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みどりの一期一会

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「事実婚も対象」国が前向き 高度な不妊治療費助成/母乳育児、長続きのポイントは しっかり吸わせ量を出す

2017-07-30 20:54:10 | ほん/新聞/ニュース
真夏の強い日光が照りつけるので、
鉢物の花木を寒冷紗のなかに入れてやりました。

紫陽花とキンリョウヘン、右端にはツバキや蘭。
  
まんなかには、キンリョウヘンとサツキなど。
   
風通しをよくするために鉢と鉢は離して、
地面の照り返しを避けるために、コンテナの上に置いてあります。
バテずに酷暑の夏をぶじに越してほしいです。

今年植えたキウイフルーツには10個ほどの実が卵大になっています。
  
その西のトマトにも、赤い実がついています。

山アジサイ

遅咲きの紫陽花
  
アジサイ「マイコ」。赤から白に。


梅の木の下には、まっ白なオニフスベ(キノコ)。

白いうちは食べられる、らしいですが、美味しくないそうです。

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後半は、中日新聞生活面の、
28日と29日の記事を紹介します。

  「事実婚も対象」国が前向き 高度な不妊治療費助成
2017年7月29日 中日新聞

 体外受精など高度な不妊治療への費用助成について、厚生労働省が事実婚夫婦も対象に含める方向で検討を始めた。事実婚夫婦の体外受精は珍しいことではなくなり、一部自治体では独自に助成もしている。事実婚の当事者は「子どもを産み育てたい気持ちは法律婚夫婦も、私たちも変わらない」と、助成拡大に期待を込めている。

 厚労省は今月五日、民法学者や産婦人科医、不妊治療経験者らを招いて会議を開き、制度への課題を聞いた。

 これに先立つ今年四月の参院厚生労働委員会で、塩崎恭久厚労相が答弁で、「出生率が非常に低い。多様化する家族のあり方を受け止めていかなければ」と助成拡大に前向きな姿勢を示していた。

 当事者の受け止めはどうか。事実婚の上田めぐみさん(39)=東京都葛飾区=は二〇一三年にパートナーの男性(44)と、婚姻届を出さずに結婚式を挙げ、同居している。以前から婚姻制度に違和感があり、仕事上、姓が変わると困る事情もあった。相手の姓も変えたくなかった。

 昨年から不妊治療を始めた。検査や薬の処方など出費はかさみ、保険適用外の人工授精も含めてこれまでに十五万円ほどかかったという。今後は体外受精の選択肢もあるが、保険適用外で一回三十万~四十万円と高額なため、上田さんは治療に進むか迷っている。「妊娠するとは限らないし、経済的、精神的、体力的な負担が重い」とつらい胸の内を明かす。

 不妊治療費助成は〇四年度に始まったが、法律婚夫婦限定だ。厚労省は、事実婚夫婦を対象にしていないことについて、子どもの法的地位など「子どもの福祉の観点から検討すべき点がある」ことを理由に挙げていた。

 一方、日本産科婦人科学会は一四年、「倫理に関する見解」を変更。体外受精などの対象者から「婚姻」の言葉を削除し「挙児(子を授かること)を強く希望する夫婦」と改めた。

 国に先立ち事実婚夫婦への助成を実施している地方自治体もある。長野県塩尻市は〇五年度から不妊治療の助成を始め、翌〇六年度途中から事実婚も対象に含めた。十一年間で事実婚夫婦からの申請は二組。当時の担当部長で現市議の永井泰仁さん(70)は「少子化対策の根幹は出産支援。子どもを産み育てたい夫婦がいれば(婚姻の)形態にこだわらず支援をすべきだと考えた」と話す。

 京都府も、保険適用される不妊治療限定だが、事実婚夫婦への助成を行っている。一六年度に助成した約三千七百組のうち十四組が事実婚だった。

 年金や健康保険などの社会保障給付は、生活実態を重視し、事実婚でも法律婚と同じ権利義務関係が認められ、遺族年金を受け取ったり、扶養家族になったりできる。上田さんは「私の年代では不妊治療は待ったなし。早く助成を実現してほしい」と話した。
 (奥野斐)

 <不妊に悩む人への特定治療支援事業> 法律婚夫婦に限り、体外受精などの高額な不妊治療費を初回最大30万円、2回目以降は15万円までを国と都道府県などが助成する。治療開始時に妻が43歳未満、夫婦の合計所得730万円未満が対象。年齢により最大6回まで受けられる。初年度は約1万8000件だった利用件数は年々増加し、15年度は16万件余。 


  母乳育児、長続きのポイントは しっかり吸わせ量を出す
2017年7月28日 中日新聞

 八月一~七日は「世界母乳育児週間」。母乳で育てると、赤ちゃんが病気に感染しにくくなり、母親も産後の回復が早まるなど、さまざまな効果があることが知られるようになった。しかし「母乳が思うように出ない」と悩んだり、授乳中は我慢しないといけない食べ物があると言われたり、ストレスをためる母親は多い。スムーズに始め、長続きさせるポイントを専門家に聞いた。

 「脂っこい食べ物で母乳の通り道の乳管が詰まることは一切ない。何を食べても大丈夫。ただ貧血や骨粗しょう症を防ぐため、鉄やカルシウムは十分取って」

 今月上旬、名古屋市千種区の星ケ丘マタニティ病院で開かれた「プレママおっぱい教室」。母乳育児支援に努めている小児科医、瀬尾智子さん(61)の話に妊婦十人が耳を傾けた。参加した一人は「甘い物は控えないといけないと思っていた。ストレスをかけないことの方が大事と分かり、気が楽になった」と話した。

 厚生労働省の二〇一五年の乳幼児栄養調査では、母乳だけで育てられている赤ちゃんの割合は十年前より増加したものの、生後一カ月で51%、三カ月で55%。一方、妊娠中に「母乳で育てたいと思った」と答えた母親は九割を超えており、希望よりも結果は少なくなっている。母親や赤ちゃんの事情で続けられないケースもあるが、瀬尾さんは「本来七~八割の赤ちゃんは母乳だけで育てられるはず」とみている。

 十分な量の母乳を出すには「赤ちゃんに吸ってもらうこと。しかも産後早く始めるほどいい」と言う。母乳を作るのは乳房にある乳腺。出産を終え、赤ちゃんをつないでいた胎盤が体の外に出ると「おっぱいのスイッチ」が入り、母乳が作られ始める。一方、赤ちゃんは生まれて一時間もたたないうちから自分で乳首を探り当てて吸う。すると、母親の脳に吸われた刺激が伝わり、母乳を作るホルモンが分泌される。

 母乳が本格的に出るのに四十八~七十二時間ほどかかるが、焦る必要はない。出生時の体重が十分な赤ちゃんの場合、その間の栄養を持って生まれているからだ。口を動かしたり、手を吸ったり。赤ちゃんのサインに合わせ、欲しがるだけ吸わせる。これを頻繁に続けると、乳腺から脳に多くの信号が送られ、母乳の量も増えてくる。

 もう一つのポイントは抱き方と飲ませ方。最初は赤ちゃんも不慣れで授乳時間は一回三十分、一日計六時間にも及ぶ。背もたれを倒せるいすなら倒し、背中や腰にクッションを当てて楽な姿勢を取る。おなか同士がくっつくように抱き、赤ちゃんの下あごが乳房に付くと、赤ちゃんは自分で吸い付いてくる。母親が前かがみになると赤ちゃんの口は離れてしまう。

 瀬尾さんは、薬や食べ物の影響についての質問をよく受ける。母親が薬を飲んでも、母乳から出る量は極めて少なく、抗がん剤など一部を除けば、ほとんどの薬が影響ないとされる。カフェインはコーヒーで一日二~三杯、授乳が三時間以上空いてきたら、ビールも缶一本、ワインならグラス一杯まで大丈夫。

 母親が最も悩む「母乳が足りているか」との疑問には「(赤ちゃんが一日に)おしっこ六回、うんち三回していれば足りている」と瀬尾さん。「いつまで続けたらよいか」と聞かれたら「免疫が発達してくる二歳すぎまで続けるのが理想的」と答えている。免疫は母乳を続ける限り、赤ちゃんに届く。仕事復帰で断乳する母親が多いが「やめてしまうと病気をもらいやすくなる。夜だけでも続けると、赤ちゃんの安心感にもつながる」と助言する。
 (小中寿美) 

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7月29日(土)のつぶやき

2017-07-30 00:59:04 | 花/美しいもの
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