きょう1月17日は、阪神大震災から18年目。
なぜか朝5時40分に目が覚めて起きてきて5時46分を迎えました。
1時間ほど後、ウォーキングを終えて帰ってきて、新聞を読みました。
いつも最初に読むのは中日新聞。
一面にも社会面に生活保護の記事。
さらになかを開いていくと、生活面に白井さんの生活保護支給切り下げ問題の記事。
webにないので、紙面で紹介します。
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中日新聞 2013年01月17日
次に毎日新聞を読むと、こちらも生活面に上野千鶴子さんのインタビュー記事。
続けて知ってる人の記事で、うれしい気分です。
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毎日新聞 2013年01月17日
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「リアル30’s:選べてる?」は昨年からの連載で、今は専門家のインタビュー。
一昨日は、竹信三恵子さんの記事でした。
「女性と労働」、昨日の中日新聞社説もこのテーマでした。
最後まで読んでくださってありがとう
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なぜか朝5時40分に目が覚めて起きてきて5時46分を迎えました。
1時間ほど後、ウォーキングを終えて帰ってきて、新聞を読みました。
いつも最初に読むのは中日新聞。
一面にも社会面に生活保護の記事。
さらになかを開いていくと、生活面に白井さんの生活保護支給切り下げ問題の記事。
webにないので、紙面で紹介します。
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中日新聞 2013年01月17日
次に毎日新聞を読むと、こちらも生活面に上野千鶴子さんのインタビュー記事。
続けて知ってる人の記事で、うれしい気分です。
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毎日新聞 2013年01月17日
リアル30’s:選べてる? インタビュー/下 毎日新聞 2013年01月17日 ◇自分を追い込む「二重負担」−−NPO「WAN」理事長・上野千鶴子さん(64) 30代女性の生きづらさの原因の一つに、ネオリベことネオリベラリズムの内面化があります。ネオリベラリズムは新自由主義、市場原理主義と訳されますが、一言でいえば自由な競争のもとでの優勝劣敗の原理。社会全体が、成績で優劣をつけられる学校のようになった、と言えば分かりやすいでしょうか。学校化世代の両親に育てられた30’sは、こうした競争のルールを一層強く内面化しています。 こうした女性がトラブルを抱えると、「私の努力や能力が足りなかった」と自分を責めてしまいます。自分にナイフを突き立てているようなもの。「オヤジが悪い」「社会が悪い」と言えるほうがラクかも。私たちの世代は立ちはだかる壁が目の前にあり、石を投げることができた。困難に直面して、敵が外にあると思えるか内にあると思うかは大きな違いです。 メディアなどを通して、キャリアも家庭も余裕も、何もかもを手に入れたようなモデルが描かれますよね。結果、「あれもこれもゲットできるはずなのに、どうして私はできないの?」という不満や自責が生まれます。「専業主婦だけで終わりたくない」「仕事だけの人生はイヤ」という欲求不満を抱え、どちらも合格点を求めてがんばってしまうのです。そして追い詰められて、その閉塞(へいそく)的な状況は自己責任だと落ち込む−−堂々巡りです。 困った状況を自己責任と思ってしまうから、他の人たちと連帯することも闘うことも思い付けない。交渉術もなく、会社からハラスメントを受けても自分に落ち度があったかもと引いてしまう。ストレス耐性がなく、しぶとさや粘りに欠ける。 男女雇用機会均等法は、性別を理由に差別的な処遇をしてはいけないと定めています。ですが、それも男性と同じ雇用区分で採用された女性だけの特権。一般職や非正規には無縁です。 携帯電話もインターネットもなかった時代、女たちは喫茶店や町の公民館に集まって思いのたけを語り合いました。共感し合い、連帯できた。今は公設の女性センターがあちこちにあるのに若い女性が来ない。自分の状況が他人とつながっていると思えないからでしょうね。フェミニズムが40年間闘ってきたのに、状況は変わらなかったどころか悪化しています。私にはそれがつらい。 仕事か家庭か二者択一を迫られた時代、女はどちらか一つを選んで他方をあきらめるしかなかった。そんな私たちの世代に比べて、30’sは選択肢が多様化したと思える点はラッキーかもしれません。でもすべてを手に入れられる人はスーパーウーマン。なのに「なぜできないの?」と自分を責め、他人にも責められる。私はこれを「二重負担」と呼んでいます。昔よりきついかもしれません。【聞き手・中村かさね、写真・須賀川理】 |
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「リアル30’s:選べてる?」は昨年からの連載で、今は専門家のインタビュー。
一昨日は、竹信三恵子さんの記事でした。
