先週まで勉強会があったりとばたばたしてて
ゆっくり料理しているヒマがなかったので、
昨夜は、ひさしぶりに無農薬の野菜料理のオンパレード。
大きなジャガイモはなかにス(空洞)がはいっている可能性があって、
配達できないので、自家用。
なかが少し茶色くなってスがはいってましたがそこだけ避けて、
細くスライスして少し水にさらして、オリーブオイルで炒めてから卵とじに。

赤いものは、マグロのとろではありません(笑)。
赤カブを湯がいて、ポン酢と、ベーコンとオリーブのドレッシンで合えた「赤カブのイタリアンサラダ」。
青物がなくてさびしいので、人参と赤カブを茹でた残りのお湯
白菜の芯の葉を茹でで添えました。
ちょっとたんぱく質が不足かなと思い、冷凍庫からネギトロマグロを出して解凍。
かんたな料理ばかりで、30分ほどで出来上がり。
やさしい味でおいしかったです。
今日は、岐阜赤十字病院の検査の日。
じつは2年ほど前から、子宮体がん(子宮内膜がん)の経過観察中。
半年ごとに、婦人科で細胞診と超音波検査をしています。

子宮体がんの0期は「子宮内膜に異型細胞が認められる(上皮内ガン)」状態ですが、
わたしの場合は、最初、超音波検査で子宮内膜に増殖が認められ細胞診で疑陽性が出たので、
その後、半年ごとに細胞の変化をクラス分け(または陰性・疑陽性・陽性に分類)して評価しているところ。
子宮体がんの検診と精密検査
子宮体がん(子宮内膜がん)
それで毎回、検査の頃には落ち着かなくて、結果に一喜一憂しているというわけです。
前回の8月の検査では内膜全体の細胞を広く採って診たのですが「陰性」。
今回も超音波で診る限りでは、気になる影もなくなっていて、
「たぶんのよい結果をおしらせできそう」とのこと。
健康診断で、「子宮がん検診」と呼ばれる検査は、
子宮の入り口の子宮頸がんの検査(細胞診)で、体がんの検査は含まれていないことがほとんど。
「子宮頸がん」は研究がすすんで、ワクチンも開発され、自治体で集団検診をしているところも多いのですが、
最近増えている「子宮体がん」は、単純型内膜増殖症、複雑型内膜増殖症、異型内膜増殖症、内膜癌とある中で、
子宮内膜細胞診は、専門家でもかなり診断がむずかしいようです。
それで、半年ごとに検査して経過を見ている、というわけです。
母方の祖母が子宮がんで亡くなっているので、子宮がんのリスクは高いとは思っていたのですが・・・。
一度、疑わしい細胞が出ると、ずっと検査を続けるしかないようですが、
まっ、このまま陰性が続くことを祈っています(他人事みたい・笑)。
わたしの場合は、さいしょ不正出血があって紹介状を書いてもらって受診したので、
子宮体がんの検査だけでなく、卵巣がん、子宮頸がんの超音波検査もいっしょにしています。
保険適用なので、一回の検査で全部で5000円ほどです。
子宮体がんの心配はありますが、他の婦人科のがんも定期的に診てもらえるので、
考えてみれば安心です。
子宮がん検診について
子宮頚がんの基礎知識(愛知県がんセンター)
卵巣がんは、症状が出にくく早期発見が難しいがんですが、
超音波検査をすれば、簡単に見つかります。
子宮体がんも、早い時期にちゃんと検査をすれば見つかるので、
ブログをみたあなたも、この機会に、ぜひ検診を受けることをおススメします。
応援クリック
してね 


本文中の写真をクリックすると拡大します。
ということで、ここからは、子宮頸がんの新聞記事。
最後まで読んでくださってありがとう
クリックを
記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね

ゆっくり料理しているヒマがなかったので、
昨夜は、ひさしぶりに無農薬の野菜料理のオンパレード。
大きなジャガイモはなかにス(空洞)がはいっている可能性があって、
配達できないので、自家用。
なかが少し茶色くなってスがはいってましたがそこだけ避けて、
細くスライスして少し水にさらして、オリーブオイルで炒めてから卵とじに。

赤いものは、マグロのとろではありません(笑)。
赤カブを湯がいて、ポン酢と、ベーコンとオリーブのドレッシンで合えた「赤カブのイタリアンサラダ」。
青物がなくてさびしいので、人参と赤カブを茹でた残りのお湯
白菜の芯の葉を茹でで添えました。
ちょっとたんぱく質が不足かなと思い、冷凍庫からネギトロマグロを出して解凍。
かんたな料理ばかりで、30分ほどで出来上がり。
やさしい味でおいしかったです。
今日は、岐阜赤十字病院の検査の日。
じつは2年ほど前から、子宮体がん(子宮内膜がん)の経過観察中。
半年ごとに、婦人科で細胞診と超音波検査をしています。

子宮体がんの0期は「子宮内膜に異型細胞が認められる(上皮内ガン)」状態ですが、
わたしの場合は、最初、超音波検査で子宮内膜に増殖が認められ細胞診で疑陽性が出たので、
その後、半年ごとに細胞の変化をクラス分け(または陰性・疑陽性・陽性に分類)して評価しているところ。
子宮頸部・体部細胞診のクラス(ポポロの森) 【子宮体部細胞診】 子宮体がんは子宮内膜にできるがんです。子宮内膜細胞を採取し、顕微鏡でがん細胞の有無を調べ、 5段階評価(Ⅰ~Ⅴ)しています。(パパコロニー分類) 「がんの進行度」とは全く異なるものですので、ご注意下さい。 正常 Ⅰ:「正常細胞」 Ⅱ:正常範囲ですが、生活している上で起こり得る範囲の細胞変化を認めます。 疑陽性Ⅲ:「子宮内膜増殖症」の疑い ホルモンバランスの異常などで起こり得る範囲の細胞変化ですが、 一部が「前がん病変」として数ヶ月から数年単位でがんに移行していくので 注意が必要です。 精密検査(組織診・子宮鏡など)を行う必要があります。 この中には、単純型・複雑型があり、前者がⅢa、後者がⅢbに相当しますが、 後者の方ががんに移行する確率が高くなります。 陽性 Ⅳ:「上皮内がん(0期=内膜にとどまる)」の疑い Ⅴ:子宮体がんを疑う細胞が検出されています。 *頸部、体部細胞診ともに、「疑陽性」の場合は早めの精密検査とその後の定期検診、 「陽性」の場合は、すぐに精密検査・治療が必要です。/td> |
子宮体がんの検診と精密検査
子宮体がん(子宮内膜がん)
それで毎回、検査の頃には落ち着かなくて、結果に一喜一憂しているというわけです。
前回の8月の検査では内膜全体の細胞を広く採って診たのですが「陰性」。
今回も超音波で診る限りでは、気になる影もなくなっていて、
「たぶんのよい結果をおしらせできそう」とのこと。
健康診断で、「子宮がん検診」と呼ばれる検査は、
子宮の入り口の子宮頸がんの検査(細胞診)で、体がんの検査は含まれていないことがほとんど。
「子宮頸がん」は研究がすすんで、ワクチンも開発され、自治体で集団検診をしているところも多いのですが、
最近増えている「子宮体がん」は、単純型内膜増殖症、複雑型内膜増殖症、異型内膜増殖症、内膜癌とある中で、
子宮内膜細胞診は、専門家でもかなり診断がむずかしいようです。
それで、半年ごとに検査して経過を見ている、というわけです。
母方の祖母が子宮がんで亡くなっているので、子宮がんのリスクは高いとは思っていたのですが・・・。
一度、疑わしい細胞が出ると、ずっと検査を続けるしかないようですが、
まっ、このまま陰性が続くことを祈っています(他人事みたい・笑)。
わたしの場合は、さいしょ不正出血があって紹介状を書いてもらって受診したので、
子宮体がんの検査だけでなく、卵巣がん、子宮頸がんの超音波検査もいっしょにしています。
保険適用なので、一回の検査で全部で5000円ほどです。
子宮体がんの心配はありますが、他の婦人科のがんも定期的に診てもらえるので、
考えてみれば安心です。
子宮がん検診について
子宮頚がんの基礎知識(愛知県がんセンター)
卵巣がんは、症状が出にくく早期発見が難しいがんですが、
超音波検査をすれば、簡単に見つかります。
子宮体がんも、早い時期にちゃんと検査をすれば見つかるので、
ブログをみたあなたも、この機会に、ぜひ検診を受けることをおススメします。
応援クリック




