どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

まさに日記

2006年11月15日 | 日記
寝室は和室で例の障子のある部屋だ

今朝 目覚めたら 何だ!これは…と言いたくなる程の明るさ

飛び起きるとはまさにこの状態を指す

時計を見た

7時21分???

どひゃぁ~である

でも 9時じゃなくて良かった

長い人生 熱があっても苦しい二日酔いの朝でも頭だけは洗ってきたのに 今日はもうだめだ

勿論PCを触る時間なんてない

10分で支度をして家を出た お化粧嫌いが幸いした

ホームで電車を待っていたら60歳くらいと思しき男性が傍に立った

独り言を言っている 

初めはそれと判らず 連れに話しているのかと思った

○○○なオババだなぁ~と何やら不満な事があったようだが 口調がのんびりしていて妙に可笑しい

落語の与太郎みたいだが もっと的確なものが記憶にあるはずなのに思い出せない

じっとしていられないらしく やたらと体を動かす

病気なのだろうか

独り言はあまり良く聞き取れないが 耳だけはダンボになったまま視線は合わさずにいた

電車に乗り込んだら いたた…そんなに押さないでよ と言うけれどそれも大声では無い

しばらくして ゲップをした

あはは クサイなぁ~…(聞き取れない)カレー食べたから…寅さんみたいだなぁ~…恥ずかしいなぁ~…

電車に乗っている間 ずっと記憶を掘り起こす事に専念した

そして やっと思い出した!

放浪の画家 山下清 まさにそんな口調だった

出勤したら 一人体調不良でオヤスミ

何 二日酔いじゃないの 酒は飲んでも飲まれても仕事は休むな!!

日頃一丁前の口利いてるから 年上じゃ無かったら一言いってやりたいところだが

夕刻から雨になった

ひと時激しかった雨も帰宅の頃には上がった

それにしても 妙に面白い一日だったなぁ~

まさに日記
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ガキの自分

2006年11月14日 | 日記
帰宅が遅いことが多い

店じまいした美容院のガラスを鏡にしてダンスの練習をする若者をよく見かける

ヒップホップだ

女性の時もあるし 男性の時もある

見ていてヘタッピと思うこともあるが あの若さは微笑ましい

私がやってみたいと思うことの一つだ

ついでに言うと スケボーもしたい

それからフリークライミング

幾つになっても ガキの自分がいる
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貧乏旅行第2弾は 何故か盛岡へ~エピローグ

2006年11月13日 | 日記
夜行バスの出発は22:30

夕刻前に盛岡に戻った私達は まずお土産を買うことにした

浮世の義理もあるし 自分で食したいものもある

おそらく大半は東京でも手に入るだろうが これもまた楽しみというもの

それが済んでもまだ日の落ちる前である

盛岡市内を見学しようと観光案内所に行ってみた

短時間で楽むとしたら紺屋町番屋という古い町並みが残っている辺りはどうかと勧められた

あっ そこそこ バスで見たあの建物があるところだ

何処から乗っても降りても1回100円の巡回バスがあるという

それに乗ってみることにした

今は公園になっている盛岡城跡の付近である

県庁や市役所があることからも 盛岡駅前よりこの地が主役なのだと判る

鉄道なんてものは ずっと後からできたのだからね

北上川を越えて(地図では超えてるはずだけど記憶に無い^^) 小さな中津川沿いに例の建物はあった

岩手銀行中ノ橋支店 東京駅を手がけた辰野金吾・葛西萬司設計事務所が設計した赤レンガの建物だ

白い花崗岩の帯がアクセントになっている国の重要文化財

だが こんなことは後から仕入れた知識だ

何も知らなくても チラッと目に入っただけでその美しさには惹かれるものがある

そう 美人を見るときの男性の視線と同じかもしれない

両サイドと正面から写真を撮った

現在も利用されているというから土曜の夕刻で無ければ入れたのだ

う~~ん!残念!内部を見れるのだったら定期預金だってなんだってしたのに!実にクソ~って気分!

