民を「二大政党」に無理やりはめ込むという枠組みが、「つくられたと思ったら、そのはなから 崩れ始めている」とのべました。

 「二大政党」全体への国民的不信の根本には、「異常な対米従属」「大企業・財界の横暴な支配」という「二つの異常」を特徴とする古い政治の枠組み では世界と日本の現実にもはや対応できないという大問題があると強調。みんなの党など「新党」にも古い政治から抜け出す立場はないとのべました。

 志位氏は、いま日本が直面しているどんな問題でも、「二つの異常」をただして「国民が主人公」の新しい日本をつくるという日本共産党の立場でこそ国民の願いにかなう解決策を示せるとのべ、「二つの大問題」を例にあげました。

財政危機の打開

 第一は、財政危機をどう打開するかです。

 志位氏はこの問題ではまず、「原因は社会保障ではない」と強調。財政危機の根源は、1990年代の大型公共事業ばらまきと軍事費の膨張にあると具体例を列挙して解明しました。

 さらに、95年に政府が「財政危機宣言」を行ってからも「財政再建」に失敗したのは、「三つの失政」―(1)97年の9兆円負担増による大不況(2)小泉・安倍内閣の「構造改革」(3)一貫した大企業・大金持ち減税―によるものだと告発しました。

 志位氏は、財政危機打開のためには、(1)家計・内需主導の経済成長を実現する「暮らし最優先の経済成長戦略」と、(2)むだ遣い一掃と特権的な 不公平税制一掃に取り組む「歳出と歳入の改革」の二つの柱を同時にすすめることが大切だと強調。このことで、借金残高をGDP比で減少させて財政危機から 抜け出す道が開けると語りました。

 綱領が示すこの目標は、大企業の役割を「否定」「敵視」するものではなく、「ルールある経済社会」の下で大企業に労働者・国民との共存のルールを守らせることだとのべました。

基地問題の解決

 第二の米軍基地問題の解決では、「基地のない沖縄」という沖縄県民の総意を日本国民全体の総意にすることが重要だと指摘し、そのカギは「海兵隊は抑止力として必要」という議論を打破することだと語りました。

 米議会でも、大物議員が「沖縄に海兵隊は必要ない」と主張していることを紹介し、「いま日本に求められているのは『抑止力』というきな臭い戦争手 段ではなく、東アジアに平和的環境をどうやってつくるかという外交戦略であり、それを実行する外交力ではないか」と訴え、その外交戦略を3点にわたって提 起。憲法9条こそが日本と東アジアに平和と安定を築く最良の力だと強調しました。

 さらに、軍事同盟が「20世紀の遺物」というべき時代錯誤の存在になっていると指摘し、日米安保条約の是非を正面から問うときだと力説しました。

未来への確信

 最後に志位氏は、大小無数の波乱や曲折のもとで、いつの時代にも、革新的未来への展望と確信をもって歴史の開拓者として奮闘してきたところに党の誇るべき歴史と伝統があると語りました。

 そして、日本の政治が、歴史の大局でみれば、新しい政治を生み出す「前夜」ともいうべき時期にさしかかっているいま、「党綱領の展望を国民多数のものにするなら、必ずや日本の社会と歴史を動かす巨大な力となって働く。これが私たちの確信です」と語りました。

 そして「“探求の時代”に、綱領を手に展望を語り、日本の未来を語り合おうではありませんか」と呼びかけ、その中で強大な党を何としてもつくりたいと述べ、割れるような拍手に包まれました。


参加者ら 古い政治の矛盾を乗り越える党に確信

 東京都新宿区の男性(60)は「小池さんが落ちたのは悔しい。あれだけ政策委員長としてがんばっていたのに、残念です。志位さんの講演で、選挙後、共産党が国民の意見を集約して生かそうとしている姿勢が伝わって感動した」と言います。

