どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

続編です

2007年01月28日 | 日記
昼食時になって お蕎麦を食べようということになった

義兄曰く 福井の蕎麦は最高だと

蕎麦ツウは多いし それぞれ何処が最高だと薀蓄を述べるものだ

饂飩派だとか蕎麦派だとかも言うけれど 私は美味しいものならどちらも好きだ

稲庭饂飩も讃岐饂飩もきし麺も好きだし 更科であろうと藪であろうと田舎であろうと蕎麦も好きである

連れて行って貰った店は実に鄙びた感じで 誰が食しに来るのだろうと心配になるが 案外と混む

義兄お勧めのおろし蕎麦を頼んだ

安くて美味しいのに驚いた

夕刻 義兄のご両親に別れを告げると 泊まっていけないのかと言われた

初めて会う義兄の母親は2年程前から半身不随だが 話すことはちゃんと理解できる

あとで義兄にそう話すと 一所懸命話していたのだと

それが嬉しかった

その後 みらくる亭という宿泊施設もある温泉に連れて行ってもらった

此処も安い(大人400円!)

本来なら雪景色を見ながらの絶景の湯のはずだったが…これは仕方ない

ここの面白いのは 山の斜面を利用しての棟の作り方だ(ネットにもあったので検索してみて下さい)

お風呂に行くのには階段を何段も上がる

姉も私も義兄の体が心配だったが 今は落ち着いている様子だった

気温は1度ほどの中 暖まった体に外気も緩む

福井市の郊外で夕食

3月になったらまた来ますと言った

残された時間なんて誰にも判らない

どんなに過酷な運命にも 希望や喜びや勇気は残されているのだと悟った

早春 笑顔で再会できたらと思う

深夜バスに乗り込んだら 私の前に乗った男性が急に振り返り 私を見つめてしばし立ち止まると 

今朝のバスで来ませんでしたか?私もとんぼ返りで と話しかけてきた

はい と返事をしながら ひょっとして何か目立つ事でもしていたのかと心配になった

何しろ寝込んでいたし イビキでもかいたのかと^^

帰りのバスは飲む量が足らなかったのか 何度も目覚めた

帰宅して姉のメールを見てから 昼までゆっくりと眠った 
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近い人になってきた

2007年01月28日 | 日記
仕事を終えたのが20時前

お土産に雷おこしが欲しいと急に言われたので そうだ!東京駅なら買えるかもと我ながら良い閃き

会社からなら新宿よりも近い

他のお菓子を買ってから マイナーな雷おこしの売り場を訪ねて何とかゲットした

ムフフ これで安心

次は食事である

バスの乗り場を確かめ あと2時間足らずを過ごす店を探す

あまり遠くに離れたくなかったので 地下街の店に入る

鴨肉のローストを初めとして5品ほど注文し ビール大ジョッキ2杯

いい感じだ 昨夜1時間しか寝ていない体が求めるものは もう睡眠のみ

バスに乗り込むとすぐに眠りに入り 新宿に寄ったのも気づかぬまま 5時頃まで起きなかった

目が覚めるとどうやら外は雨らしい

東名で事故渋滞があったらしく 30分ほど遅れての到着になるというアナウンスに

7時発のバスはギリギリかもしれないと心配したが 10分ほど前に着いた

見覚えのある風景の中をバスは飛ばす

いや ホントに田舎のバスは早いのだ

所々 名残雪が僅かに残っている

気温が低ければ雪だったはずの雨が 強くなったり弱くなったり

丁度姉の家に着いたところで 一台の車が停まってクラクションを鳴らした

義兄の大学時代からの友人だ

福井県所有の学生寮に入っていた義兄は そこで彼と知り合ったらしい

ある日その友人の父親が上京し 義兄に散々焼肉をご馳走した後 息子の行方を知らないかと訊き始めた

学生寮から大学が遠くて勉強できないと察した父親が 彼を引越しさせた

ところが本人は学生寮が愉しくて アパートには帰らずじまい

連絡が取れないと心配して父親が上京したというのだ

義兄は まさか学生寮におるとも言えんしね~ なんて笑って話してくれた

薬科大に進みながらも家業の蕎麦屋を継いだ彼は たまたま義兄の入院した病院の近くとあって

夜 店が閉まっていても何か作るから しんどい日はドアを叩いてくれと姉に言ってくれたという

彼の父親は 両親が亡くなった親戚の子供を引き取ったような人でね

彼もがらっぱちだけど そんな親父さんに似たところもあるんだな

ウイスキーの空き瓶に自分のおしっこを入れて飲まそうと企んだ 友人の別のエピソードと共に話してくれた

義兄が 近い人になってきた
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