本文中の写真をクリックすると拡大します。
ということで、ここからは、子宮頸がんの新聞記事。
子宮頸がん:産婦人科医の対馬ルリ子さんに聞く/1 「進行すると大手術に」 2010年2月11日 毎日新聞 若い女性の発症率が高い「子宮頸(けい)がん」。前がん状態で見つかれば、外来で済むほど簡単に切除できるが、進行すると周囲に転移しやすく大手術になる。独がん研究センターのハラルド・ツア・ハウゼン名誉教授が、感染源のウイルスを発見。その後、ワクチンが開発され、予防可能になった。日本では09年12月にワクチンが認可されたばかりで、認知度は低い。産婦人科医として、啓発に力を入れる対馬ルリ子さんに聞いた。【岡礼子】 --どのようながんですか。 子宮がんには、子宮頸がんと子宮体(たい)がんがあって、できる場所も性質も全然違います。体がんは、子宮の内膜にできるがんで、内膜は女性ホルモンの影響で厚くなったり、はがれたりしているので、ホルモンバランスが崩れると発症しやすい。更年期や肥満、高血圧にも関係があって、中高年がかかりやすいのです。子宮頸がんは、子宮の入り口(頸部)にできるがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルス感染が原因です。 --感染するのですか。 性交渉で感染します。HPVは皮膚や粘膜につくウイルスで、皮膚にできる水イボなどに関係があります。男性も女性も持っている、ごくありふれたウイルスなんです。ただ、子宮は体の奥にあって、ウイルスが自然に入りにくい場所です。そこにウイルスが届くのは、性交渉の時だということです。 --男性は感染しない? 陰茎がんになりやすいですが、関連性は50%程度。肛門がんが80%。子宮頸がんは99%以上です。男性はウイルスの「運び屋」になってしまうことがあって、パートナーが変わったり、複数だったりすると、どんどん広がってしまう。 --子宮頸部はがんになりやすいのですか? 子宮内部の赤い粘膜と、膣(ちつ)のピンクの粘膜のつなぎ目があって、幹細胞が変化しやすい。HPVの影響を受けやすい特異な場所です。変化した細胞は異型上皮といって、正常でもなく、がんでもない「前がん状態」(ゼロ期がん)です。「前がん状態」の細胞の9割は数年で正常に戻りますが、ごく一部が悪性化して、本当のがん細胞になる。今は、細胞が変化するのはHPVに感染した後だとわかっています。 --自覚症状は。 進行すれば、不正出血がありますが、それまではありません。ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニックでも、初めて不正出血があって、検診にきた24、5歳の女性が進行がんだったケースがありました。つらいですよ。子宮頸がんは、すぐに膣や周りの靭帯(じんたい)に進むので、子宮、膣、卵巣、リンパ節も切除しますし、ぼうこうや直腸を通っている神経を切らなければならない。輸血も必要で、婦人科では一番大きな手術です。その上、膣が短くなって性交障害があり、排尿障害を抱えて生きることになります。逆に、前がん状態か、上皮内がんで見つかれば、粘膜をうすくそぎとるだけの、外来でもできるような手術で済む。99%直ります。 ◇つしまるりこ 1958年青森県生まれ。弘前大学医学部卒。産婦人科医。東京大学病院、都立墨東病院周産期センター産婦人科医長などを経て02年にウィミンズ・ウェルネス銀座クリニックを開院。 03年、女性外来を進める「女性医療ネットワーク」を設立。著書に「女性外来が変える日本の医療」(築地書館)ほか。 (2010年2月11日 毎日新聞) |