 大阪で視聴した男子学生(22)は、「自民、民主の支持が合わせて55%に落ち込んだのはなるほどと思いました。古い枠組みの政治を変えることを 国民が願っているのは間違いないと思います。その中で、古い政治の矛盾を乗り越える新しい政策を掲げ続けてきたのが日本共産党なんだと改めて確信しまし た。この日本共産党の姿をどう国民にわかるように語っていったらいいのか考えていきたい」と語っていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きな成果を期待しています。

2010-08-03 | 世界の変化はすすむ

    核廃絶条約 交渉迫ろう

   原水爆禁止世界大会国際会議始まる

        運動の「次のステップ」議論


 原水爆禁止2010年世界大会国際会議が2日、広島市内で始まりました。3日間の予定です。初日は250人が参加。5月の核不拡散条約(NPT) 再検討会議で「核兵器のない世界」を目指すことで国際社会が一致し、廃絶に向けた新たな機運が高まるなかで、その実現に向けてどのような方策をとるのかを 議論しました。再検討会議で重要な役割を果たした国連、各国政府、非政府組織(NGO)の代表など27カ国、74人が参加予定で、同会議後初めての大規模 な国際会議となります。


写真

(写真)海外代表が参加して開幕した原水爆禁止2010年世界大会国際会議=2日、広島市

 会議には国連の潘基文(パンギムン)事務総長、NPT再検討会議のカバクチュラン議長のほか、ニュージーランド、ラオス、ベトナムの各政府からメッセージが寄せられています。

 開会総会では、日本原水協の沢田昭二代表理事、日本被団協の木戸季市事務局次長がそれぞれあいさつ。アラブ連盟のモハメド・エゼルディン・アブデルモネイム軍縮・戦略問題特別顧問が「核兵器廃絶条約を求める行動を」と訴えました。

 会議はこの日、「核兵器のない世界のために―次のステップ」(第1セッション)と「核抑止論の克服、外国軍事基地撤去の運動との連帯、平和と安全のために」(第2セッション)をテーマに議論しました。

 第1セッションでは、フランス平和運動のロラン・ニベ副議長、英国の核軍縮運動(CND)のリンダ・ハグルさん、アメリカフレンズ奉仕委員会のジョゼフ・ガーソンさん、日本原水協の高草木博事務局長の4人が問題提起しました。

 ニベさんは、NPT再検討会議の成果に触れ「これほど有利な共同が生まれている状況はこれまで経験したことがない」と強調。ハグルさんは「いまや核兵器禁止条約を求める国際的圧力をさらに強め、その前進を押しとどめがたいものにする可能性が生まれている」と述べました。

 ガーソンさんは「世界大会の場での話し合いが引き金となって次の精力的な廃絶運動が始まること」に期待を表明。高草木さんは▽核兵器廃絶条約の交渉開始を迫る▽自国の政府の態度を問う▽被爆の実相と被爆者のたたかいを人類全体が共有する―ことの重要性を呼びかけました。

 問題提起を受け、海外代表を含め活発な討論が行われました。そのなかで日本共産党の緒方靖夫副委員長は、核兵器をめぐる情勢が新たな到達点にあるとし、「こうした情勢をもたらした力の源泉は、世論と運動だ」と力説しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「100年」の歴史より、今後の100年を考える。

2010-08-03 | 日本と韓国・朝鮮・中国との友好

平和な東アジアへ協力を

        「韓国併合」100年 高まる世論


 日本による「韓国併合」から100年目となる22日を前に、韓国でシンポジウムや展示会などが開かれています。各紙も社説や特集記事を掲載。強制 連行や日本軍「慰安婦」問題の解決を求める声が相次ぐとともに、各国が過去の歴史の教訓を共有して東アジアの平和秩序づくりに向けて協力しようとの主張も 強まっています。(面川誠)


写真

(写真)植民地支配期に独立運動家らが投獄された西大門刑務所=ソウル

 独立運動史の研究で知られる民族問題研究所は7月30日、ソウルで「強制併合100年、韓日過去史の克服の課題と展望」と題したシンポジウムを開催しました。

 任軒永(イム・ホニョン)所長は、日本、米国、中国(清)、ロシアの勢力争いの末に植民地化された歴史を振り返り、朝鮮半島が南北に分断されてい ることによって現在でも大国の利害衝突の場になっていると指摘。韓国哨戒艦沈没事件を受けた周辺国の動きに触れ、「自分たちの運命すら決められない時代 が、再び来るのではないかと懸念する」と警告しました。

 鄭根埴(チョン・グンシク)ソウル大教授は、東アジアが「中国中心の秩序から日本中心になり、その後は米国中心へと変遷した。『併合』100年は韓日関係にとどまらず、東アジアの平和秩序に関しても意味を持っている」と述べました。

紙上でも

 中央日報は7月31日付の社説で、李明博(イ・ミョンバク)大統領が「深い省察と考察に基づいた構想」を打ち出すべきだと主張。南北分断が続け ば、朝鮮半島は米中の争いの場になりかねないとして、「韓国、中国、日本による共同体の実現が、北東アジアの平和と共同繁栄の根幹となる」と強調しまし た。

 ソウル新聞は年初から「韓日100年大企画」を連載中。この中で、日本の政治家や政府高官が植民地支配を正当化する発言を繰り返していることについて、「第2次大戦後、米国中心の外交関係にばかり偏ってきた日本の特徴であり、限界を示す現象」だと指摘しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私は、東京にまいります。 ご一緒しましょう!

2010-08-02 | 市民のくらしのなかで

第40回赤旗まつり

文化プログラム決まる


 第40回赤旗まつり(11月6~7日、東京・江東区の「夢の島公園」)の中央舞台・文化プログラムの出演者が決まりました。ポピュラーからジャズ、民謡、コーラスなど多彩なジャンルの顔ぶれです。(別項)

 ペギー葉山さんが、登場します。温かな人間性と幅広いレパートリーで親しまれるペギーさん。すばらしい歌唱力で会場を魅了してくれるでしょう。

 原田直之さんは、1970年代の民謡ブームの立役者で、日本人の心を歌う民謡界の大御所です。2008年には日本民謡協会から「民謡名人位」を受賞しました。赤旗まつりでは、おなじみです。

 日本を代表するジャズ・バイオリニストの寺井尚子さんは初出演です。テレビやラジオでおなじみの寺井さん。繊細な表現力と情熱的な演奏が魅力です。

 沖縄出身の普天間かおりさんは、前回に続いての出演となります。伸びやかで透明感あふれる歌声は、多くの人の胸にさわやかな感動を呼び起こすことでしょう。雄大、繊細な歌唱力で、沖縄音楽を独自の解釈で歌い継ぎます。

 二期会マイスタージンガーは、日本を代表する声楽家グループ、二期会の豊富な人材のなかからピックアップされたメンバーで構成するアンサンブル・グループです。オペラのみならず、幅広いジャンルの歌声が期待されます。

中央舞台・文化プログラムの出演者

写真

(写真)原田直之(民謡歌手)

写真

(写真)ペギー葉山(歌手)

写真

(写真)普天間かおり(歌手)

写真

(写真)寺井尚子(ジャズ・バイオリニスト)Photo by Kunihiro Takuma

写真

(写真)二期会マイスタージンガー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あらゆる努力があってこそ、みんなの願いが実を結ぶ!

2010-08-01 | 世界の変化はすすむ

 世界大会成功へ 国連総長メッセージ

       「核廃絶の努力 称賛」


 国連の潘基文(パンギムン)事務総長は、原水爆禁止2010年世界大会の成功を願うメッセージを原水爆禁止日本協議会(日本原水協)に寄せました。国連事務総長から世界大会にメッセージが届いたのは初めてです。

 潘氏は、「みなさんの努力は、世界的な核兵器廃絶支持の大波をつくりだしました。日本の偉大な芸術家、葛飾北斎が昔描いたような、大きく美しい、壮大な波です」と評価しています。

