熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

近代日本の美術

2007-04-22 14:03:08 | Weblog
東京国立近代美術館の所蔵品ギャラリーで、近代日本の美術展を観て来ました。

http://www.momat.go.jp/Honkan/permanent20070310.html#outline

絵画・彫刻・水彩・素描・版画・写真など、約9,300点あるコレクションから、毎回180~250点の作品を選び、20世紀初頭から現代に至る日本の近代美術の流れが概観できるよう展示してあります。4階から始まり、2階まで時代順にフロアを下っていく構成になっており、1時間程でゆっくり観ることができます。
菊池芳文《小雨ふる吉野》、岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》、東山魁夷《白夜光》、《残照》、 《道》 等の優れた作品が多数あります。観覧料420円と手頃な料金で、日本美術を楽しむことが出来ます。
私は、モネを代表とする印象派の作品が好きで、日本美術はあまり興味がなかったのですが、今回の展示を観て、日本美術に対する認識が変わりました。素晴らしい作品が数多くあり、ヨーロッパ絵画の影響を受けながら日本美術の独自性を発揮しようと苦悩している画家の努力の跡が見られ、興味深い展示でした。
コメント
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