子宮頸がん:産婦人科医の対馬ルリ子さんに聞く/2止 「検診、ワクチンで予防を」 2010年2月11日 毎日新聞 --若い女性がかかりやすいのですか。 若者の方が、がん化しやすい「ハイリスクHPV」が多いのです。たぶん、性交のチャンスが多いからだと思います。HPVは100種類以上、発見されていて、そのうち、ハイリスクタイプは15種類。もっとも多いのが16型と18型で、世界の子宮頸がんの7割を占めます。 --ワクチンの副作用は。 痛いとか、赤くなるとか(笑)。HPVは、球形の殻の中にDNAが入ったウイルスです。ワクチンは遺伝子工学的に、この殻と同じものを作って、DNAが入っていない偽の殻だけを打ちます。すると体内に抗体ができて、次に同じ形のものが入ってきた時に、中にDNAがあってもなくても攻撃する。ただのタンパクで、ワクチンに病原性はないんです。 --ワクチンが効果的な年代は。 性交渉が始まる前に打てば、16型と18型についてはブロックできる。日本で認可されたGSKワクチンは10歳以上で上限なしです。6カ月間に筋肉注射を3回。免疫ができれば、高い免疫力を保てます。先進国では5、6年前から、9歳~14歳くらいの女の子全員に、学校でワクチンを接種しています。もともと検診率も80%以上の国が多く、子宮頸がんの死亡率は低い。欧米の女の子は、恋人ができて、性交渉があったら、HPVに感染するリスクがあると知っていますよ。 --日本は? 検診率は23%で、都市部ほど低い。特に20代の検診率は10%に届きません。ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニックで調べたところ、子宮頸がん検診を初めて受けた年齢は平均31歳でした。検診は、頸部の細胞を顕微鏡で見て「前がん状態」を見つけ、治療するためなので、本当は、20代前半が検診開始の時期です。性交の開始から5年~10年でがんになりますから、がんになる前に見つけられなくなってしまう。 --ワクチンが認可されました。 日本は遅れていて、先進国では最後です。公費負担の話は、自治体によって進みつつあるところです。自費では接種料、手技料、診察料などを入れて、3回で約5万円かかります。日本には正確ながん統計がなく、年間8000人~1万5000人が新たに子宮頸がんにかかり、2500人~3500人が亡くなっているといいます。性交開始年齢が早くなっていて、高校3年生で4、5割の女子生徒が性交を開始していますから、20代の子宮頸がんは10年前の5、6倍に増えていると思います。 --すでに20代以上の女性はどうすれば。 検診を受けてください。ワクチンの効果もあります。もし16型のウイルスを持っていたとしても、18型をブロックできればリスクを減らせる。すでに前がん状態になったことがあって、局所免疫で排除されたかもしれませんが、その場合は体内に抗体ができるわけではないので、別の相手から新たに感染する可能性があります。10代前半の予防効果が7割とすると、30代で5割、40代でも3、4割のリスク低減があると言われています。特に、未婚の30代、40代は若者と同じです。性交渉の機会があって、パートナーが変わる可能性がある人は、どの年代でも予防効果が期待できます。 ◇つしまるりこ 1958年青森県生まれ。弘前大学医学部卒。産婦人科医。東京大学病院、都立墨東病院周産期センター産婦人科医長などを経て02年にウィミンズ・ウェルネス銀座クリニックを開院。 03年、女性外来を進める「女性医療ネットワーク」を設立。著書に「女性外来が変える日本の医療」(築地書館)ほか。 |
最後まで読んでくださってありがとう




明日もまた見に来てね