斜め向かいには盛岡信用金庫(旧盛岡貯蓄銀行)という小さいがなかなかの建物もある

これは この土地に生まれた葛西萬司の作品である

これも当然パンフレット仕込みだが 美人はどの社会でも美人ってことだ

他にも面白い建物がいくつかあった

それは写真で公開の予定

中津川を渡って川沿いを歩いて戻る

いつの間にか闇の世界になっている

例の銀行はライトアップされて一層存在感が増している

威風堂々たるものだ

無計画に飛び出した旅だった

アクシデントも計算外なことも ムダもあったかもしれない

だが人生なんてのはそんなものだ と私は思っている

アクシデントも無く計算どおりでムダの無い人生なんて 私には考えられない

多分一生 こんな風にして人生を送るだろうと思う

そしてそれが出来るならば こんなにハッピーなことは無い

夜になって 居酒屋でイッパイやった

格別美味しいものには巡り合えなかった

それでも心は十分満足していた

東京に戻れば日常が始まるが もう次の貧乏バス旅行を考えている

蛇足だが酔っ払いの勢いで一言(ほとんど夜の日記は常に酔っ払いの戯言だから)

たかがいじめで自殺なんかするなと言いたい

人生は自分で創造するものだ

君が今まで生きてきた時間に どれだけの人の真心があったか

それに自然だって芸術だって 君を拒んだか?

君の年頃のムズカシさ よく 判る

大人の責任だね だが私は納得できない

何も知らないうちに死ぬなんてのは愚かだ

こんなにも美しいものがイッパイあるのに

そして それは君を待っているのに
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寒い朝にお風呂に浸かりながら思ったこと

2006年11月13日 | 日記
数日前まで平日の朝はシャワーで済ませていたが もういけない

今朝 湯船に身を浸しながら しかし人の体って毎日汚れるもんだなぁ~なんて思ったりした(私だけ~?)

週末にキッチンも綺麗に掃除したが あれも毎日使えば汚れる

大学の時のクラスメートのことを思い出した

卒業前に家を出て自活

だが 彼女の話を聞いて驚いた

自炊はしないという キッチンが汚れるから

細い割には食い意地の張っている私は そんなの寂しい~と思った

美味しい食事が出来るなら 掃除もまた喜しだ

人だって生きていれば恥もかくし後悔もするし 人も己も傷つけることもあるし手垢もついてくる(これも私だけ~?)

それを浄化しようと学んだり考えたり 迷ったり悩んだり 

そして使い古しでは無く汚れではなく 年輪を経た輝きや美しさを獲得していくのではないか

そうであるべきだし それでなければ生きている意味など無くなってしまう

彼女は 卒業して数年後に亡くなった

風の便りでは自殺だったらしい
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貧乏旅行第2弾は 何故か盛岡へ~其の五

2006年11月12日 | 日記
宮古からの電車は数時間無い

都会生活の我々は こうした交通網には慣れていない

通勤時間帯なら 2分に一本は電車が来る

仕方なくバスで盛岡に戻ることにした

長い乗車時間を居眠りしたり時折目覚めたりしながら過ごす

盛岡市内に入ってぼんやり外を眺めていた時のことだ

ぎょっとする建物が目に入った

慌ててカメラのシャッターを切る

もう一度 通り過ぎるところを

あ~何だったのだろう 心惹かれる思い

それは夕刻の盛岡散策ではっきりと判ることになる

追記:今日中に旅行記と写真をUPするつもりだったが もうギブ・アップである

   写真は300枚近くに及ぶ超駄作の中から駄作の50枚ほどだろうか 選択してUPした

   だがコメントがまだ途中である故 非公開にしてある

   近日公開の予定だが後悔するかもしれない

   ご覧下さる方への忠告は 批判・中傷・笑い・嘲りは一切禁止

   どうか黙ってひっそりと見てください
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