リアル30’s:選べてる? インタビュー 竹信三恵子さん 2013年01月15日 毎日新聞 仕事、結婚、出産など、女性は30代で男性より多くの決断を迫られます。どうすれば女性は生きやすくなるのか、専門家に聞きました。 ◇ 「よーい、どん」でみんな一斉に走る時、女性だけ足に育児や介護などの重い球をくくりつけられている。それが日本の現状。速く走れないと「遅い!」とられ、女性も「自分が悪いんだ」と必死になる。女性は最初から重い球があることを意識させられていないんですね。 社会に「重い球」が必要なら、みんなで少しずつ負担するとか税金で支えるなどの方法がある。例えばノルウェーの「パパ・クオータ」制は男性が育休の一部を取るよう誘導する仕組みです。1年の育休を夫婦で半分ずつ分け合えば、夫と妻の会社はそれぞれ半年の休業期間をしのげばよい。妻だけが1年取る前提では、女性社員を採用した会社は損になると考えます。 確かに男女雇用機会均等法ができて女性が働くのは当たり前になった点は良かった。私のころは出産後働く女性は変人扱いされましたから。でも均等法と引き換えに女性も残業が野放しになり、男並みに働く「おやじ女」でなければ正社員として働き続けられなくなった。その結果、「重い球」を抱えて「おやじ型」の働き方についていけない女性は、低賃金の非正規労働に就くしかなくなった。 女性に家事と育児と介護を任せる仕組みが変わらず、女性が夫に扶養されることを選ぶよう誘導する「第3号被保険者制度」も続いています。男女共に働かないとやっていけない社会になったのに、今も社会保障や労働時間は男性が1人で稼ぐことを前提としています。 私は3歳で父を亡くし、薬剤師の母から「男の経済力をあてにして生きるな」と言われてきた。女性が働きやすい社会は男性の選択肢も増え、誰もが生きやすい社会につながります。けれど今、圧倒的にそのリソース(資源)が足りていません。 欧州諸国が、仕事が同じならフルタイムでもパートでも賃金は同じという「同一(価値)労働同一賃金」や、長時間労働規制を進めたのに対し、日本では逆に、低賃金で不安定な非正規を増やし、正社員を削り続けた。正社員1人当たりの負担がさらに重くなり、仕事が過酷になってうつなども増えた。 日本でも同一労働同一賃金、残業規制、保育園整備、職業訓練をしっかり進めることが絶対必要。男女が働きながら安心して子育てできる社会にしなければ少子化は止まりません。こうした仕組みがないまま女性に活躍を求めても限界がある。仕組みのどこに問題があるのかを見極め、「選択肢」を増やせるよう自ら動き出さないと先には行けません。30’sはこうした社会の転換点にちょうど居合わせたわけで、変化に合わせたモデルを自力で設計する面白さもある、と考えてはどうでしょうか。【聞き手・鈴木敦子、写真・中村かさね】 |
「女性と労働」、昨日の中日新聞社説もこのテーマでした。
【社説】女性の賃金 戦力外扱いは許されぬ 2013年1月16日 中日新聞 働く女性の男性との賃金格差が解消しない。社会の一線で働きたいと考えながら出産を機に退職する女性も少なくない。女性の低賃金は将来の低年金にもつながる。是正に取り組むべきだ。 韓国に初の女性大統領が誕生する。今後は女性の社会進出にも関心が高まるだろう。 一方、安倍政権では党三役と閣僚に四人の女性が起用されたが、衆院選で当選した女性は三十八人で全体の7・9%だ。解散前より減った。指導的立場で活躍する女性の比率を二〇二〇年までに30%にする政府目標には程遠い。 賃金の格差もある。選挙直後に経済協力開発機構(OECD)が発表した報告書では、子育てしながら働く女性と男性の格差は比較できる三十カ国中最大だった。 厚生労働省によると、正社員では女性の賃金は男性の約七割程度しかない。男性に比べ管理職が少なかったり、出産などで辞めてしまうため勤続年数が短いからだ。 しかも一度退職すると正社員の再就職先は限られる。多くが非正規雇用になりがちである。OECDも「職場復帰を望んでも難しいため、低賃金の職に追いやられてしまう」と指摘している。この雇用環境も賃金格差の原因だ。 働く女性の二人に一人は第一子出産の前後に退職している。その割合は以前より減ったが、うち四割弱が仕事と子育ての両立が難しく断念している。さらに問題なのは、解雇されたり退職を勧められた人が一割いることである。 「使いづらいから辞めてもらう」では人材の生かし方が間違っている。出産や育児を抱える女性を戦力とみないことは許されない。 低賃金では納める年金保険料も低く低年金や高齢後の貧困につながる。人口減の社会では女性も重要な労働力だし、社会保障の支え手でもある。企業は仕事と子育てを両立させ女性を貴重な戦力に育てることに知恵を絞るべきだ。 取得率が2%と低い父親の育児休業を取りやすくすれば、妻は働きやすくなる。企業には男性の長時間労働を減らし短時間勤務など働き方の多様化を進める責任がある。育休がハンディにならない人事評価や昇給・昇格基準の明確化も求められている。非正規雇用の待遇改善も課題である。 日本が世界最速で進む少子高齢化社会をどう乗り切るか国際社会は注視している。国は男女間の格差をなくし、女性が能力を発揮できる社会の実現を目指すべきだ。 |
最後まで読んでくださってありがとう
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明日もまた見に来てね
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