熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

セミナー

2007-04-11 22:26:00 | Weblog
セミナーの講師をすることになりました。このセミナーでは、過去に2回講師をしています。そのときのテーマは、「技術者・知財担当者に対する特許教育」でした。今回のテーマは、「知財担当者のコンピテンシーマネージメント(専門能力育成)」です。
企業で3年間知財担当者専門教育の講師をしていますので、その経験を基に具体的な教育内容を説明する予定です。セミナーは、7月中旬開催なので3ヶ月の準備期間があり、かなり具体的な話が出来そうです。
最近の知財教育は、知財戦略等の華やかなテーマが主流ですが、私は、知財担当者のコアコンピテンシー(必須専門能力)を発明の特定・明細書作成・拒絶理由対応(特に進歩性判断)・技術的範囲の解釈・無効化資料調査に特定して、そのスキル向上教育を具体的に説明する予定です。これらのコアコンピテンシーが低いと、知財戦略を云々しても意味がないと思います。個人的には、上記コアコンピテンシーの教育に、もう少しスッポトライトを当てても良いのではと思うのですが。皆さんはどのようにお考えでしょうか。
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