昨日もだが 今日も暑い
少し迷ったけれど 今日もゴミ捨てに出ただけ
ひまつぶしの読書なんて相当な贅沢と思いつつ 午後からはいつものように寝転がってほんを読む
読みかけの本を終えた後 次なる本は橋本治の『98歳になった私』
98歳になる私が 98歳になり そして99歳にいたるまでの連載フィクションをまとめた1冊・・・らしい
橋本さんは 今年のはじめ 私の母の命日の翌日に亡くなった
闘病中でもあったわけで しかし70歳と早かったけれども なぜか悲壮感を抱かせない
この頃思うのは 墓じまいとこの世との決別の事
まだ早いでしょう なんて言ってはいけない
確かに100歳の人と比べたら 確率では私のほうがずっと低いけれど いつ何が起こるかはわからない
寿命に関しては 平均も順番も無い
一人の私はどうしたって人様に迷惑をかけることになるだろうから それをできるだけ小さくするのには何をどうすれば良いか なんてことを時折考えてしまうのだ
ああ 自分で自分の始末ができれば こんなに安心できることはないのになあ・・・なんて 落語の「粗忽長屋」でもあるまいに~