今日は二十四節気の雨水(うすい)。
「雪が雨に変わり、氷が解けて水になるころ」とされる。
朝はうす霜が降りていたけれど、陽射しもあたたかく、
もう春だなぁ、と感じる一日でした。
昨日の、最高裁が民法の規定について憲法判断を示す見通しになった
というニュースから一夜明けて、朝日新聞は一面から続く、
「夫婦別姓憲法判断へ女性の再婚禁止期間も」の記事。
2面の「■自民は慎重、民・共・社は前向き」に載っている
「主な政党の姿勢」のイラストの元になっているのは、
わたしが管理・運営している旧P-WANにアップしてある
「ジェンダー平等政策を求める会」のデータ。
と上野さんからメールが届き、さっそく記事をよく見てみた。
ジェンダー平等政策を求める会(http://p-wan.jp/wp/p-wan/)が
2012年衆院選挙時に行った調査から朝日新聞が抽出した」
と出典もちゃんと表示してある。
「市民と政治をつなぐP-WAN」
元のデータの詳細は、こちら↑にアップしてあります。
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2015年2月19日 朝日新聞
夫婦とは家族とは…民法の岐路 別姓など最高裁初判断へ
2015年2月19日 朝日新聞
夫婦のあり方を決めている民法の規定について、最高裁が憲法判断を示す見通しになった。長く続いてきた議論に終止符が打たれるのか。夫婦別姓などを求めてきた当事者たちは期待を寄せた。一方、世論は揺れ、国会議員たちの態度も割れている。
「私たちだけではなく、多くの人が迷って、困っている。実情をよく踏まえて判断してもらいたい」
東京都のフリーライター加山恵美さん(43)は18日午後、東京都内で会見した。夫婦別姓を認めないのは違憲だと、2011年に国を訴えた原告の1人だ。
00年に会社員の夫と結婚。ふだんは旧姓を名乗ったが、格下げされたような気分になった。書類にどちらの姓を書くのか迷うのも嫌になり、04年に法的には離婚。事実婚の夫婦として暮らす。「これまで何度も制度が変わることを期待したが、ダメだった。結果を待ちたい」と話した。会見に同席した榊原富士子弁護団長も「司法が憲法判断を避ける可能性もあった。まずは一歩。とてもうれしい。国を動かすよう、きちっと憲法違反と書いて欲しい」と語った。
最高裁に期待しているのは女性ばかりではない。
元神奈川県立高校教諭の宮脇隆志さん(63)は「ようやくここまで来たのか、という思いです」。90年に妻の姓で婚姻届を出したが、高校では旧姓の「宮脇」を使い続けた。当時は人事異動の際に新聞掲載される自分の名前は、あくまでも戸籍名で、それが苦痛だった。「私だということが、生徒にも保護者にもわからない。所在不明のようだった」。退職後に県を相手取って提訴。県教委が旧姓使用を認める範囲を広げたため、和解した。
広島県竹原市の無職蔵本正俊さん(69)は89年、当時の妻とともに、女性に再婚禁止期間を設けた民法の規定は憲法違反だと広島地裁に提訴した。最高裁は95年、憲法判断を示さないまま、上告を棄却。それから20年が経った。「本来は政治がもっと早くやるべきだったが、動かないままきてしまった。最高裁は正面から違憲と言って、政治の背中を押してほしい」
■置き去りにされた課題
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国際社会では男女平等の機運が高まり、これまで国連の女性差別撤廃委員会などが繰り返し、この2項目を含む民法の規定を改めるよう日本に勧告。日本政府は毎回、民法の改正案はまとめたが、国会に提出できていないことを報告するにとどまっている。
■自民は慎重、民・共・社は前向き
夫婦別姓制度の導入や、再婚禁止期間の廃止・短縮をめぐって、自民党内には「伝統的な家族が壊れる」といった反対が根強く、見直しには慎重だ。一方、民主党や共産党、社民党には前向きな議員が多い。
朝日新聞と東京大学・谷口将紀研究室が昨年末の衆院選時に行った共同調査では、当選した議員のうち選択的夫婦別姓に賛成が30%、反対45%だった。政党別にみると、自民は賛成が8%にとどまり、反対は65%に上る。逆に民主は賛成が68%、反対は8%だった。
自民党では02年、野田聖子前総務会長らを中心に「例外的に夫婦の別姓を実現させる会」が発足。「職業生活上の事情」などがある場合、家庭裁判所の許可を得て、例外的に夫婦別姓を認める議員立法の提出を模索した。しかし、党内の了承が得られず断念。その後も、本格的な議論にはなっていない。
再婚禁止期間の短縮についても07年の第1次安倍内閣時に、自民党内に民法改正を目指す動きもあったが、これも先送りされた。安倍晋三首相は保守的な家族観を重視しているとされ、自民党政調幹部の一人は18日、「最高裁の判断が出たわけではない。しばらくは様子見だ」と語った。
一方、民主党は政権にいた10年、千葉景子法相や社民党の福島瑞穂・男女共同参画担当相らを中心に、選択的夫婦別姓の導入、再婚禁止期間の100日への短縮などを盛り込んだ民法改正案を国会に提出しようとした。しかし、社民とともに連立を組んでいた国民新党が反対。民主内の一部に異論もあって断念した。
当時、野党だった自民党は10年夏の参院選の政策集に「夫婦別姓を選択すれば、必ず子どもは両親のどちらかと違う『親子別姓』となります」「日本の家族の絆を守ります」などと記し、反対した。
■民法の条文
〈民法733条1項〉女は、前婚の解消又は取消の日から六箇月を経過した後でなければ、再婚をすることができない
〈民法750条〉夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する |
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本文中の写真をクリックすると拡大します。
パンがたくさんあるからと、ほくちゃんが届けてくれました。
お店で出している、おいしいと評判のパンです。
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あまり日持ちしないかも、ということなので、
全粒粉のパンは、薄くスライスしてラスクにすることにしました。
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薪ストーブの上に置いて、時どきひっくり返せば、
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かりかりラスクのできあがり。
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このまま食べてもおいしいのですが、
半分くらいは、日本蜜蜂の蜂蜜を塗りました。
小腹がすいたときにつまんだり、コーヒーのおともにピッタリです。
「なばなの里」の花市場で買ってきたデンファレ。
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10本で198円と格安でした。
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部屋の中が、ぱっとはなやいでいます。
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