熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

新人弁理士研修 課題

2007-02-08 23:14:07 | Weblog
明細書作成「電気」の課題を作成し、提出しました。
特許請求の範囲の作成が設問ですが、どの程度まで上位概念クレームを作成するかが不明なため、とりあえず最大限の上位概念クレームを作成しました。実務では、実施形態の追加が必要ですが、そこまでは要求されていないようです。
クレームは、装置クレーム・方法クレーム・プログラムクレームと装置クレームの従属クレーム(進歩性対応)の4クレームを作成しました。
実務上は、サーバークレーム、クライアント・サーバーシステムクレームの作成が必要ですが、そこまでは踏み込みませんでした。
疑問点を記載してもよいとのことでしたので、
①上位概念クレームを作成した場合、実施形態をどの程度記載すればよいのか、
②クライアント・サーバーシステムで、第三者がサーバーを国外に設置して特許発明を実施する場合を想定して、どのようなクレームを作成すべきか、
の実務上の疑問点を記載しました。
参考になる回答が得られると思いますので大変楽しみです。
それにしてもこの研修課題は、実務経験が少ない人には酷ですね。
明日は、化学と機械の課題に挑戦します。
化学はかなり難しそうです。
ガンバロー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする