熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

英会話

2007-02-20 14:26:16 | Weblog
風邪でダウンして月曜日の夜に受験する予定のTOEICを受けることができませんでした。
TOEICに関連して、私の英会話に関するお話をしてみます。英会話学習歴は約30年で、この間、集中的に学習した時期、ほとんど活動していない時期があります。
英会話勉強の切っ掛けは、30年ほど前に、現在勤務している企業の研究開発部門に入社したとき、外資系企業特有の英語の論文の要約と報告を命じられたことにあります。学生時代に英語が苦手でほとんど勉強していませんでしたので、この報告には苦労しました。私の報告時間の倍以上の時間、上司の質問と訂正指示があり、毎回この報告は苦痛でした。これではいけないと英語の勉強を開始することにしました。当時、勤務場所が赤坂でしたので、近くの四谷にある英会話学校に入学しました。英語の論文翻訳の勉強であれば、英文法の勉強をするのが普通の勉強方法だと思うのですが、なぜか英会話の勉強を選択した訳です。結果的にはこの選択が正しかったことになります。
当時の英会話学院の先生は、米国人の若い金髪女性で、とても素敵な人でした。それが理由か、毎週1日ほとんど休まず1年間通い続けました。その先生から、週1日2時間程度の勉強では、それほど上達しないので、毎日勉強しなさいと言われ、NHKのラジオ英会話を勧められました。このラジオ英会話は、私の英会話勉強の中心となるもので、現在も番組は異なりましたが継続しています。
英会話学院での勉強は、勤務地が神奈川県に移動したことにともない終了しましたが、新しい勤務地でも近くにあるコミュ二テイセンターで、英会話クラブに入会して勉強を続けました。この英会話クラブでの勉強は、約25年程続き、この間多くの人と知り合いになり、親友と呼べる人との出会いもありました。
英会話の勉強は、単に英語が上手くなるだけでなく、多くの人との出会い、仕事で海外の国際会議に出席する等のメリットもありました。
現在は、NHKラジオ英会話「ビジネス英会話」と毎週木曜日の夜の英会話教室での勉強、インターネットのJapan Times Onlin 英文ニュースを読むことを実践しています。
私の勉強方法は、プロセスを楽しみながら長く継続することを重要視しています。
英会話の勉強も約30年継続し、現在では日常会話に不便は感じませんし、英文判例等の英文を読むことにもそれほど苦労はしなくなりました。
弁理士の試験勉強も同様に、プロセスを楽しみながら勉強してきたように思います。
知的財産権法の勉強も、中央大学法学部と早稲田大学大学院での勉強期間を合わせると7年間になります。この間も学生生活を楽しみながら勉強してきたように思います。
無理をしないで長く継続することが、私にとって一番合った勉強方法ではないかと思っています。何方の発言かは忘れましたが、「成功の秘訣は成功するまで継続することです。」というお話を聞いたことを思いだしました。
弁理士試験も同様で、勉強を継続していけば必ず合格する試験だと思います。短期合格に執着しないで、プロセスを楽しむ余裕を持って勉強するほうが、人生豊かになると思います。
コメント
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