みどりの一期一会

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接種、最初の2回を優先 日本脳炎ワクチン不足 /オオデマリの花が白くなってきた

2021-04-20 23:29:07 | ほん/新聞/ニュース
ハクモクレンの下にあるまあるいオオデマリの花が
緑から白に色が薄くなってきました。

冬には雪の重みで横に伸びた枝が折れたので、
一回り小さくなりました。

それでも横幅は三メートルくらいもあります。

あと数日で真っ白なボールになります。

坂の左側には超特大ビバーナム・ステリーレの花も咲いています。

椿カメリア エリナ・カスケードは満開になっています。

西洋シャクナゲもどんどん花が開いて満開に。







目が覚めるようなチシオモミジの赤。


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 接種、最初の2回を優先 日本脳炎ワクチン不足
2021年4月13日 中日新聞
 
 蚊が媒介する日本脳炎ウイルスのワクチンが国内で不足している。昨秋、メーカーの一つで設備トラブルが発生。生産が一時停止したためだ。標準的に、3歳で2回、4歳で1回、9歳で1回−と計4回の接種が推奨されているが、本年度は十分な供給量を確保できそうにない。免疫がない子どものため、国は最初の2回を優先するよう自治体などに呼び掛けている。(植木創太、細川暁子)

3、4回目に遅れ 効果「心配なし」
 三月上旬、間もなく三歳になる娘のため、日本脳炎の予防接種を予約しようとした名古屋市内の三十代女性。かかりつけ医から「供給状況が不安定なので少し待ってもらうかも」と言われ驚いた。別の医院に問い合わせたが、既に予約でいっぱい。結局、かかりつけ医で順番を待つことにしたが、時期は未定で「不安を感じている」と話す。

 日本脳炎ウイルスはブタの体内で増殖。ブタの血を吸った蚊に刺されることで感染する。大半は無症状だが、百〜千人に一人の割合で脳炎などの重い症状が出る。そうなると、致死率は二〜四割にも。子どもの場合、回復しても半数に神経の後遺症が出るとされる。

 蚊の活動が活発な夏から秋の発症が多く、日本では一九六〇年代まで年間数千人の患者が出ていた。しかし、現在は年間十人程度で推移している。ブタの飼育管理が確立され、蚊が産卵する水田も減ったためだ。もう一つ、九五年からワクチンが公費で受けられる定期接種になったことも大きい。発症リスクを75〜95%減らすというデータがあり効果は高い。

 このワクチンで国内シェアの八割を占める阪大微生物病研究会(ビケン、大阪府)でトラブルが発生したのは昨年十一月。約一カ月にわたり製造が止まった。国内にメーカーは二つだけで、もう一社が増産を進めるが、年間供給量は前年比で約二割減、四月から十二月ごろまでは半分程度に落ち込むとみられる。

 厚生労働省は一月、各自治体に対し、供給が安定するまで、計四回の接種のうち最初の二回がまだの人、三、四回目でも定期接種の対象期限が迫っている人を優先するよう通知。四歳、九歳向けに市町村から郵送していた三、四回目の接種の案内も来年度へずらす。対象者が半分になれば何とかまかなえる見通しだ。

 後の二回の接種が通常より遅れてもいいか、不安な保護者は多い。しかし、ワクチンに詳しい名鉄病院(名古屋市)の予防接種センター長、菊池均さん(57)は「大きな影響はない」と説明する。

 菊池さんによると、最初の二回でウイルスに対する免疫はできる。三回目はそれを高め、四回目は長く持続させるのが役割のため、一〜二年延ばしても心配はない。加えて、国内はウイルスが流行している状況でないことも挙げる。

 ただ、ウイルスを持った蚊の発生は国内で毎年報告されている。参考になるのが、国立感染症研究所のホームページにある各都道府県のブタの抗体保有率、つまり感染状況だ。患者はブタの抗体保有率が八割を超える自治体や周辺が多いといい、多くが関東以西。居住地や外で活動する地域が八割を超えているなら、一、二回目は六月までを目安に接種するようにしたい。

 菊池さんは「ワクチンが全くないわけではないため、いつ打てるかを繰り返し相談してほしい。接種するまでは虫よけ対策を徹底することが大事」と訴える。


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