知財のプロを目指す私ですが、我が家にもプロがいます。それは妻です。スーパーへの買い物には一緒に行くことが多いのですが、私は買い物用のカートを引いて妻の後ろからついて行きます。そのときの買い物は、見事です。一週間分の料理の予定を考えて、食品の値段、量、賞味期限、我が家の冷蔵庫の容量、他のスーパーの商品の値段等を考えながら購入する食品をカゴの中に入れていきます。とても真似できません。その他にも、家計のやり繰り、子育て、料理(これはプロ級)等見事なものです。このスキルを資格に例えると、ファイナンシャルプランナー、保育士、調理師等ですね(チョットほめ過ぎですかね)。
世間的にはあまり目立ちませんが、隠れたプロがいます。20年前に製紙工場を見学したときに、紙試験担当者の方とお話ししましたが、この方は紙の厚さ80μmを±2μmの精度で手触りで判断するそうです。実際にその妙技を拝見しましたが、見事の一言です。それから、紙表面の不純物を目視で判断する方の妙技も見事でした。この方は、A0サイズの紙500枚程度の紙表面の不純物を30秒程度で検査します。私は、不純物がある紙の表面を10分かかって見てもその存在を見つけることはできませんでした。熟練の技に感動しました。
この方達以外にも、多くのプロがいます。「ポンパドール」というパン屋さんのレジ係の女性。この方は、お客さんの買ったパンの値段を打ち込みながらパンを袋に一つづつ詰めていきますが、驚くのはそのスピードです。他のレジの方の2倍の速さで仕事をしていきます。この方のレジの前は、いつも大勢の人が並びます。私もその列に並んで、その方の技の見事さに見とれていました。
それから、もう一人。京都駅前食堂「力餅」の店員のお姉さん。この人は、注文のメモを取っているようには見えないのですが、混雑しているときでも正確に会計していきます。2度程食事して、良く観察していたのですが、メモはとっていませんでした。ものすごい記憶の持ち主です。
最近、この方達の技は機械に取って代わられ、本当のプロの技を見る機会が少なくなってきたのは寂しい限りです。
結構身近なところに本当のプロがいます。これからどのようなプロと遭遇するのか、楽しみです。
世間的にはあまり目立ちませんが、隠れたプロがいます。20年前に製紙工場を見学したときに、紙試験担当者の方とお話ししましたが、この方は紙の厚さ80μmを±2μmの精度で手触りで判断するそうです。実際にその妙技を拝見しましたが、見事の一言です。それから、紙表面の不純物を目視で判断する方の妙技も見事でした。この方は、A0サイズの紙500枚程度の紙表面の不純物を30秒程度で検査します。私は、不純物がある紙の表面を10分かかって見てもその存在を見つけることはできませんでした。熟練の技に感動しました。
この方達以外にも、多くのプロがいます。「ポンパドール」というパン屋さんのレジ係の女性。この方は、お客さんの買ったパンの値段を打ち込みながらパンを袋に一つづつ詰めていきますが、驚くのはそのスピードです。他のレジの方の2倍の速さで仕事をしていきます。この方のレジの前は、いつも大勢の人が並びます。私もその列に並んで、その方の技の見事さに見とれていました。
それから、もう一人。京都駅前食堂「力餅」の店員のお姉さん。この人は、注文のメモを取っているようには見えないのですが、混雑しているときでも正確に会計していきます。2度程食事して、良く観察していたのですが、メモはとっていませんでした。ものすごい記憶の持ち主です。
最近、この方達の技は機械に取って代わられ、本当のプロの技を見る機会が少なくなってきたのは寂しい限りです。
結構身近なところに本当のプロがいます。これからどのようなプロと遭遇するのか、楽しみです。