 5月にニューヨークで開かれた核不拡散条約(NPT)再検討会議に、日本原水協が日本国内と世界中の多くの団体と協力して600万をはるかに超える核兵器廃絶署名を提出したとのべ、「この重要な大義を追求するすべての人々の大きな努力に称賛を送る」としています。

 毎年開かれている原水爆禁止世界大会は「多くの重要な役割を果たしています」とのべ、世界に対し、1945年8月に広島と長崎で悲劇的に失われた 多くの人々の命を想起させていること、被爆者の困難と、被爆の長期的な影響で苦しむ被爆者を支援する必要性を思い起こさせること、若い人々の間での軍縮教 育の促進方法の探究を援助していることを指摘しています。

 「みなさんの献身にお礼を申し上げます。私自身としても、さらに核兵器廃絶・軍縮の仕事を続けていくつもりです」とのべて、「みなさんとともにこ の課題で前進できることを期待しています。これは人類すべての将来の福祉にとって本当に重要なことです。世界大会の大きなご成功をお祈りします」と結んで います。


あすから原水爆禁止世界大会

 原水爆禁止2010年世界大会が、被爆地・広島と長崎で2日から9日まで開かれます。5月の核不拡散条約再検討会議をうけて、「核兵器のない世界」の実現にむけて運動の方向を話し合う場になります。

 ことしは、潘基文(パンギムン)国連事務総長が初めてメッセージを寄せました。国連代表をはじめ、エジプト、マレーシア、メキシコ、キューバなど 核兵器廃絶にとりくむ政府の代表やNATO加盟国のノルウェーの代表が出席します。国連、各国政府、世界の反核平和団体や平和運動家が一堂に会しておこな われる議論が内外から大きな注目を浴びています。

 世界大会では、核保有国に廃絶を目標にした交渉のテーブルにつかせる国際世論を高める運動、また、廃絶の最大の障害になっている「核の傘」「核抑止力」論の克服も論議されます。

 核兵器廃絶を求める世界の世論の高まりと日本の運動への期待を反映して、6日の広島市の平和記念式典には、潘基文国連事務総長が出席します。昨年 を10カ国上回る69カ国の代表が出席。これまで参加してこなかった米国は、ルース駐日大使が出席するなど注目されています。長崎の平和式典にも、核保有 国が参加するなど様変わりしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスコミは誰のためにあるのか、民の暮らしに責任を!

2010-08-01 | 市民のくらしのなかで

   勇気出し権力監視を

        マスコミ九条の会がシンポ


 米軍普天間基地や消費税増税問題で異常な報道を続けるメディアのあり方を問う「マスコミ九条の会」主催のシンポジウムが31日、東京都内で開かれ、地方紙記者や元NHKプロデューサーが活発に討論しました。

 マスコミ九条の会呼びかけ人の桂敬一さん(元東京大学教授)は、普天間基地問題や消費税増税問題の報道でメディアの「劣化」が起きているのではないかと提起しました。

 北海道新聞記者の高田昌幸さんは、省庁の発表する情報が全国紙の紙面を埋めている現状を指摘し、記者が取材力をつける必要性を強調しました。

 「ETV2001」で元「慰安婦」問題を担当した元NHKプロデューサーで武蔵大学教授の永田浩三さんは、自民党の圧力にNHKが屈した背景に 「取材側の力が落ちていることがある」と反省を交えつつ、「自分の意見が言えなくて何が言論機関だろうか」「権力監視の弱さを感じる」と語りました。

 沖縄や長崎の地方紙と合同で「安保改定50年」(連載80回)を統括した神奈川新聞編集局次長の中村卓司さんは、「全国紙は、なぜ安保改定50年 の連載をやらないのか」と疑問を述べ、地域の声をつなぐことが安保連載を始めたきっかけで、新聞社志望の若者からも反響があったと語りました。

 桂さんは、シンポの最後に「ジャーナリストは今こそ勇気を出すことが必要だ」と訴えました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする